アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(以下アメックスグリーン)は、一般カードでありながら他社のゴールドカード並みのスペックを持つ人気のクレジットカードです。
空港ラウンジサービスやプライオリティ・パスなど、豪華なトラベル特典が付帯しています。
ステータスの高さからも手に入れたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、アメックスグリーンのメリット・デメリットについてまとめました。
特典の使いこなし方やアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードとの違いも解説しているので参考にしてください。
- 月会費制なのでサブスク感覚で気軽に申し込める
- 一般カードながら高いステータス性
- ゴールドカードに匹敵するトラベル特典
- 最高5,000万円の海外・国内旅行保険
- 海外の一部では利用できない場合がある
- 還元率を上げるには別途費用が必要
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | アメックスゴールド | アメックスグリーン | アメックスプラチナ | Marriott Bonvoy アメックスプレミアム | ANAアメックス | ANAアメックスゴールド |
年会費 | 31,900円 | 1,100円/月(月会費制) 年間13,200円 | 165,000円 | 49,500円 | 7,700円 | 34,100円 |
還元率 | 0.3%~1.0% | 0.3%~1.0% | 0.3%~1.0% | 1.0%〜1.25% | 0.5%~1.5% | 0.3%~3.0% |
国際ブランド | American Express | American Express | American Express | American Express | American Express | American Express |
キャンペーン | 最大46,000ポイント プレゼント | 最大35,000ポイント プレゼント | 最大120,000ポイント プレゼント | 最大39,000ポイント プレゼント | 最大18,000ポイント プレゼント | 最大68,000ポイント プレゼント |
申込対象 | 20歳以上 パート・アルバイト・ 学生不可 | 20歳以上 パート・アルバイト・ 学生不可 | 20歳以上 パート・アルバイト・ 学生不可 | 20歳以上 パート・アルバイト・ 学生不可 | 20歳以上 パート・アルバイト・ 学生不可 | 20歳以上 パート・アルバイト・ 学生不可 |
発行スピード | 最短3営業日 | 最短3営業日 | 最短3営業日 | 最短3営業日 | 1週間〜3週間 | 1週間〜3週間 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
静岡県出身。小売業やメーカー営業を経験後にライターへ転身。 FP資格を活かして執筆業務を行う。得意分野は「株式投資」「保険」「クレジットカード」「カードローン」など。
アメックスグリーンのメリット
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.3~1.0% |
名称 | メンバーシップ・リワード | |
1ポイントの価値 | 0.3円 | |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル、スカイマイル | |
月会費 | 初月 | 無料 |
2か月目以降 | 1,100円 | |
家族カード | 550円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高5,000万円(利用付帯) |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 935円 |
年会費 | 無料 | |
電子マネー | QUICPay+ | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | |
発行期間 | 最短3営業日 |
アメックスグリーンは、アメックスのスタンダードカードです。
2022年9月28日に大幅なリニューアルが行われ、「アメリカン・エキスプレス・カード」から「アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード」へと名称が変更されています。
空港ラウンジサービスや海外旅行傷害保険など、旅行時に役立つトラベル特典が充実しています。
アメックスのなかでは比較的申し込みやすいため、アメックスを初めて持つ方にもおすすめです。
- 年会費制からアメックス初の月会費制カードへ
- 一般カードながら高いステータス性を誇る
- ゴールドカードに匹敵するトラベル特典
- 最高5,000万円の海外・国内旅行保険
年会費制からアメックス初の月会費制カードへ
2022年9月のリニューアルにより、アメックスグリーンは年会費制から月会費制カードへと生まれ変わりました!
