後継のクレジットカード「JCBカードS」に関しては、こちらの記事をご覧ください。
JCBカードSのメリットとデメリット|年会費無料でクラブオフ優待が使える!
JCB一般カードは、唯一の日本発の国際ブランドJCBが発行する、信頼とステータスを備えたクレジットカードです。
JCBプロパーカードのなかでも、長く人気を集めているJCB一般カードが気になっている方も多いでしょう。
メリットやデメリット、カードを保有している方からの評判などを踏まえながら、JCB一般カードの真の実力を分析します。
- セブン-イレブンやAmazonなどでポイントアップ
- 年間の利用額に応じてポイントが最大50%アップ
- JCBプラザコールセンターや日本語対応の海外窓口など海外旅行時のサービス
- 基本還元率が0.5%と低め
- 年会費がかかる
- 海外で利用できない場合もある
※本記事の価格は全て税込みです。
- ・ファイナンシャルプランナー/CFP®資格(日本FP協会)
- ・日商簿記2級
大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当。資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後CFP認定を取得し、フリーのFPライターとして活動を行う。
JCB一般カードのメリット
JCB一般カード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5%~5.0% |
名称 | Oki Dokiポイント | |
1ポイントの価値 | 5円 | |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル、スカイマイル | |
年会費 | 初年度 | 無料(オンライン入会の場合のみ) |
2年目以降 | 1,375円(税込) (条件付き無料※1) |
|
家族カード | 440円(税込) | |
旅行保険 | 海外 | 最高3,000万円(利用付帯) |
国内 | 最高3,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | 最短即日※2 |
※2 【1】9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
JCB一般カードは、JCB発行のプロパーカード「JCBオリジナルシリーズ」のなかで、最もシンプルかつスタンダードなクレジットカードです。
まずは、JCB一般カードのメリットを順にみていきましょう。
- 優待店利用でポイントが2倍以上にアップ
- Oki Doki ランド経由でネットショッピングもポイント最大20倍
- 年間利用額に応じてポイント最大50%アップ
- ハワイで使える特典も付帯
- 海外旅行時のトラベルサービスが充実
- 最短5分の即日発行に対応
優待店利用でポイントが2倍以上にアップ
JCB一般カードをJCB ORIGINAL SERIESのパートナー優待店で利用すると、ポイント還元率が2倍以上にアップします。
おもな優待店とポイント倍率は、次の通りです。
店名 | ポイント倍率 | 還元率 |
---|---|---|
スターバックスカードへのオンライン入金 | 10倍 | 5.0% |
セブン-イレブン | 3倍 | 1.5% |
Amazon | 3倍 | 1.5% |
オリックスレンタカー | 6倍 | 3.0% |
洋服の青山 | 5倍 | 2.5% |
高島屋 | 3倍 | 1.5% |
スターバックスやセブン-イレブン、Amazonなどの人気店が勢ぞろい。
なかには、期間限定でポイントが最大20倍にアップする店舗もあります。
ただし、ポイントアップサービスの適用には事前エントリーが必要なので注意しましょう。
Oki Doki ランド経由でポイント最大20倍
JCBが運営するポイント優待サイト Oki Doki ランドを利用すれば、JCB一般カードでのネットショッピングで最大20倍ものポイントが貯められます。
参加ショップには、下記のような人気店が約300店も含まれています。
Oki Dokiランド対象店舗 | ポイント倍率 |
---|---|
Amazonデバイス | 2倍 |
Amazon Fashion | 9倍 |
楽天市場 | 2倍 |
Yahoo!ショッピング | 2倍 |
ユニクロオンラインストア | 2倍 |
