クレジットカードの所有は何枚が適正?理想の枚数・選び方を一挙公開!
  • 2023年12月26日
  • 2024年3月19日
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クレジットカードの所有は何枚が適正?理想の枚数や使い分け方・選び方を紹介!

さまざまな特徴のクレジットカードが発行されるなか、「クレジットカードは何枚持ちが理想なのか」と疑問に感じている方も多いでしょう。

複数のクレジットカードをうまく使い分ければ、1枚持ちよりお得にポイントが貯まり、特典の幅が広がるなど、さまざまなメリットが得られます。

そこで本記事では、クレジットカードの理想の保有枚数についてまとめました。

平均保有枚数、複数持ちのメリット・デメリット、メイン・サブカードの選び方などを解説します。

クレジットカードを何枚持つか迷っている方は必見です。

クレジットカードを複数枚持つメリット
  • クレジットカードごとに異なる特典を利用できる
  • 決済できる加盟店が広がる
  • クレジットカードが使えなくなったときの代わりになる
  • 旅行保険の補償を手厚くできる
クレジットカード複数持ちの例
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クレジットカードのおすすめランキング|究極にお得な1枚はコレ

※本記事の価格は全て税込みです。

この記事の監修者
野田美紀
野田美紀
保有資格

税理士・ファイナンシャルプランナー(CFP®)|複数の職場で経営や組織構築の経験を積み税理士として独立。 「自分が選んで歩む道、一歩一歩を大切にする人材の育成に貢献する」を理念に活動を行う。

クレジットカードの平均所有枚数

クレジットカード

一般社団法人日本クレジット協会の「クレジットカード発行枚数調査」によると、2021年3月末のクレジットカード発行枚数は2億9,531万枚でした。

これを1億493万人(※総務省統計局「人口推計」による2021年3月1日時点の成人人口)で割ると、1人あたり2.8枚クレジットカードを保有していることになります。

あくまでも平均ではありますが、クレジットカードを複数枚持ちしている人が多いことが分かりますね。

クレジットカードは何枚発行できる?

個人が発行できるクレジットカードに「何枚まで」といった制限はありません。

クレジットカードに申し込んで審査に通過さえできれば、何枚でも保有できます

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クレジットカード複数持ちの例

クレジットカード複数持ちの例

クレジットカードの複数持ちにおすすめの組み合わせを紹介します。

クレジットカード複数持ちにおすすめの組み合わせ
  • JCBカードW × 三井住友カード(NL)
  • 三井住友カード(NL) × エポスカード
  • 楽天カード × イオンカードセレクト

JCBカードW × 三井住友カード(NL)

JCB CARD W三井住友カード ナンバーレス
項目JCBカードW三井住友カード(NL)
還元率ポイント1.0%~5.5%0.5%~7%
マイル0.6%~0.25%〜2.5%
年会費初年度無料無料
2年目以降
家族カード
旅行傷害保険海外最高2,000万円(利用付帯)最高2,000万円(利用付帯)
国内なしなし
ETCカード発行手数料無料無料
年会費初年度無料
次年度550円(税込)
(ETCの利用が前年に1回以上の場合、無料)
ポストペイ型電子マネーQUICPayiD(専用)
国際ブランドJCBVisa、Mastercard
発行会社株式会社ジェーシービー三井住友カード株式会社
発行期間最短3営業日発行(届くのは1週間後)最短翌営業日
最短即時発行申し込みなら最短10秒
公式サイト詳細を見る詳細を見る
※即時発行ができない場合があります。

JCBカードWと三井住友カード(NL)の2枚は、コストなしでお得にポイントが貯まる組み合わせです。

いずれも年会費永年無料なので、新社会人など若い方や主婦も持ちやすいでしょう。

JCBカードW × 三井住友カード(NL)の組み合わせがおすすめな理由
  • 2枚とも年会費永年無料
  • JCBカードWは基本の還元率1.0%
  • それぞれ別のお店でポイントアップ
  • 国際ブランドの使い分けが可能

