JCB一般カード
  • 2023年10月30日
  • 2024年2月22日
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JCB一般カードの評判からメリット・デメリットを分析!審査難易度は?

JCB一般カードは、2024年1月31日(水)をもって新規発行が終了しました。

後継のクレジットカード「JCBカードS」に関しては、こちらの記事をご覧ください。
JCBカードSのメリットとデメリット|年会費無料でクラブオフ優待が使える!

JCB一般カードは、唯一の日本発の国際ブランドJCBが発行する、信頼とステータスを備えたクレジットカードです。

JCBプロパーカードのなかでも、長く人気を集めているJCB一般カードが気になっている方も多いでしょう。

そこで今回は、JCB一般カードについて徹底解説します。

メリットやデメリット、カードを保有している方からの評判などを踏まえながら、JCB一般カードの真の実力を分析します。

JCB一般カードのメリット
  • セブン-イレブンやAmazonなどでポイントアップ
  • 年間の利用額に応じてポイントが最大50%アップ
  • JCBプラザコールセンターや日本語対応の海外窓口など海外旅行時のサービス
JCB一般カードのデメリット
  • 基本還元率が0.5%と低め
  • 年会費がかかる
  • 海外で利用できない場合もある
クレジットカードのおすすめランキング|究極にお得な1枚はコレ

※本記事の価格は全て税込みです。

この記事の執筆者
松崎観月
松崎観月
保有資格

大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当。資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後CFP認定を取得し、フリーのFPライターとして活動を行う。

JCB一般カードのメリット

JCB一般カード

JCB一般カード
ポイント還元率0.5%~5.0%
名称Oki Dokiポイント
1ポイントの価値5円
交換可能マイルANAマイル、JALマイル、スカイマイル
年会費初年度無料(オンライン入会の場合のみ)
2年目以降1,375円(税込)
(条件付き無料※1)
家族カード440円(税込)
旅行保険海外最高3,000万円(利用付帯)
国内最高3,000万円(利用付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費
ポストペイ型電子マネーQUICPay
国際ブランドJCB
発行会社株式会社ジェーシービー
発行期間最短即日※2
※1 年会費お振替月の前々月19日までに「MyJチェック」のご登録があり、12月16日~翌年12月15日のショッピングご利用合計金額が50万円以上の場合は、翌年の年会費が無料となります。
※2 【1】9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。

JCB一般カードは、JCB発行のプロパーカード「JCBオリジナルシリーズ」のなかで、最もシンプルかつスタンダードなクレジットカードです。

まずは、JCB一般カードのメリットを順にみていきましょう。

  • 優待店利用でポイントが2倍以上にアップ
  • Oki Doki ランド経由でネットショッピングもポイント最大20倍
  • 年間利用額に応じてポイント最大50%アップ
  • ハワイで使える特典も付帯
  • 海外旅行時のトラベルサービスが充実
  • 最短5分の即日発行に対応

優待店利用でポイントが2倍以上にアップ

JCBパートナー店

JCB一般カードをJCB ORIGINAL SERIESのパートナー優待店で利用すると、ポイント還元率が2倍以上にアップします。

おもな優待店とポイント倍率は、次の通りです。

店名ポイント倍率還元率
スターバックスカードへのオンライン入金10倍5.0%
セブン-イレブン3倍1.5%
Amazon3倍1.5%
オリックスレンタカー6倍3.0%
洋服の青山5倍2.5%
高島屋3倍1.5%

スターバックスやセブン-イレブン、Amazonなどの人気店が勢ぞろい。

なかには、期間限定でポイントが最大20倍にアップする店舗もあります。

優待店をうまく活用すれば、お得にポイントを貯められるでしょう。

ただし、ポイントアップサービスの適用には事前エントリーが必要なので注意しましょう。

Oki Doki ランド経由でポイント最大20倍

okidokiポイント

JCBが運営するポイント優待サイト Oki Doki ランドを利用すれば、JCB一般カードでのネットショッピングで最大20倍ものポイントが貯められます。

参加ショップには、下記のような人気店が約300店も含まれています。

Oki Dokiランド対象店舗ポイント倍率
Amazonデバイス2倍
Amazon Fashion9倍
楽天市場2倍
Yahoo!ショッピング2倍
ユニクロオンラインストア2倍
au PAY マーケット2倍