au PAY マーケット | 2倍 |
家電・旅行・ファッション・美容など幅広いジャンルのショップでポイントアップを狙えます。
JCBスターメンバーズでポイント最大50%アップも
JCBスターメンバーズとは、年間利用に応じてポイントアップするお得なメンバーシップサービスのことです(登録不要)。
JCB一般カードには、年間利用金額ごとに次のポイントアップ率が適用されます。
期間中の利用合計金 | メンバーランク名称 | ボーナスポイント |
---|---|---|
100万円以上 | スターαPLUS | 50% |
50万円以上 | スターβPLUS | 20% |
30万円以上 | スターePLUS | 10% |
毎年100万円以上利用する方なら、毎年50%もポイントアップします。使えば使うほどお得にポイントを獲得できます。
なお年間利用額は、家族カードの利用分も合算して集計され、家族会員には本会員と同じメンバーランクが適用されます。
ハワイで使える特典も付帯
JCB一般カードにはハワイで使える特典も付帯します。
- JCBプラザ ラウンジ・ホノルルでサポートを受けられる
- JCB優待の店舗で利用すると割引やプレゼントなどの特典あり
- ワイキキトロリーの乗車賃が無料
JCBプラザ ラウンジは海外の一部主要都市に設置されているJCB会員専用のラウンジです。
ハワイにもJCBプラザ ラウンジ・ホノルルがあり、手厚いサポートを受けられます。
- JCB加盟店情報や観光情報の案内
- JCB加盟店(ホテルやレストラン)の予約
- カードの紛失・盗難時のサポート
- Wi-Fi 無料利用サービス
- フリードリンク
また、ハワイにはJCBカードを利用すると特典がもらえるJCB優待店も多数あります。
特典の内容は店舗によって異なり、料金の割引やサンプル品のプレゼントなどさまざまです。
ハワイのワイキキトロリーのピンクラインの乗車賃が無料になるキャンペーンも実施中です。
乗車時にJCB一般カードを提示するだけで、同乗の家族3人(大人1人+子供2人)も無料で乗れますよ。
保険やトラベルサービスが充実
JCB一般カードは、スタンダードカードながら手厚い内容の保険が付帯されています。
- 海外旅行傷害保険
最高3,000万円(利用付帯) - 国内旅行傷害保険
最高3,000万円(利用付帯) - ショッピングガード保険(海外)
年間最高100万円
海外旅行中のトラブルを24時間年中無休で電話相談できる「JCBプラザコールセンター」や、日本語対応の海外窓口「JCBプラザ」など、海外旅行をサポートする多彩なサービスも満載です。
さらに、JCB海外加盟店でのカード利用で自動的にポイントが2倍になる「海外ダブルポイント」も注目の特典です。
JCB一般カードは、日常はもちろん、旅行時にも安心・快適・お得を叶えるさまざまな特典を備えています。
最短5分の即日発行に対応
JCB一般カードは、最短5分で即日発行できるモバ即に対応しています。
カードの到着を待つことなく、すぐにネットショッピングで利用できます。
JCB一般カードを最短5分で発行する流れは以下の通りです。
- 午後8時までにスマホ・パソコンからナンバーレスで申し込む
- 審査完了後、メールで通知(ここまで最短5分)
- MyJCBアプリをダウンロードする
- 初回のみ顔写真付き本人確認書類で本人確認を実施する
- アプリ内でカード番号を確認する
- 後日、カードが郵送で届く(約1週間後)
カード到着前に利用する場合はMyJCBアプリでの本人確認が必要です。
運転免許証、マイナンバーカード、在留カードのいずれかを用意しておきましょう。
また、モバ即を利用する場合は家族カードやETCカードを同時に申し込めません。
JCB一般カードには、その他にもたくさんのメリットがあります。
- オンライン入会で初年度年会費無料
MyJチェックの登録と年間利用合計50万円以上の条件クリアで翌年度年会費も無料 - 安全性の高い表面ナンバーレス
漢数字の「一」をモチーフにしたシンプルかつスタイリッシュなデザイン - JCBコンタクトレスが標準搭載
サイン・暗証番号不要、カードをかざすだけの簡単決済 - 複数のカードデザインからセレクト可能
クラシカルなミッキーマウスのデザインも
JCB一般カードのデメリット
続いて、JCB一般カードのデメリットについて解説します。
良い面と悪い面をしっかりと踏まえて、JCB一般カードの実力を冷静に判断しましょう。
- 基本還元率が0.5%と低め