JCBカードWはどこでも1.0%還元

三井住友カード(NL)の基本の還元率は0.5%ですが、JCBカードWは1.0%です。

普段の支払いをJCBカードWで支払えば、効率よくポイントが貯められます

それぞれ別のお店でポイントアップ

JCB CARD Wパートナー

2枚それぞれ別のお店でポイントアップが受けられるので、シーンに応じて効率よくポイントが貯まります。

  • JCBカードW
    優待店「JCBオリジナルシリーズパートナー」でポイントアップ(スターバックスやAmazonなど)
  • 三井住友カード(NL)
    対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済利用でポイント最大7%還元

JCBカードWは、スターバックスで5.5%還元、Amazonで2.0%と驚異の高さを誇ります。

一方、三井住友カード(NL)の対象のコンビニや飲食店でのスマホのタッチ決済利用で最大7%ポイント還元 は、数多あるクレジットカードの中でトップクラス。

AmazonでのネットショッピングはJCBカードW、対象のコンビニや飲食店での買い物は三井住友カード(NL)と使い分ければ、ざくざくポイントが貯まります。

  • スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
  • iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
  • 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
  • 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
  • 通常のポイントを含みます。
  • ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

国際ブランドの使い分けが可能

国際ブランドの使い分けが可能

JCBカードWと三井住友カード(NL)は、選択できる国際ブランドが異なります。

  • JCBカードW
    JCBのみ
  • 三井住友カード(NL)
    Visa、Mastercard

VisaとJCB、もしくはVisaとMastercardと別の国際ブランドを持てるので、その分利用できるお店や特典が増えます。

欧米ではJCBカードが決済できないことも多いため、三井住友カード(NL)をサブとして持っておくと安心です。

三井住友カード(NL) × エポスカード

三井住友カード ナンバーレスエポスカード
項目三井住友カード(NL)エポスカード
還元率ポイント0.5%~7%0.5%~
マイル0.25%〜2.5%0.25%~
年会費初年度無料無料
2年目以降
家族カードなし
旅行傷害保険海外最高2,000万円(利用付帯)最高3,000万円(利用付帯)
国内なしなし
ETCカード発行手数料無料無料
年会費初年度無料
次年度550円(税込)
(ETCの利用が前年に1回以上の場合、無料)
ポストペイ型電子マネーiD(専用)QUICPay
国際ブランドVisa、MastercardVisa
発行会社三井住友カード株式会社株式会社エポスカード
発行期間最短翌営業日
最短即時発行申し込みなら最短10秒※1
即日発行可能(郵送は1週間)
公式サイト詳細を見る詳細を見る
※1 即時発行ができない場合があります。

三井住友カード(NL)とエポスカードの組み合わせは、日常と非日常(お出かけ・旅行)で使い分けてお得さが増す2枚です。

どちらも年会費永年無料で、2枚持ちしても維持コストがかかりません。

三井住友カード(NL)とエポスカードの組み合わせがおすすめな理由
  • 2枚とも年会費無料
  • 三井住友カード(NL)は対象のコンビニ・マクドナルドなどでのスマホのタッチ決済の利用で最大7%ポイント還元
  • エポスカードは10,000店舗での優待
  • エポスカードには海外旅行保険が自動付帯※1

※1 2023年10月1日より利用付帯に変更

普段使いは三井住友カード(NL)

2枚とも基本の還元率は0.5%ですが、三井住友カード(NL)なら対象のコンビニ・マクドナルドなどでのスマホのタッチ決済の利用でポイント最大7%還元 になります。

日常生活で三井住友カード(NL)を利用すれば、お得にポイントが貯められるでしょう。
  • スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
  • iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
  • 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
  • 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
  • 通常のポイントを含みます。
  • ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