家電・旅行・ファッション・美容など幅広いジャンルのショップでポイントアップを狙えます。

JCBスターメンバーズでポイント最大50%アップも

JCBスターメンバーズ

JCBスターメンバーズとは、年間利用に応じてポイントアップするお得なメンバーシップサービスのことです(登録不要)。

JCB一般カードには、年間利用金額ごとに次のポイントアップ率が適用されます。

期間中の利用合計金メンバーランク名称ボーナスポイント
100万円以上スターαPLUS50%
50万円以上スターβPLUS20%
30万円以上スターePLUS10%

毎年100万円以上利用する方なら、毎年50%もポイントアップします。使えば使うほどお得にポイントを獲得できます。

なお年間利用額は、家族カードの利用分も合算して集計され、家族会員には本会員と同じメンバーランクが適用されます。

家族で揃ってJCB一般カードを使うなら、最上位ランクの「スターαPLUS」も狙いやすく、より効率的にポイントを貯められるでしょう。

ハワイで使える特典も付帯

JCBプラザ ラウンジ・ホノルル

JCB一般カードにはハワイで使える特典も付帯します。

  • JCBプラザ ラウンジ・ホノルルでサポートを受けられる
  • JCB優待の店舗で利用すると割引やプレゼントなどの特典あり
  • ワイキキトロリーの乗車賃が無料

JCBプラザ ラウンジは海外の一部主要都市に設置されているJCB会員専用のラウンジです。

ハワイにもJCBプラザ ラウンジ・ホノルルがあり、手厚いサポートを受けられます。

JCBプラザ ラウンジ・ホノルルの主なサービス
  • JCB加盟店情報や観光情報の案内
  • JCB加盟店(ホテルやレストラン)の予約
  • カードの紛失・盗難時のサポート
  • Wi-Fi 無料利用サービス
  • フリードリンク

また、ハワイにはJCBカードを利用すると特典がもらえるJCB優待店も多数あります。

特典の内容は店舗によって異なり、料金の割引やサンプル品のプレゼントなどさまざまです。

JCB優待店はたびらばから検索できます。

ハワイのワイキキトロリーのピンクラインの乗車賃が無料になるキャンペーンも実施中です。

乗車時にJCB一般カードを提示するだけで、同乗の家族3人(大人1人+子供2人)も無料で乗れますよ。

保険やトラベルサービスが充実

JCB一般カードの保険

JCB一般カードは、スタンダードカードながら手厚い内容の保険が付帯されています。

  • 海外旅行傷害保険
    最高3,000万円(利用付帯)
  • 国内旅行傷害保険
    最高3,000万円(利用付帯)
  • ショッピングガード保険(海外)
    年間最高100万円

海外旅行中のトラブルを24時間年中無休で電話相談できる「JCBプラザコールセンター」や、日本語対応の海外窓口「JCBプラザ」など、海外旅行をサポートする多彩なサービスも満載です。

さらに、JCB海外加盟店でのカード利用で自動的にポイントが2倍になる「海外ダブルポイント」も注目の特典です。

JCB一般カードは、日常はもちろん、旅行時にも安心・快適・お得を叶えるさまざまな特典を備えています。

最短5分の即日発行に対応

JCB一般カードは最短5分で発行

JCB一般カードは、最短5分で即日発行できるモバ即に対応しています。

カードの到着を待つことなく、すぐにネットショッピングで利用できます。

実店舗でもすぐ使いたい場合、発行されたカード情報をApple PayまたはGoogle Payへ登録するだけです。

JCB一般カードを最短5分で発行する流れは以下の通りです。

  1. 午後8時までにスマホ・パソコンからナンバーレスで申し込む
  2. 審査完了後、メールで通知(ここまで最短5分)
  3. MyJCBアプリをダウンロードする
  4. 初回のみ顔写真付き本人確認書類で本人確認を実施する
  5. アプリ内でカード番号を確認する
  6. 後日、カードが郵送で届く(約1週間後)

