JCBカードSは年会費永年無料でクラブオフ優待が使える!デメリットは?
  • 2024年3月1日
  • 2024年3月28日
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JCBカードSのメリットとデメリット|年会費無料でクラブオフ優待が使える!

JCBカードSは、2023年12月より新たに発行された、JCBオリジナルシリーズのスタンダードカードです。

JCB一般カードのリニューアル版にあたるカードですが、「どう変わったの?」「どんな特典が付帯しているの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、JCBカードSならではのメリットと、注意が必要なデメリットを詳しく紹介します。

またメリット・デメリットを踏まえたうえで、JCBカードSがおすすめな方についても解説しますので、入会を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

JCBカードSのメリット
  • 年会費永年無料
  • 家族カードやETCカードも年会費無料
  • JCBカードS優待 クラブオフを利用できる
  • JCBカードWと違い40歳以上の方も申し込める
JCBカードSのデメリット
  • 基本の還元率が0.5%とやや低め
  • 国内旅行傷害保険は付帯しない
  • 国際ブランドはJCBのみ
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※本記事の価格は全て税込みです。

この記事の監修者
高橋尚
高橋尚
保有資格

都市銀行に約30年間勤務。後半15年間は、課長以上のマネジメント職として、法人営業推進、支店運営、内部管理等を経験。2012年FP1級取得。現在は公益社団法人管理職。

JCBカードSの特徴・基礎知識

JCBカードS

JCBカードS
ポイント還元率0.50%~10.00%※1
名称Oki Dokiポイント
1ポイントの価値5円
交換可能マイルANAマイル、JALマイル、スカイマイル
年会費初年度無料
2年目以降
家族カード
旅行保険海外最高2,000万円(利用付帯)
国内なし
ETCカード発行手数料無料
年会費
ポストペイ型電子マネーQUICPay
国際ブランドJCB
発行会社株式会社ジェーシービー
発行期間最短即日※2
詳細公式サイトを見る
※1 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※2 【1】9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。

JCBカードSは、2023年に新しく登場したJCBオリジナルシリーズのスタンダードカードです。

ナンバーレスと番号ありの2種類から選択可能で、どちらも年会費永年無料で作れます。

盗み見などのリスクを軽減できるナンバーレスカードは、インターネット申込なら最短5分でカード番号を発行できるスピーディさもメリットです。

JCBカードSのバイオマスカード

券面は、通常タイプとバイオマスを使用したホワイトタイプが用意されており、好みに応じて選べます。
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優待店でのポイント還元率は最大5.0%

JCBカードSの基本の還元率は0.5%と平均的です。

ただし、オリジナルシリーズのパートナー店であるセブン-イレブンやスターバックスなどでは、2~20倍のポイントアップが狙えます。

優待店での還元率は最大5.0%にもなります。

付帯する特典や保険も充実

JCBカードSならではの特典として、クラブオフ優待が付帯しています。

JCBカードSの会員は、クラブオフに会員登録すると、国内外20万ヶ所以上でいつでも割引やサービスが受けられます。

そのほか最高2,000万円の海外旅行保険、ショッピング保険、スマートフォン保険などが付帯し、補償面も充実しています。

またJCBカードSは、家族カードとETCカードの発行手数料、年会費が無料です。

家族カード会員は、本会員と同等のサービスが受けられるので、付帯する特典や保険は家族会員それぞれ利用できます。
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JCBカードS優待 クラブオフを利用できる