エポスカードは10,000店舗で優待あり

丸井

一方、エポスカードは国内約10,000店舗で優待が受けられるのがメリットです。

飲食店・レジャー施設・アミューズメント施設・カーライフなどさまざまなジャンルで割引などが利用できます。

普段の支払いは三井住友カード(NL)、お出かけ時にエポスカードと使い分けることで、お得さがアップするでしょう。

エポスカードには海外旅行保険が自動付帯

エポスカードには海外旅行保険が自動付帯

さらに、エポスカードには海外旅行保険が自動で付帯します。
※2023年10月1日より利用付帯に変更

三井住友カード(NL)のサブカードとして持つことで、補償を手厚くすることが可能です。

海外旅行傷害保険三井住友カード(NL)
(利用付帯)
エポスカード(自動付帯)実際の補償金額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円最高500万円最高2,000万円
傷害治療費用50万円200万円250万円
疾病治療費用50万円270万円320万円
賠償責任2,000万円2,000万円4,000万円
携行品損害
(自己負担:1事故3,000円)
15万円20万円35万円
救援者費用100万円100万円200万円
※エポスカードの海外旅行保険は2023年10月1日より利用付帯に変更

海外旅行保険で利用頻度の高い傷害治療費用は250万円、疾病治療費用は320万円にアップします。

コストをかけずにこれだけの補償がつけられるのは大きなメリットです。

ただし、最大補償額を受けるには三井住友カード(NL)で決済する必要があります。エポスカードで決済すると、三井住友カード(NL)の補償が受けられません。

楽天カード × イオンカードセレクト

楽天カードイオンカードセレクト
項目楽天カードイオンカードセレクト
還元率ポイント1.0%~3.0%0.5%~1.0%
マイル0.5%~0.25%
年会費初年度無料無料
2年目以降
家族カード
旅行傷害保険海外最高2,000万円(利用付帯)なし
国内なし
ETCカード発行手数料無料無料
年会費550円
※楽天会員ランクがプラチナ以上の場合
ポストペイ型電子マネーQUICPayiD
国際ブランドVisa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCBVisa、Mastercard、JCB
発行会社楽天カード株式会社イオンフィナンシャルサービス株式会社
発行期間最短1週間約2~3週間
公式サイト詳細を見る詳細を見る

楽天カードとイオンカードセレクトの2枚は、必要なものが揃う楽天市場・イオンの両サービスで、お得な特典が受けられる組み合わせです。

年会費はいずれも永年無料なので、安心して2枚持ちできるでしょう。

主婦にもおすすめの組み合わせです。

楽天カードとイオンカードセレクトの組み合わせがおすすめな理由
  • 年会費永年無料
  • ネットとイオングループ利用時で使い分けるのがお得
  • 国際ブランドの選択肢が幅広い
  • 電子マネーとの相性も良好

ネットとイオングループ利用時で使い分けるのがお得

楽天SPU

楽天カードとイオンカードセレクトは、それぞれ提携のお店でポイントアップ・割引が満載です。

  • 楽天カード
    楽天市場で3.0%還元(基本の還元率1.0%)
  • イオンカードセレクト
    イオングループ対象店舗で1.0%還元、毎月20・30日は5%オフ

基本的には、イオングループはイオンカードセレクト、それ以外は楽天カードと使い分けるのがおすすめです。

イオンカードセレクトはWAONへのチャージでポイント付与、楽天カードは貯まったポイントを楽天Edyにチャージできるなど、いずれも電子マネーとの相性も良好です。

国際ブランドの選択肢が幅広い

国際ブランド

楽天カードとイオンカードセレクトは、それぞれ複数の国際ブランドから選択できます。

  • 楽天カード
    Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス
  • イオンカードセレクト
    Visa、Mastercard、JCB

柔軟性が高く、国際ブランドの使い分けもしやすいでしょう。

クレジットカードを複数持つメリット

クレジットカードを複数持つメリット

クレジットカードを複数枚持つと、以下のようなメリットが得られます。

クレジットカードを複数枚持つメリット
  • クレジットカードごとに異なる特典を利用できる
  • 決済できる加盟店が広がる
  • クレジットカードが使えなくなったときの代わりになる
  • 旅行保険の補償を手厚くできる