カード到着前に利用する場合はMyJCBアプリでの本人確認が必要です。

運転免許証、マイナンバーカード、在留カードのいずれかを用意しておきましょう。

また、モバ即を利用する場合は家族カードやETCカードを同時に申し込めません。

本人確認書類がない場合や、ETCカードなどを同時に申し込みたい場合は「カード番号あり」で申し込んでください。

JCB一般カードには、その他にもたくさんのメリットがあります。

JCB一般カードのその他のメリット
  • オンライン入会で初年度年会費無料
    MyJチェックの登録と年間利用合計50万円以上の条件クリアで翌年度年会費も無料
  • 安全性の高い表面ナンバーレス
    漢数字の「一」をモチーフにしたシンプルかつスタイリッシュなデザイン
  • JCBコンタクトレスが標準搭載
    サイン・暗証番号不要、カードをかざすだけの簡単決済
  • 複数のカードデザインからセレクト可能
    クラシカルなミッキーマウスのデザインも
オンライン相談サービス

JCB一般カードのデメリット

JCB一般カードのデメリット

続いて、JCB一般カードのデメリットについて解説します。

良い面と悪い面をしっかりと踏まえて、JCB一般カードの実力を冷静に判断しましょう。

  • 基本還元率が0.5%と低め
  • 年会費がかかる
  • 海外で利用できない場合もある

基本還元率が0.5%と低め

JCB一般カードの基本還元率は0.5%と、やや低めです。

他社には年会費無料で還元率1.0%以上のカードも展開されているため、コスパ重視の方には物足りないかもしれません。

とくにJCBオリジナルシリーズのパートナー優待店や「Oki Doki ランド」を利用しない方は、基本還元率が1.0%以上のカードがおすすめです。

年会費がかかる

電卓とお金

JCB一般カードの年会費は、オンライン入会により初年度は無料ですが、2年目以降は1,375円かかってしまいます。

クレジットカードのランニングコストを抑えたい方にとっては、デメリットといえるでしょう。

ただし、下記の条件をクリアすれば、翌年度の年会費も無料にできます。

  • MyJチェックに登録
  • 年間利用50万円以上

年間50万円を月単位で換算すると、1ヶ月当たり約41,700円です。

年会費を抑えたい方は、カードの年間利用予定額をシミュレーションしてみましょう。

海外で利用できない場合もある

JCB一般カードは海外で利用できない場合もある

日本発の国際ブランドであるJCBは、VisaやMastercardと比べて加盟店が少なく、国や地域によっては使えないケースがあります。

とくに、JCBカードのみでヨーロッパを観光しようとすると不便を強いられる可能性大。

日本人観光客が多く訪れる人気スポットや大手デパートなどではほぼ問題ありませんが、次のような場所ではJCBを取り扱っていない場合が多いので、注意が必要です。

  • 個人経営の店舗
  • ホテル
  • レストラン
  • コンビニ
  • ガソリンスタンド
  • 鉄道など

そのため、海外旅行時には、圧倒的シェアを誇るVisaまたはMastercardのいずれかをサブカードとして持っていくと安心です。

なお、日本国内はもちろん、次のようなアジア圏内やハワイなどでは、JCBが広く普及しています。

  • 韓国
  • 台湾
  • インドネシア
  • タイ
  • ベトナム
  • ハワイ
  • グアム

屋台や小規模店舗など、現金しか取り扱っていないような店舗を除けば、JCBカードが使えず困るようなケースは少ないでしょう。

JCB一般カードの評判

JCB一般カードの評判

実際にJCB一般カードを利用している方から、評判の声を集めました。

アプリの使いやすさや収支管理のしやすさなど、数値では見えない部分への評判が目立ちました。

また、やはり海外では不便だったとの声も多くありましたが、一方ハワイでは特典のおかげで快適に過ごした方も。

利用年数が長いユーザーも多く、長く愛されるカードであることが評判から見えてきます。

★★★★4.0
身近なお店で高還元がうれしい

日頃からよく利用しているAmazonとセブン-イレブンのポイント還元率が3倍と高いため、お得感があります。
また、週に1~2回仕事の合間にスターバックスへ行くのですが、こちらでもポイントがザクザク貯まるのでうれしいです。
アプリも使いやすいですし、マイページにログインする際の認証もしっかりしていて、セキュリティ面でも安心できます。
贅沢かもしれませんが、ローソンやファミリーマートなど、ほかのコンビニのポイント還元率もアップしたらもっといいのになと思っています。

28歳女性・会社員・利用歴3年

★★★★★5.0
ワイキキトロリー無料に感動!