項目 | 従来 | 2022年9月28日~ |
---|---|---|
本会員 | 13,200円/年 | 1,100円/月(初月無料) |
家族会員 | 6,600円/年 | 550円/月 |
毎月1,100円なら、サブスクリプション感覚で気軽にクレジットカードが使えます。
月会費制への変更により、アメックスへの入会に迷っていた方も申し込みやすくなるでしょう。しかも初月は無料です。
1,100円/月は年間に換算すると13,200円。値段据え置きでグリーン・オファーズ、スマートフォン・プロテクションなどの特典がプラスされてお得度がアップしています。
なお、すでにアメックスグリーンを持っている方は、2023年3月以降の年会費請求分より順次月会費に切り替わります。
一般カードながら高いステータス
アメックスは世界的に知名度が高く、一般カードながらステータスカードとして知られています。
ゴールドやプラチナはともかく、一般カードで「ステータスカード」と呼ばれるカードはほとんどありません。
経済的に余裕がある方が持つカードとして広く知られているため、保有しているだけで信用力をアピールできます。
コストを抑えてステータスカードを持ちたい方におすすめしたい1枚です。
ゴールドカードに匹敵するトラベル特典
アメックスグリーンに付帯する豪華なトラベル特典のなかから、特筆すべき2つの特典をピックアップして紹介します。
- 空港ラウンジサービスが無料
- プライオリティ・パスに無料で登録できる
空港ラウンジサービスが無料
アメックスグリーン会員は国内主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港など、国内外29ヶ所の空港ラウンジを無料で利用できます。
対象のラウンジは以下の通り。
エリア | 空港名 | ラウンジ名 |
---|---|---|
北海道 | 新千歳空港 | スーパーラウンジ |
ノースラウンジ | ||
函館空港 | ビジネスラウンジ A Spring. | |
東北 | 青森空港 | エアポートラウンジ |
秋田空港 | ロイヤルスカイ | |
仙台空港 | ビジネスラウンジEAST SIDE | |
関東 | 成田国際空港 第1ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE1 |
成田国際空港 第2ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE2 | |
羽田空港 第1ターミナル | POWER LOUNGE CENTRAL | |
POWER LOUNGE NORTH | ||
POWER LOUNGE SOUTH | ||
羽田空港 第2ターミナル | エアポートラウンジ(南) | |
POWER LOUNGE CENTRAL | ||
POWER LOUNGE NORTH | ||
羽田空港 第3ターミナル | SKY LOUNGE | |
SKY LOUNGE SOUTH | ||
中部 | 中部国際空港セントレア | プレミアムラウンジ セントレア |
北陸 | 新潟空港 | エアリウムラウンジ |
富山空港 | ラウンジ らいちょう | |
小松空港 | スカイラウンジ白山 | |
近畿 | 大阪国際空港(伊丹空港) | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | カードメンバーズラウンジ ・「六甲」 ・「アネックス六甲」 ・「金剛」 |
|
KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA | ||
神戸空港 | ラウンジ 神戸 | |
中国 | 岡山桃太郎空港 | ラウンジ マスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジもみじ | |
米子空港 | ラウンジ DAISEN | |
山口宇部空港 | ラウンジ きらら | |
四国 | 高松空港 | ラウンジ讃岐 |
徳島空港 | エアポートラウンジ ヴォルティス | |
松山空港 | ビジネスラウンジ | |
スカイラウンジ | ||
九州 | 福岡空港 | ラウンジTIME/ノース |
ラウンジTIME/サウス | ||
ラウンジTIMEインターナショナル | ||
北九州空港 | ラウンジ ひまわり | |
長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア | |
大分空港 | ラウンジ くにさき | |
熊本空港 | ラウンジ「ASO」 | |
鹿児島空港 | スカイラウンジ 菜の花 | |
沖縄 | 那覇空港 | ラウンジ 華 ~hana~ |
ハワイ | ダニエル・K・イノウエ国際空港 | IASS HAWAII LOUNGE |
空港ラウンジサービスはゴールドカード以上に付帯していることが多いのですが、アメックスなら一般カードのアメックスグリーンにも付帯しています。
プライオリティ・パスに無料で登録できる
アメックスグリーン会員は、「プライオリティ・パス・メンバーシップ」の「スタンダード会員」の特典を利用できます。
プライオリティ・パスとは世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジが利用できるサービスです。
会員プラン | 年会費 | ラウンジ利用料 |
---|---|---|
スタンダード | 99米ドル(約14,652円) | 35米ドル(約5,180円) |
スタンダード・プラス | 329米ドル(約48,692円) | 10回まで:無料 11回目以降:35米ドル/回 |
プレステージ | 469米ドル(約69,412円) | 無料 |
スタンダード会員は、空港ラウンジを同伴者1名含めて1回35米ドル(約5,180円)で利用できます。
最高5,000万円の海外・国内旅行保険