JCBカードSクラブオフ

JCBカードSには特典が多数付帯していますが、中でも魅力的なのは「JCBカードS優待 クラブオフ」です。

JCBカードS優待 クラブオフとは、グルメ、レジャー、エンタメなど国内外20万ヶ所以上の店舗・施設で割引が受けられるサービス。

映画館や水族館、レストラン、ホテルなどを会員限定の優待料金で利用できるので大変お得です。

例えばイオンシネマでは、一般料金1,800円が500円引きの1,300円に割引されます。

ポイント還元ではなく、料金割引で使うお金を減らせるのが大きなメリットですね。

ほかにも以下のような店舗で割引が受けられます。

カテゴリーサービスの一例
グルメ・レストランPIZZA-LAピザを含む4,000円(税込)以上の注文1回500円割引
銀座ライオン会計より10%オフ
レンタカーニッポンレンタカーレンタカー基本料金から17%~41%オフ
映画・カラオケイオンシネマシネマチケット(カード・一般)
1,800円→1,300円
TOHOシネマズ映画鑑賞チケット 一般
2,000円→1,500円
カラオケ館ルーム料金30%オフ
水族館・テーマパークサンシャイン水族館高校生以上スタンダード会員
2,600円~2,800円(税込)→2,400円(税込)
ナガシマスパーランドパスポート(遊園地入場+のりもの乗り放題)
大人(中学生以上):5,800円(税込)→5,220円(税込)
学ぶ生涯学習のユーキャン受講料の10%相当のAmazonギフトカードプレゼント
英会話イーオン入学金:全額免除
授業料:10%オフ
※掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。
店舗によっては、最大80%OFFの割引も!お出かけの際には行き先の優待の有無をぜひチェックしてみてくださいね。

JCBカードSには、クラブオフ優待以外にも以下のような優秀な特典が付帯しています。

JCBカードSのその他の特典
  • JCBスターメンバーズ
    前年の利用金額に応じてポイントアップ
  • ハワイ特典
    ワイキキトロリーの乗車賃が無料
  • 海外旅行傷害保険
    最高2,000万円の補償が付帯
  • ショッピングガード保険
    海外で購入した商品を年間最大100万円まで補償
  • JCBスマートフォン保険
    ディスプレイ破損の修理費用を年間最高30,000円まで補償
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JCBカードSとJCBカードWの違い

JCBカードSJCB CARD W

JCBカードSとJCBカードWは、どちらもJCBオリジナルシリーズのスタンダードカードです。

どちらも年会費無料で持てるので、選ぶ際に迷ってしまうという方も多いでしょう。

そこでここからは、JCBカードSとJCBカードWのスペックや付帯特典、付帯保険などの違いを詳しく見ていきましょう。

JCBカードSとJCBカードWの違いを比較
項目JCBカードSJCBカードW
年会費無料
家族カード無料
ETCカード無料
基本還元率0.5%1.0%
クラブオフ優待ありなし
JCBスターメンバーズありなし
海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険なし
海外ショッピング保険年間最大100万円まで
スマートフォン保険年間最高30,000円までなし
申し込み資格高校生を除く18歳以上の方高校生を除く18歳〜39歳の方
JCBカードSとJCBカードWを比較するポイント
  • 年会費はどちらも永年無料
  • ポイント面はJCBカードWがお得
  • 付帯特典、付帯保険はJCBカードSが優秀
  • JCBカードWの申し込みは年齢制限あり

年会費はどちらも永年無料

電卓とお金

JCBカードSとJCBカードWは、どちらもカードの年会費のほか、家族カードやETCカードの年会費、発行手数料も無料です。

本カードや家族カードの年会費無料は多数ありますが、ETCカードが無料で持てるカードは珍しいといえます。

ETCカードの年会費は無料でも発行手数料が有料のカードもあるため、年会費、発行手数料がともに無料なのは貴重な存在ですね。
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ポイント面はJCBカードWがお得

ポイント面では、基本の還元率が1.0%と高いJCBカードWが圧倒的にお得です。

JCBカードSの基本の還元率は0.5%なので、買い物のたびにJCBカードSの2倍のポイントを獲得できます。

優待店ならさらに獲得できるポイント差は大きくなります。

ポイント20倍の店舗の場合は以下の通り。

  • JCBカードS:10ポイント
  • JCBカードW:20ポイント

JCBカードSにはJCBスターメンバーズで還元率をアップさせる方法もありますが、還元率1.0%を目指すには年間300万円のカード利用が必要なので、現実的には難しいでしょう。

期間中の利用合計金額メンバーランク名称次年度の還元率
300万円以上ロイヤルαPLUS1.0%(2025年から)
100万円以上スターαPLUS0.75%
50万円以上スターβPLUS0.6%
30万円以上スターePLUS0.55%