正直、普段の生活ではどこのクレジットカードを使用しても大差ないと感じていました。
でも、義理の妹の結婚式でハワイに行った時、JCBカードを提示するだけでワイキキトロリーに乗車できるサービスを受けた時は、「持っていて良かったな」と思いました。

40代女性:フリーランス・利用歴10年

★★★★4.0
使用感はいいけれど…海外では不便

サイトが見やすく説明が分かりやすい点と利用履歴がアプリで確認・管理ができることがとても良いです。
特にスマホアプリについては、他の金融系のアプリと比較しても見やすく便利であると感じているので、発行して本当に良かったと思っています。
ただ、私は普段海外で生活しており、海外ではJCBを利用できる店舗はほぼありません。
オンラインショップでの決済もMastercardかVisaしか選択肢にないので、利用頻度は少ないです。
海外で利用できれば文句なしに星5つです。国内滞在時はほぼJCBカードで決済しています。

30代前半女性・教育関係職(海外勤務)・利用歴1年

★★★★4.0
ディズニーキャンペーンが豊富

日本国内ならJCBという言葉通り、日本では加盟店も多く使用しやすいカードです。
キャンペーンではディズニーランド貸切パーティーへのご招待がありました。
長い期間持っていると一度は当たるかと期待してましたが一度も当たりません。
海外旅行に行った際にはJCBよりもVisaやMastercardの方が利用できる場所が多かったように感じます。
複数枚カードを持ち合わせていれば特に困ったこともなく、これからも持ち続けると思います。

52歳男性・会社員・利用歴28年

★★★★★5.0
一般カードだけど将来性のあるカード

プロパーカードであり、持っているだけで自分のブランド力も上がる1枚だと思います!
利用実績を積んでいってゴールドのインビテーションも狙えるカードなので、どれを作るか今迷っている方にはおすすめしたいです。
MyJCBに登録するだけで、明細や支払いもネットで簡単に管理でき、使い勝手も抜群です。

20代男性・会社員・利用歴2年

*集計方法:クラウドワークスによるアンケート調査

オンライン相談サービス

JCB一般カードの審査

JCB一般カードの審査

JCB一般カードに興味を持っても、審査に通過しなければカードを使いはじめることができません。

そこでここからは、JCB一般カードの気になる審査事情について考察します。

JCB一般カードの申し込みを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

JCB一般カードの審査基準と傾向

JCBの公式サイトに明記されているJCB一般カードの申し込み資格は次の通りです。

18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。

引用元:JCB一般カード – 60年の信頼、JCBを代表するスタンダードカード

学生まで対象としている点、安定継続収入を「申し込み者本人」に限定していない点から、JCB一般カードは比較的申し込みの間口が広く作りやすいカードであると推測できます。

また、年齢制限を18歳以上としていることからも、収入の高さではなく安定性を重視する傾向がうかがえます。

パートやアルバイトの方、専業主婦(主夫)や年金受給者の方でも、審査を通過できる可能性はあるでしょう。

JCB一般カードの審査を通すコツ

JCB一般カードの審査を通すコツ

どのクレジットカード会社でも審査基準は公開されていないため、審査に通る確実な方法はありません。

しかし、いくつかのコツを押さえれば、審査通過の可能性を高めることができます。

JCB一般カードの審査を通すコツ
  • 申し込みフォームは正確に入力する
  • キャッシング枠は0円にする
  • 短期間に複数枚のクレジットカードを申し込まない