アメックスグリーンには、一般カードながら最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯しています。
保険の種類 | 内容 | 補償内容 | 家族特約 |
---|---|---|---|
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高1,000万円 |
傷害・疾病治療 | 100万円 | 100万円 | |
賠償責任 | 3,000万円 | 3,000万円 | |
携行品損害 | 30万円 | 30万円 | |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 |
|
国内旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 1,000万円 |
傷害・疾病治療や携行品損害は、海外旅行保険補償のなかでも利用頻度が高いため、付帯しているのは大きな安心でしょう。
ただし、傷害・疾病治療費用補償が最高100万円である点には少し不安が残ります。また、利用付帯である点にも注意が必要です。
カード会員・家族カード会員だけでなくカード会員の家族も補償が受けられます。
アメックスグリーンのデメリット
アメックスグリーンのデメリットについても確認しておきましょう。
- 海外で利用できない場合がある
- 還元率を上げるのにコストがかかる
海外で利用できない場合がある
アメックスは、ステータスの高いカードとして知れ渡っていますが、世界シェアで言うとVISAやMastercardがトップです。
そのため、海外の一部ではアメックスが使えないケースがあります。
海外旅行や出張の機会が多い方は、VISAやMastercardのカードを持っておくことをおすすめします。
なお、国内においては、JCB加盟店でアメックスが使えるため、不便に感じることはないでしょう。
還元率を上げるのにコストがかかる
アメックスグリーンの還元率は、他社ポイントやカード料金に充当する場合0.3%と低めです。
ANAマイルに移行する場合の還元率は0.5%ですが、ANAマイルに移行するためには別途5,500円の年会費を払って「メンバーシップ・リワード・ANAコース」に登録する必要があります。
マイル還元率1%を実現するために追加で必要なコストは以下の通りです。
項目 | 年会費 | 登録するメリット |
---|---|---|
メンバーシップ・リワード ANAコース | 5,500円 | ポイントをANAマイルに移行できる |
メンバーシップ・リワード・プラス | 3,300円 | 1,000ポイント=1,000マイルで移行できる (通常2,000ポイント→1,000マイル) |
つまり、1%還元でANAマイルに移行するためには月会費とは別に年間8,800円のコストがかかります。
月会費と合わせると、年間コストは22,000円(13,200円+8,800円)です。
ANAマイルをたくさん貯めれば特典航空券を購入できるリターンがありますが、年間利用額が少ない方はこのコストを取り戻せない可能性もあります。
アメックスグリーンの特典を使いこなす生活
この章では、アメックスグリーンの特典の上手な使いこなし方を紹介します。
アメックスグリーンが、いかにコスト以上のベネフィットを感じられるカードであるかが分かるでしょう。
特典の使いこなし方にはさまざまな方法がありますが、ここでは以下の3つを紹介します。
- 1ポイント=1マイルのレートでANAマイルに移行
- グリーン・オファーズを活用する
- 特典をフル活用して旅行を楽しむ
1ポイント=1マイルのレートでANAマイルに移行
アメックスグリーンでお得に使うなら、1ポイント=1マイルのレートでANAマイルに移行するのがおすすめ。
メンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,300円)、メンバーシップ・リワード ANAコース(年会費5,500円)に登録すると、1,000ポイント=1,000マイルのレートで移行できます。
アメックスグリーンを毎月10万円利用したと仮定しましょう。
項目 | 獲得分 |
---|---|
月間獲得ポイント | 1,000ポイント |
年間獲得ポイント | 12,000ポイント |
年間獲得マイル | 12,000マイル |
1マイル=3円に換算した場合 | 36,000円 |
年間維持費22,000円(月会費の年間コスト13,200円+8,800円)を差し引いても、14,000円お得な計算です。
メンバーシップ・リワード・プラスは引き続き年会費での支払いとなります。
グリーン・オファーズを活用する
2022年9月のカードリニューアルにより、新たに「グリーン・オファーズ」特典が追加されました。
グリーン・オファーズとは、サブスクリプションサービスやフードデリバリーの優待が受けられる特典です。
対象サービスをいくつか紹介します。なお、サービス内容は順次拡大される予定です。
サービス名 | サービス概要 | 特典内容 |
---|---|---|
ラクサス | ハイブランドバッグのサブスク | 新規登録で3ヶ月間月額料金が10,780円→実質1,100円に |
KARITOKE | 腕時計のサブスク | 新規登録で ・初月実質80%オフ ・2,3ヶ月目実質50%オフ |
メルセデス・ベンツ レント | メルセデス・ベンツのレンタカーサービス | 100円利用ごとに1ポイント→5ポイント |
エノテカ・オンライン | ワインのオンラインショップ | カード利用で5%オフ |
menu | フードデリバリー・テイクアウトアプリ | 新規登録で合計2,400円オフクーポン進呈など |
Berlitz | 英会話/語学学校 | 新規入学で受講料10%オフ |
norton | サイバーセキュリティサービス | 対象商品の初年度価格優待 |
高級ブランドバッグや時計、高級車のサブスクがさらにお得に試せるチャンスです!