- 年会費がかかる
- 海外で利用できない場合もある
基本還元率が0.5%と低め
JCB一般カードの基本還元率は0.5%と、やや低めです。
他社には年会費無料で還元率1.0%以上のカードも展開されているため、コスパ重視の方には物足りないかもしれません。
とくにJCBオリジナルシリーズのパートナー優待店や「Oki Doki ランド」を利用しない方は、基本還元率が1.0%以上のカードがおすすめです。
年会費がかかる
JCB一般カードの年会費は、オンライン入会により初年度は無料ですが、2年目以降は1,375円かかってしまいます。
クレジットカードのランニングコストを抑えたい方にとっては、デメリットといえるでしょう。
ただし、下記の条件をクリアすれば、翌年度の年会費も無料にできます。
- MyJチェックに登録
- 年間利用50万円以上
年間50万円を月単位で換算すると、1ヶ月当たり約41,700円です。
海外で利用できない場合もある
日本発の国際ブランドであるJCBは、VisaやMastercardと比べて加盟店が少なく、国や地域によっては使えないケースがあります。
とくに、JCBカードのみでヨーロッパを観光しようとすると不便を強いられる可能性大。
日本人観光客が多く訪れる人気スポットや大手デパートなどではほぼ問題ありませんが、次のような場所ではJCBを取り扱っていない場合が多いので、注意が必要です。
- 個人経営の店舗
- ホテル
- レストラン
- コンビニ
- ガソリンスタンド
- 鉄道など
そのため、海外旅行時には、圧倒的シェアを誇るVisaまたはMastercardのいずれかをサブカードとして持っていくと安心です。
なお、日本国内はもちろん、次のようなアジア圏内やハワイなどでは、JCBが広く普及しています。
- 韓国
- 台湾
- インドネシア
- タイ
- ベトナム
- ハワイ
- グアム
屋台や小規模店舗など、現金しか取り扱っていないような店舗を除けば、JCBカードが使えず困るようなケースは少ないでしょう。
JCB一般カードの評判
実際にJCB一般カードを利用している方から、評判の声を集めました。
アプリの使いやすさや収支管理のしやすさなど、数値では見えない部分への評判が目立ちました。
また、やはり海外では不便だったとの声も多くありましたが、一方ハワイでは特典のおかげで快適に過ごした方も。
利用年数が長いユーザーも多く、長く愛されるカードであることが評判から見えてきます。
日頃からよく利用しているAmazonとセブン-イレブンのポイント還元率が3倍と高いため、お得感があります。
また、週に1~2回仕事の合間にスターバックスへ行くのですが、こちらでもポイントがザクザク貯まるのでうれしいです。
アプリも使いやすいですし、マイページにログインする際の認証もしっかりしていて、セキュリティ面でも安心できます。
贅沢かもしれませんが、ローソンやファミリーマートなど、ほかのコンビニのポイント還元率もアップしたらもっといいのになと思っています。
正直、普段の生活ではどこのクレジットカードを使用しても大差ないと感じていました。
でも、義理の妹の結婚式でハワイに行った時、JCBカードを提示するだけでワイキキトロリーに乗車できるサービスを受けた時は、「持っていて良かったな」と思いました。
サイトが見やすく説明が分かりやすい点と利用履歴がアプリで確認・管理ができることがとても良いです。
特にスマホアプリについては、他の金融系のアプリと比較しても見やすく便利であると感じているので、発行して本当に良かったと思っています。
ただ、私は普段海外で生活しており、海外ではJCBを利用できる店舗はほぼありません。
オンラインショップでの決済もMastercardかVisaしか選択肢にないので、利用頻度は少ないです。
海外で利用できれば文句なしに星5つです。国内滞在時はほぼJCBカードで決済しています。
日本国内ならJCBという言葉通り、日本では加盟店も多く使用しやすいカードです。
キャンペーンではディズニーランド貸切パーティーへのご招待がありました。
長い期間持っていると一度は当たるかと期待してましたが一度も当たりません。
海外旅行に行った際にはJCBよりもVisaやMastercardの方が利用できる場所が多かったように感じます。
複数枚カードを持ち合わせていれば特に困ったこともなく、これからも持ち続けると思います。
プロパーカードであり、持っているだけで自分のブランド力も上がる1枚だと思います!