クレジットカードごとに異なる特典を利用できる

クレジットカードをかざす

クレジットカードを複数枚持てば、カードごとの特典や付帯サービスをそれぞれ利用できます。

特定のお店でお得に使えるものや保険が手厚いものなど、特典やサービスはクレジットカードによってさまざまです。

カードの枚数が増えれば、その分利用できる特典やサービスの幅が広がります。

クレジットカードの特典・サービスの例
  • 特定の店舗での割引
  • ポイントアップサービス
  • 海外旅行保険
  • ショッピング保険

決済できる加盟店が広がる

国際ブランド

異なる国際ブランドのカードを複数持ちすれば、利用できる加盟店の数が増えます。

国際ブランドとは、世界中で利用できるクレジットカードの決済システムのネットワークです。

代表的な国際ブランドにVisa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブなどがあり、それぞれ加盟するお店が異なります。

仮に、アメリカン・エキスプレスのカードを1枚だけ保有している場合、Visaのみに対応している店舗では、決済ができません。

異なる国際ブランドを複数持ちすれば、国際ブランドごとの特典をどちらも享受できます。

クレジットカードが使えなくなったときの代わりになる

使えなくなったときの代わりになる

複数のカードを財布に入れておけば、普段使っているクレジットカードが使えなくなったときにも慌てません。

クレジットカードを1枚しか持っていない場合、以下のようなトラブル時にクレジットカードが使えなくなってしまいます。

  • 紛失や盗難に遭った
  • 利用限度枠を超えてしまった
  • 磁気エラーなどで決済できない

カードを複数枚持っていれば、使えなくなったカードの代わりに決済できます。

旅行保険の補償を手厚くできる

保険

クレジットカードを複数持ちすれば、旅行保険の補償金額を手厚くできるメリットもあります。

死亡・後遺障害に対しては、複数のクレジットカードのうち最も高い補償金額が限度です。

しかし、それ以外については、複数のクレジットカードの補償を合算できます。

クレジットカード死亡・後遺障害補償傷害治療費用補償
A2,000万円100万円
B2,000万円300万円
C5,000万円300万円

仮に、上記A・B・Cのクレジットカードを持っていた場合、死亡・後遺障害補償は、最も金額が高い5,000万円が限度です。

一方、傷害治療費用は700万円(100万円+300万円+300万円)が限度となり、かなり手厚い補償が受けられます。

オンライン相談サービス

クレジットカードを複数持つデメリット

クレジットカードを複数持つデメリット

クレジットカードを複数枚持つことによるデメリットもあります。

以下のデメリットを許容できない方は、まず1枚のクレジットカードを発行して、使い慣れるところから始めるのが良いかもしれません。

クレジットカードを複数枚持つデメリット
  • 管理が難しくなる
  • 年会費が高くなる可能性がある
  • 盗難や紛失のリスクが高くなる

管理が難しくなる

管理が難しくなる

保有するクレジットカードの数が増えるほど、管理が難しくなります。

何にどれだけ使ったのかを把握しきれなくなり、使いすぎるリスクがあるのは要注意です。

ポイントの有効期限や引き落とし日もばらばらになるので、管理できる枚数を見極めなければなりません。

年会費が高くなる可能性がある

お金と植物

年会費無料のクレジットカードを複数持ちするなら問題ありませんが、年会費がかかるカードを複数持ちすると維持コストが高くなります。

条件付きで年会費無料になるクレジットカードもありますが、保有枚数が増えると、把握しきれなくなるおそれも。

「気付かないうちに年会費が引き落とされていた」といったことも起こり得ます。

紛失や盗難のリスクが高くなる

クレジットカードの保有枚数が増えると、その分紛失や盗難のリスクが高くなります。

何枚もクレジットカードを持っていると、紛失しても気付きにくく、「知らないうちに不正利用されてしまっていた」という事態も起こりかねません。

クレジットカード発行枚数に上限はありませんが、自分にとって適正といえる枚数にとどめましょう。

クレジットカードの組み合わせの考え方

クレジットカードの組み合わせの考え方

クレジットカードは、管理できる範囲内で2~3枚持ちするのがおすすめです。

基本は特定の1枚をメインで使用し、そのカードにはないメリットを持つサブカードを1~2枚持つのがおすすめです。

  • メインカード:1枚
    日々の支払いを集約させてポイントを効率よく貯める
  • サブカード:1~2枚
    メインカードにはない付帯サービスや特定のお店で特典を受ける