グリーン・オファーズを使いこなせば、月会費1,100円以上のベネフィットを感じるのは難しくありません。
特典をフル活用して旅行を楽しむ
旅行はアメックスグリーンの真価が発揮できる絶好のチャンスです。
例えば、以下のような活用方法があります。
- アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで旅行予約
- 空港ではラウンジサービスを利用しゆっくり過ごす
- 旅行先では「グローバル・ホットライン」を利用しレストラン予約
前述のメンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,300円)に登録すれば、対象加盟店でさらにボーナスポイント2ポイントが加算されるボーナスプログラムが適用されます。
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインも加盟店の1つであり、例えば10万円の国内航空券を年に2回購入した場合、以下のポイントが得られます。
項目 | 獲得ポイント |
---|---|
通常獲得ポイント | 2,000ポイント |
ボーナスポイント | 4,000ポイント |
合計 | 6,000ポイント |
メンバーシップ・リワード・プラスに年会費3,300円かかることを考慮してもお得になる計算です。
アメックスグリーンの審査
アメックスグリーンはステータスカードであることから、審査に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この章では、アメックスグリーンの審査について解説します。
審査基準は一切公表されていないため、明確に知ることはできないことを理解したうえで読み進めてくださいね。
アメックスグリーンの申込資格
アメックスグリーンに申し込みできるのは、満20歳以上で安定した継続収入のある方です。
パートやアルバイトの方は20歳以上であっても残念ながら申し込むことができません。
誠に申し訳ありませんが、パートまたはアルバイトの方のお申し込みはお受けしておりません。
アメックスグリーンとアメックスゴールドの違い
アメックスグリーンとアメックスゴールドで迷っている方のために、2つのカードの違いをまとめました。
項目 | アメックスグリーン | アメックスゴールド |
---|---|---|
年会費 | 1,100円/月 年間13,200円 | 31,900円 |
年会費(家族カード) | 550円/月 年間6,600円 | 13,200円(1枚無料) |
メンバーシップ・リワード・プラス | 3,300円/年 | 3,300円/年 |
ポイント還元率 | 0.3%~ | 0.3%~ |
海外旅行保険 | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
航空便遅延費用補償 | × | 〇 |
プロテクション | オンライン・リターン・ショッピング・スマートフォン | オンライン・リターン・ショッピング・スマートフォン・キャンセル |
空港ラウンジサービス | 〇 | 〇 |
プライオリティ・パス | 35米ドル/回で利用可能 | 2回まで無料 3回目以降35米ドル/回 |
手荷物無料宅配サービス | × | スーツケース1個/回が無料 |
ゴールド・ダイニング | × | 〇 |
大きな違いは以下の点です。
- 年会費が倍以上に上がる&家族カードが1枚無料に
- 旅行傷害保険の補償が手厚くなる
- トラベル・エンターテインメント特典がより豪華に
年間コストの違い
項目 | アメックスグリーン | アメックスゴールド | 年間コストの差 |
---|---|---|---|
年会費(本カード) | 1,100円/月 年間13,200円 | 31,900円 | 18,700円 |
年会費(家族カード) | 550円/月 年間6,600円 | 1枚無料 2枚目以降13,200円 | - |
家族全体の年間コスト(家族カード1枚発行) | 19,800円 | 31,900円 | 12,100円 |
アメックスゴールドは、アメックスグリーンの倍以上の年会費がかかります。
アメックスゴールドは年会費制であるのに対し、アメックスグリーンは月会費制である点も大きな違いです。
年間コストの差額以上に、月会費制であることがアメックスグリーンに気軽に申し込める理由になるでしょう。
なお、メンバーシップ・リワード・プラスに登録する場合はいずれも3,300円の年会費が必要です。
旅行保険の違い
保険の種類 | 内容 | アメックスグリーン | アメックスゴールド |
---|---|---|---|
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000円 | 最高1億円 |