利用実績を積んでいってゴールドのインビテーションも狙えるカードなので、どれを作るか今迷っている方にはおすすめしたいです。
MyJCBに登録するだけで、明細や支払いもネットで簡単に管理でき、使い勝手も抜群です。
*集計方法:クラウドワークスによるアンケート調査
JCB一般カードの審査
JCB一般カードに興味を持っても、審査に通過しなければカードを使いはじめることができません。
そこでここからは、JCB一般カードの気になる審査事情について考察します。
JCB一般カードの申し込みを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
JCB一般カードの審査基準と傾向
JCBの公式サイトに明記されているJCB一般カードの申し込み資格は次の通りです。
18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。
学生まで対象としている点、安定継続収入を「申し込み者本人」に限定していない点から、JCB一般カードは比較的申し込みの間口が広く作りやすいカードであると推測できます。
また、年齢制限を18歳以上としていることからも、収入の高さではなく安定性を重視する傾向がうかがえます。
JCB一般カードの審査を通すコツ
どのクレジットカード会社でも審査基準は公開されていないため、審査に通る確実な方法はありません。
しかし、いくつかのコツを押さえれば、審査通過の可能性を高めることができます。
- 申し込みフォームは正確に入力する
- キャッシング枠は0円にする
- 短期間に複数枚のクレジットカードを申し込まない
申し込みフォームは正確に記入する
申し込みフォームに正確に入力するのは、基本中の基本です。
入力に不備や誤りがあると、たとえ故意でなくても、虚偽申告とみなされて審査に不利となる恐れがあるため要注意です。
申し込みフォームの任意項目まで埋めると、審査に有利になるともいわれています。
キャッシング枠は0円にする
申し込み時にキャッシング枠を設定すると、クレジットカードの審査とキャッシング枠の審査が二重で行われるため、より審査が厳しくなる傾向があります。
キャッシングの予定がない場合には、必ずキャッシング枠を0円にして申し込みしましょう。
短期間に複数枚のクレジットカードを申し込まない
クレジットカードの申し込み履歴は、個人信用情報に6ヶ月間記録されており、審査時にはカード会社に筒抜けです。
そのため、短期間に複数枚のカードを申し込んでいると、「お金に困っているのでは」と判断されて審査に悪影響を及ぼす恐れがあります。
すでに多重申し込みをしている方は、6ヶ月間を超えてからJCB一般カードに入会しましょう。
JCB一般カードとJCBゴールドの違い
JCB一般カードのワンランク上には、JCBゴールドがあります。
どのような点で一般カードよりも優れているのか比較してみましょう。
項目 | JCB一般カード | JCBゴールドカード | |
---|---|---|---|
年会費 | 本会員 | 初年度:無料 2年目以降:1,375円 ※条件を満たすと無料 | 初年度:無料 2年目以降:11,000円 |
家族会員 | 440円 ※本会員が無料なら無料 | 1人目:無料 2人目以降:1人につき1,100円 |
|
還元率 | 基本還元率 | 0.5%~5.0% | 0.5%~5.0% |
Oki Doki ランド | 2倍~最大20倍 | 2倍~最大20倍 | |
JCBスターメンバーズ | 最大50%アップ | 最大100%アップ ※2024年1月分までは60% |
|
旅行傷害保険 | 海外 | 最高3,000万円(利用付帯) | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(利用付帯) | ||
国内・海外航空機遅延保険 | なし | 2万円~4万円限度 | |
ショッピングガード保険 | 海外 | 年間最高100万円 ※1事故につき自己負担10,000円 | 年間最高500万円 ※1事故につき自己負担額3,000円 |
国内 | なし | ||
JCBスマートフォン保険 | 年間最高30,000円 ※1事故につき自己負担額10,000円 | 年間最高50,000円 ※1事故につき自己負担額10,000円 |
|
その他の主な特典 | 空港ラウンジサービス | なし | あり |
ゴルフサービス | |||
健康サービス |
年会費で比較
項目 | JCB一般カード | JCBゴールド |
---|---|---|
本会員 | 初年度:無料 2年目以降:1,375円 ※条件を満たすと無料 | 初年度:無料 2年目以降:11,000円 |
家族会員 | 440円 ※本会員が無料なら無料 | 1人目:無料 2人目以降:1人につき1,100円 |
どちらもオンライン入会により、初年度は無料です。
一般カードは前述した条件をクリアすれば、本会員・家族会員がともに翌年も無料になります。
JCBゴールドの翌年以降の年会費は、11,000円と高額です。