付帯特典、付帯保険はJCBカードSが優秀

保険

JCBカードSにはクラブオフ優待が付帯しており、国内外20万ヶ所以上で割引やサービスが受けられます。

お馴染みのグルメの割引やお出かけ先のレジャー施設の入場割引など、生活に密着した優待サービスはJCBカードSの最大の魅力です。

JCBカードWがポイントに特化したカードなのに対して、JCBカードSは優待特典に特化したカードといえますね。

JCBカードSとJCBカードWは、年会費無料ながら最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しています。

ただし、スマートフォン保険はJCBカードWには付帯しません。

スマートフォン保険は、ディスプレイ破損の修理費用を年間最高30,000円まで補償します。

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JCBカードWの申し込みは年齢制限あり

JCBカードWの申込資格は、18~39歳に限定されています。

39歳までに入会すれば40歳以降もJCBカードWの利用が可能ですが、40歳以上の方の新規入会はできません

その点、JCBカードSは18歳以上(高校生は除く)であれば、誰でも申し込みが可能です。

つまり、40歳以上の方はJCBカードS一択になります。
オンライン相談サービス

JCBカードSのデメリット

デメリット

JCBカードSには、以下のようなデメリットもあります。

デメリットもしっかりとチェックし、自分に合ったカードかどうかを考慮してから入会を検討してくださいね。

JCBカードSのデメリット
  • 基本の還元率が0.5%とやや低め
  • 国内旅行傷害保険は付帯していない
  • 国際ブランドはJCBしか選べない

基本の還元率が0.5%とやや低め

JCBカードSの基本の還元率は0.5%です。

年会費無料のカードの中には、基本の還元率が1.0%以上のカードも多数存在するため、還元率が0.5%とやや低い点は、JCBカードSのデメリットといえます。

ただし、優待店やJCBスターメンバーズを活用すれば、大幅なポイントアップが可能です。

  • 優待店:セブン-イレブンやAmazonではポイント3倍、スターバックスでは20倍のポイントが貯まる
  • JCBスターメンバーズ:100万円以上のカード利用があれば次年度の還元率が0.75%にアップ
ポイント重視の方は、JCBカードWもおすすめです。

オリジナルシリーズで同じく年会費無料のJCBカードWは基本の還元率が1.0%です。

いつでもどこで使っても1.0%還元が受けられるので、JCBカードSよりポイントを貯めやすいでしょう。

国内旅行傷害保険は付帯していない

JCBカードSには、国内旅行傷害保険は付帯していません。

安心して国内旅行を楽しむためには、国内旅行傷害保険付きのほかのクレジットカードをサブカードとして持つか、保険会社の旅行保険に加入する必要があります。

ただし年会費無料のクレジットカードで、国内旅行傷害保険付きのものはかなり少数です。

年会費無料のカードをサブカードとして持つなら、リクルートカードやdカード(29歳以下の方のみ補償対象)がおすすめ。

国内旅行傷害保険は、最高1,000万円の補償が付帯しています。

国際ブランドはJCBしか選べない

国際ブランド

JCBが発行するJCBカードの国際ブランドは、当然のことながらJCBのみとなります。

JCBは、VisaやMastercardと比べて加盟店が少ないのがデメリットです。

ブランド名加盟店数主な特典
Visa約7,000万店舗
※世界中に分布
・旅行予約サイトの割引
・空港宅配サービス
Mastercard約7,000万店舗
※世界中にあり。ヨーロッパに強い
・ダイニング特典
・空港クロークサービス
JCB約3,500万店舗
※日本国内中心。アジアやハワイにも
・ワイキキトロリー無料
・東京ディズニーリゾートの優待
アメリカン・エキスプレス約4,400万店舗
※主にアメリカ
・アメリカン・エキスプレス・コネクト(優待)
・ダイニングやゴルフ優待
ダイナースクラブ約3,400万店舗
※主にアメリカ
・コース料理1名分無料
・世界各地の空港ラウンジの利用
銀聯(Union Pay)約6,200万店舗
※主に中国
・特定店舗で割引