クレジットカードを複数持ちする場合は、同じような特徴のカードを2枚持ちしても、あまり旨味はありません。

普段使いするメインカードとサブカードとでは、選ぶ際に着目すべきポイントが異なります。詳しくみていきましょう。

メインカードの選び方

普段の支払いなどに利用するメインカードの選び方は、以下のとおりです。

メインカードの選び方
  • ポイントの貯まりやすさで選ぶ
  • 利用頻度の高いお店で特典があるものを選ぶ
  • 加盟店が多いカードを選ぶ

ポイントの貯まりやすさで選ぶ

ポイント還元

普段の支払いに利用するメインカードは、ポイント還元率の高さが重要です。

基本の還元率が高ければ、毎月の固定費の支払いだけでも、効率よくポイントが貯まります。

現在流通するクレジットカードの還元率の相場は0.5~1.0%程度。

メインカードは、なるべく還元率が1.0%に近いカードを選びましょう。

利用頻度の高いお店で特典があるものを選ぶ

基本還元率の高さに加えて、普段よく利用するお店で特典が受けられるかどうかも、重要なポイントです。

  • 楽天カード
    楽天市場で3.0%還元
  • JCBカードW
    Amazonで2.0%還元、期間限定キャンペーンも豊富
  • リクルートカード
    リクルート参画グループで最大4.2%還元

上記のクレジットカードは、いずれも基本還元率が1.0%を超える上、特定のお店で特典が受けられる好例です。

よく利用するお店でお得に使えるクレジットカードを確認しましょう。

加盟店が多いカードを選ぶ

メインカードを選ぶ際に国際ブランドに迷ったら、VisaかMastercardがおすすめです。

他の国際ブランドと比べて加盟店数が多く、世界中で不自由なく利用できるからです。

普段使い用のメインカードには、より多くのお店で使えるものを選ぶと安心でしょう。

サブカードの選び方

サブカードの選び方

次に、サブカードを選ぶ際のポイントを解説します。

サブカードの選び方
  • メインカードの弱点をカバーできるものを選ぶ
  • 年会費無料のものを選ぶ
  • 異なる国際ブランドを選ぶ

メインカードの弱点をカバーできるものを選ぶ

サブカードを選ぶ最大のコツは、メインカードの弱点を補えるものを選ぶことです。

例えば、メインカードに海外旅行保険がないなら、海外旅行保険が付帯するサブカードを保有すると、メインカードのデメリットを払拭できます。

メインカードに似たものを選ぶのではなく、足りない部分をカバーできるかどうかで選びましょう。

年会費無料のものを選ぶ

お金と植物

サブカードはメインカードよりも利用頻度が少ないため、年会費有料のものを選ぶと、ポイント還元などで年会費分を取り返せない可能性が高くなります。

年会費無料のサブカードなら、複数持ちしても維持コストが増えないので安心です。

異なる国際ブランドを選ぶ

サブカードは、メインカードとは別の国際ブランドを選びましょう。

国際ブランドを分けると、利用できる加盟店が増えるのはもちろん、それぞれの国際ブランドの特典も利用できます。

メインカードがVisaならサブカードはJCBを選ぶなど、重複しない組み合わせがおすすめです。

クレジットカードは適正な枚数だけ保有しよう

クレジットカードは適正な枚数だけ保有しよう

クレジットカードの複数持ちについて改めて確認しましょう。

クレジットカードは何枚持ちがおすすめ?
  • クレジットカードの平均保有枚数は1人あたり2.8枚
  • メインカード1枚とサブカード1~2枚を持つのが理想
  • メインカードはポイントの貯まりやすさで選ぶ
  • サブカードはメインカードの弱点を補えるものや年会費無料のものを選ぶ

クレジットカードは2~3枚(メインカード1枚+サブカードを1~2枚)保有するのがベストと言えます。

複数持ちすると利用できる特典が増える一方で、カードを増やしすぎると、管理しきれないデメリットもあるためです。

日々の支払いに使うメインカードは還元率を重視し、サブカードはメインカードにない特典があるもの・年会費無料のものを選びましょう。

クレジットカードの複数持ちで、特典や付帯サービスをお得に使いこなしてくださいね。

参考サイト