ただし、ゴールドカードならではの豪華な特典が付帯するため、年会費以上の価値があると言えるでしょう。
還元率で比較
項目 | JCB一般カード | JCBゴールド |
---|---|---|
基本還元率 | 0.50%~10.00% | 0.50%~10.00% |
Oki Doki ランド | 2倍~最大20倍 | 2倍~最大20倍 |
JCBスターメンバーズ | 最大50%アップ | 最大100%アップ ※2024年1月分までは60% |
還元率の違いは、JCBスターメンバーズによる還元率アップです。
以下の表のとおり、年間利用額100万円以上までは同様ですが、JCBゴールドは300万円以上使うと100%(2倍)にアップします。
期間中の利用合計金 | メンバーランク名称 | JCB一般カードのボーナスポイント | JCBゴールドのボーナスポイント |
---|---|---|---|
300万円以上 | ロイヤルαPLUS | - | 100% 2024年1月分まで60% |
100万円以上 | スターαPLUS | 50% | 50% |
50万円以上 | スターβPLUS | 20% | 20% |
30万円以上 | スターePLUS | 10% | 10% |
なお、100%アップになるのは2024年2月分からで、それまでは60%アップです。
付帯保険で比較
項目 | JCB一般カード | JCBゴールド | |
---|---|---|---|
旅行傷害保険 | 海外 | 最高3,000万円(利用付帯) | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(利用付帯) | ||
国内・海外航空機遅延保険 | なし | 2万円~4万円限度 | |
ショッピングガード保険 | 海外 | 年間最高100万円 | 年間最高500万円 ※1事故につき自己負担額3,000円 |
国内 | なし | ||
JCBスマートフォン保険 | 年間最高30,000円 ※1事故につき自己負担額10,000円 | 年間最高50,000円 ※1事故につき自己負担額10,000円 |
JCBゴールドのほうが補償が手厚く、国内外で飛行機が遅延したときのトラブルにも備えられるのがメリットです。
とくに保険金額の差が大きいのは海外旅行傷害保険で、JCBゴールドは最高1億円の補償を受けられます。
一般カードにはない家族特約もついており、本会員と生計をともにする19歳未満の子どもも対象です。
海外旅行傷害保険の詳しい違いは下表のとおりです。
項目 | JCB一般カード (本会員・家族会員) | JCBゴールド (本会員・家族会員) | JCBゴールド (家族特約) |
---|---|---|---|
傷害死亡・後遺傷害 | 最高3,000万円 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
傷害治療費用 | 1回の事故につき 100万円限度 | 1回の事故につき 300万円限度 | 1回の事故につき 200万円限度 |
疾病治療費用 | 1回の病気につき 100万円限度 | 1回の病気につき 300万円限度 | 1回の病気につき 200万円限度 |
賠償責任 | 1回の事故につき 2,000万円限度 | 1回の事故につき 1億円限度 | 1回の事故につき 2,000万円限度 |
携行品損害 | 1旅行中20万円限度 保険期間中100万円限度 | 1旅行中50万円限度 保険期間中100万円限度 | 1旅行中50万円限度 保険期間中100万円限度 |
救援者費用等 | 100万円限度 | 400万円限度 | 200万円限度 |
その他の特典で比較
JCBゴールドには、以下の豪華な特典が付帯されています。これらは一般カードには付帯されていません。
- 空港ラウンジサービス
国内主要空港とハワイ・ホノルルの空港ラウンジを無料利用 - ラウンジ・キー
世界1,100ヶ所以上のラウンジをUS35ドルで利用可能 - ゴルフサービス
全国約1,200ヶ所のゴルフ場の手配を代行 - 健康サービス
24時間健康相談ダイヤルが無料・人間ドックが優待料金に
JCBゴールドへのインビテーション
JCB一般カードを保有し、一定の基準を超えて利用していると、上位ランクのJCBゴールドへのインビテーションが届く場合があります。
インビテーションについての詳細な情報は公開されていませんが、一般的には次のような条件をクリアすることが必要とされています。
- ある程度の額で継続的な利用実績がある
- よいクレヒスを積んでいる(延滞・遅延がない)
前述の通り、JCBゴールドは、最高1億円の海外旅行傷害保険をはじめ、旅行やグルメなど、生活を格上げするサービスが付帯したゴールドカードです。
年会費も11,000円と高額で、当然ながらJCB一般カードと比べると審査難易度が上がります。
審査を通過するためには、年収300~400万円ほどが必要ともいわれています。
JCB一般カードに関するQ&A
JCB一般カードのメリットは?