傷害・疾病治療 | 最高100万円 | 最高300万円 | |
賠償責任 | 最高3,000万円 | 最高4,000万円 | |
携行品損害 | 最高30万円 | 最高50万円 | |
救援者費用 | 最高200万円 | 最高400万円 | |
国内旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
いずれも利用付帯である点には違いありませんが、アメックスゴールドになると海外旅行傷害保険が最高1億円にアップします。
傷害・疾病治療費用も最高300万円に上がるため、より手厚い補償が受けられます。
また、アメックスゴールドには海外旅行時の航空便遅延費用が付帯するのも特徴です。
項目 | 補償金額 |
---|---|
乗継遅延 | 最高2万円 |
出航遅延・欠航・搭乗不能 | |
受託手荷物遅延 | |
受託手荷物紛失 | 最高4万円 |
海外旅行時には、飛行機の遅延・欠航や手荷物の遅延・紛失といったトラブルが多いため、より安心して旅行を楽しむならアメックスゴールドがおすすめです。
トラベル・エンタメ特典の違い
最後に、2つのカードのトラベル・エンタメ特典の違いについてです。
項目 | アメックスグリーン | アメックスゴールド |
---|---|---|
空港ラウンジサービス | 〇 | 〇 |
プライオリティ・パス | 1回の利用35米ドル | 1回の利用35米ドル(2回まで無料) |
手荷物無料宅配サービス | × | スーツケース1個/回が無料(※) |
ゴールド・ダイニング | × | 〇 |
ザ・ホテル・コレクション・国内クーポン | × | 〇 |
スターバックス特典 | × | 〇 |
新国立劇場優待 | 〇 | 〇 |
グリーン・オファーズ | 〇 | × |
プライオリティ・パスの特典内容が異なります。
また、アメックスゴールドには以下の継続特典が付帯します。
- ザ・ホテル・コレクション・国内クーポン
国内対象ホテルで2泊以上の予約時に使える15,000円分のクーポンをプレゼント - スターバックス特典
継続でドリンクチケット3,000円分をプレゼント
そのほか、新国立劇場での優待はいずれのカードでも利用できますが、アメックスゴールドならゴールド・ワインクラブやゴールド会員限定イベントなども楽しめるなど特典が満載です。
ただし、アメックスグリーンには2022年9月よりグリーン・オファーズ特典がスタートしています。
サブスクリプションサービスなどを気軽に楽しみたい方には、アメックスグリーンもおすすめです。
- アメックスを初めて持つ方
- 月会費制で気軽に保有したい方
- 空港ラウンジサービスなど基本的なトラベル特典で十分な方
- サブスクリプションサービスをお得に使いたい方
- 家族カードを発行したい方
- 手厚い旅行保険やプロテクションを求める方
- より豪華なトラベル・エンタメ特典を利用したい方
アメックスグリーンのキャンペーン
2023年4月現在アメックスグリーンでは、25,000ポイントがもらえる新規入会キャンペーンが開催されています。
- グリーン・オファーズカード利用ボーナス
入会から8ヶ月以内に対象加盟店での利用1,000円ごとに150ボーナスポイント
(上限15,000ボーナスポイント) - カード利用ボーナス
入会から3ヶ月以内に合計20万円のカードご利用で10,000ボーナスポイント - 合計
25,000ポイント
初月無料、月会費制のカードで合計25,000ポイントもの大量ポイントが獲得できるのはかなりお得です。
対象者は、特定のWEBページより申込み、カードを発行された方です。
お得な機会に、ぜひアメックスグリーンへ申し込みましょう。
アメックスグリーンがおすすめの方
アメックスグリーンは、以下のような方におすすめのカードです。
- 初めてアメックスを持つ方
- リーズナブルな月会費で気軽にステータスカードを持ちたい方
- 旅行・出張などで空港を利用する機会が多い方
- サブスクリプションサービスをお得に試したい方
アメックスプロパーカードのなかでは最安のコストで、ステータス性と他社ゴールド並みの豪華な特典を手に入れられます。
空港ラウンジサービスやプライオリティ・パスなど、特にトラベル特典は満載です。
月会費制が導入され、グリーンズ・オファー特典とスマートフォン・プロテクションが付帯するなど、新特典も充実しています。
初めてアメックスを持つ方やステータスカードが欲しい方、月会費で気軽にアメックスを保有してみたい方はぜひ検討してください。
- 豊富なエンタメ特典
会員向けイベントやユニバーサル・スタジオ・ジャパン優待などエンターテインメント特典が満載 - 各種プロテクションが充実
不正プロテクション・オンラインプロテクション・リターンプロテクション・スマートフォンプロテクション - 海外旅行先でのサポート
24時間日本語対応が受けられるグローバル・ホットライン