日本ではほぼ問題なく使えますが、加盟率の低い国や地域がある場合も。

例えばヨーロッパ圏はJCBの加盟率が低い傾向があるため、JCBだけでは支払いに不便に感じる可能性があります。

特に個人経営の店舗やコンビニなどは、JCBの取り扱いがない場合が多いので、注意が必要です。

海外旅行を安心して楽しむためには、加盟店の数が多いVisaかMastercardのサブカードが必須になるでしょう。

JCBカードSの審査

マルバツ判定

ここからは、JCBカードSの審査について解説します。

JCBカードSの審査基準は公開されていませんが、申込資格やカードランクなどから審査基準、審査難易度について予想していきましょう。

JCBカードSの審査基準

JCBカードSの申込資格は、以下の通りです。

18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上で学生の方。
一部お申し込みになれない学校があります。

引用元:JCBカードS|JCBカードS|クレジットカードのお申し込みなら

JCBカードSは18歳から申込可能で、学生の方でも申し込めます。

クレジットカードの中には、JCBゴールドのように「申込資格は20歳以上」「学生の申込可能」の審査基準の厳しいものもあります。

その点、収入に関する厳しい条件もなく、学生でも申し込めるJCBカードSは、比較的申し込みやすいカードといえるでしょう。

また、本人に収入がなくても、配偶者に安定した収入があれば申し込めることから、収入のない専業主婦(主夫)の方でも、カードを持てる可能性が十分にあります。

JCBカードSの審査難易度

JCBカードSは、以下の理由から比較的発行しやすいカードと予想されます。

JCBカードSが発行しやすい理由
  • 年会費無料のスタンダードカードである
  • 最短5分のスピード発行が可能

年会費無料のスタンダードカードである

JCBカードSは、年会費無料の一般ランクのクレジットカードです。

クレジットカードの審査では、カードのランクや年会費の金額が上がるほど、審査難易度が難しくなる傾向にあります。

ゴールドカード以上のステータスカードの場合、支払い能力を厳しく審査されます。

その点、一般ランクのクレジットカードであるJCBカードSは、比較的発行しやすいと予想されます。

最短5分のスピード発行が可能

JCBカードSは、即日発行に対応しているカードです。

モバイル即時入会サービス(モバ即)の利用で、申し込みから最短5分でカード番号の発行が可能。

スピーディな審査に対応できることから、ある程度機械的に審査が行われていると推測されます。

JCBカードSの審査に通るコツ

人差し指を立てる女性

必ず審査に通る方法はありませんが、ちょっとしたコツで審査に通りやすくなることは確かです。

審査に通るか不安という方は、以下の点に注意して申し込みましょう。

JCBカードSの審査に通るコツ
  • 申込フォームは正確に入力する
  • クレジットカードやローンの滞納・延滞を起こさない
  • 高額なキャッシング枠や限度額の設定はしない

申込フォームは正確に入力する

申込内容に不備があると、審査落ちの可能性が高まります。

虚偽申告はもちろん、入力ミスのないように、申込フォームは正確に入力しましょう。

クレジットカードやローンの滞納・延滞を起こさない

審査では、ほかのクレジットカードやローンの利用履歴が調べられます。

過去に滞納や延滞があるとクレジットヒストリー(クレヒス)に記録され、審査には不利になります。

審査に合格するためには、クレヒスに傷をつけないことが重要です。

高額なキャッシング枠や限度額の設定はしない

キャッシング枠や限度額を高額で希望すると、お金に困っていると判断されて審査落ちのリスクが高まります。

特にキャッシング枠を希望すると、支払い能力を厳しく審査されるため、審査の難易度も高くなってしまいます。

できればキャッシング枠は0円で申し込みましょう。

JCBカードSがおすすめな方

JCBカードSがおすすめなのは、以下のような方です。

JCBカードSがおすすめな方
  • 年会費無料のカードが欲しい方
  • ポイントより優待特典重視の方
  • クレジットカードの発行を急いでいる方
  • 専業主婦や学生でも持てるカードが欲しい方

JCBカードSは年会費無料ながら、国内外20万ヶ所以上で様々な割引優待が受けられるクラブオフ優待が付帯したお得なカードです。

ただしポイント還元率は低いため、ポイントよりも優待特典重視の方に向いているカードといえます。

JCBカードWなどの高還元カードに比べるとポイントのお得感は少ないですが、クラブオフ優待の利用で出費を減らせるのが大きなメリットです。

また、JCBカードSは申し込みから最短5分で審査が完了するので、早くカードが欲しい方にもおすすめできます。