- 優待店なら2倍以上の高還元
セブン-イレブンやAmazonは1.5%還元 - Oki Doki ランド経由で還元率最大20倍
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの人気サイトが対象 - 年間利用額に応じて翌年の還元率が上がる
100万円以上の利用で50%アップ - 保険やトラベルサービスが充実
最大3,000万円補償の海外旅行保険などを付帯
JCB一般カードのデメリットは?
- 基本還元率が0.5%と低め
優待店などを利用しないとポイントが貯まりにくい - 年会費がかかる
条件をクリアしないと翌年から1,375円 - 海外で利用できない場合がある
VisaやMastercardより海外の加盟店が少ない
JCB一般カードの年会費は?
以下の条件を満たすと翌年の年会費も無料になります。
- MyJチェックの登録
- 年間利用額50万円以上
JCB一般カードのポイント還元率は悪い?
しかし、優待店やOki Doki ランドの利用、年間利用金額に応じて還元率がアップします。
とくにスターバックスカードへのオンライン入金は、5.0%還元とかなりお得です。
使い方次第で高還元カードに変わると言えるでしょう。
JCB一般カードのETCカードは?
発行手数料・年会費はかかりません。
家族会員も発行でき、JCB一般カード1枚につき1枚まで発行可能です。
JCB一般カードの審査にかかる時間は?
カード番号ありの通常発行の場合、審査にかかる時間は1~3日ほど。ナンバーレス発行でも受付時間が午後8時を超えた場合は翌日の受付扱いとなります。
最短5分で発行したい場合は、午後8時までに申し込みを完了してください。
JCB一般カードの締め日・支払日は?
支払日が土・日・祝日の場合は翌営業日に支払います。
ただし、ETCカード利用分は締め日が毎月月末、支払日は翌々月10日です。
通常のショッピング利用分とタイミングがずれるので注意してください。
JCB一般カードがおすすめな方
JCB一般カードは、以下のような方におすすめのクレジットカードです。
- JCBのプロパーカードが欲しい方
- セブン-イレブン・Amazon・スターバックスなどの優待店を頻繁に利用する方
- 年間50万円以上利用する予定がある方
- 充実したトラベルサービスを望む方
- いずれはJCBゴールドなどの上位カードを保有したい方
JCB一般カードは、特約店やネットショッピング利用などで効率的にポイントが貯まる、お得なメリットが詰まったクレジットカードです。
オンライン入会で初年度年会費無料、MyJチェックの登録&年間50万円以上の利用で翌年以降も無料で保有できるため、コスパも良好です。
また、手厚い旅行傷害保険に、充実したトラベルサービスが付帯されている点も見逃せません。
利用実績によりインビテーションも届くため、将来的にハイステータスなカードの保有を目指す方にもおすすめです。
ぜひ、JCB一般カードを手に入れて、お得に賢く使いこなしてみてください。