申し込みフォームは正確に記入する

申し込みフォームに正確に入力するのは、基本中の基本です。

入力に不備や誤りがあると、たとえ故意でなくても、虚偽申告とみなされて審査に不利となる恐れがあるため要注意です。

一項目ずつ丁寧に入力し、送信前には必ず一通り見直しをして入力漏れやミスがないかを確認しましょう。

申し込みフォームの任意項目まで埋めると、審査に有利になるともいわれています。

キャッシング枠は0円にする

申し込み時にキャッシング枠を設定すると、クレジットカードの審査とキャッシング枠の審査が二重で行われるため、より審査が厳しくなる傾向があります。

キャッシングとは
クレジットカードに付帯された現金を借りられる機能のこと。そしてキャッシング枠とは、現金を借り入れる際に利用できる限度額のことです。

キャッシングの予定がない場合には、必ずキャッシング枠を0円にして申し込みしましょう。

審査時間も長引く場合があるので、カードを早く発行したい方も、「0円」に設定するのがおすすめです。

短期間に複数枚のクレジットカードを申し込まない

クレジットカード

クレジットカードの申し込み履歴は、個人信用情報に6ヶ月間記録されており、審査時にはカード会社に筒抜けです。

そのため、短期間に複数枚のカードを申し込んでいると、「お金に困っているのでは」と判断されて審査に悪影響を及ぼす恐れがあります。

キャンペーンやポイント還元目的などで一度に複数のクレジットカードを申し込むのは控えましょう。

すでに多重申し込みをしている方は、6ヶ月間を超えてからJCB一般カードに入会しましょう。

JCB一般カードとJCBゴールドの違い

JCB一般カードJCB GOLD

JCB一般カードのワンランク上には、JCBゴールドがあります。

どのような点で一般カードよりも優れているのか比較してみましょう。

項目JCB一般カードJCBゴールドカード
年会費本会員初年度:無料
2年目以降:1,375円
※条件を満たすと無料
初年度:無料
2年目以降:11,000円
家族会員440円
※本会員が無料なら無料
1人目:無料
2人目以降:1人につき1,100円
還元率基本還元率0.5%~5.0%0.5%~5.0%
Oki Doki ランド2倍~最大20倍2倍~最大20倍
JCBスターメンバーズ最大50%アップ最大100%アップ
※2024年1月分までは60%
旅行傷害保険海外最高3,000万円(利用付帯)最高1億円(利用付帯)
国内最高5,000万円(利用付帯)
国内・海外航空機遅延保険なし2万円~4万円限度
ショッピングガード保険海外年間最高100万円
※1事故につき自己負担10,000円
年間最高500万円
※1事故につき自己負担額3,000円
国内なし
JCBスマートフォン保険年間最高30,000円
※1事故につき自己負担額10,000円
年間最高50,000円
※1事故につき自己負担額10,000円
その他の主な特典空港ラウンジサービスなしあり
ゴルフサービス
健康サービス

年会費で比較

項目JCB一般カードJCBゴールド
本会員初年度:無料
2年目以降:1,375円
※条件を満たすと無料
初年度:無料
2年目以降:11,000円
家族会員440円
※本会員が無料なら無料
1人目:無料
2人目以降:1人につき1,100円

どちらもオンライン入会により、初年度は無料です。

一般カードは前述した条件をクリアすれば、本会員・家族会員がともに翌年も無料になります。

JCBゴールドの翌年以降の年会費は、11,000円と高額です。

ただし、ゴールドカードならではの豪華な特典が付帯するため、年会費以上の価値があると言えるでしょう。

還元率で比較

項目JCB一般カードJCBゴールド
基本還元率0.50%~10.00%0.50%~10.00%
Oki Doki ランド2倍~最大20倍2倍~最大20倍
JCBスターメンバーズ最大50%アップ最大100%アップ
※2024年1月分までは60%

還元率の違いは、JCBスターメンバーズによる還元率アップです。

以下の表のとおり、年間利用額100万円以上までは同様ですが、JCBゴールドは300万円以上使うと100%(2倍)にアップします。

期間中の利用合計金メンバーランク名称JCB一般カードのボーナスポイントJCBゴールドのボーナスポイント
300万円以上ロイヤルαPLUS-100%
2024年1月分まで60%
100万円以上スターαPLUS50%50%
50万円以上スターβPLUS20%20%
30万円以上スターePLUS10%10%
基本還元率は0.5%ですが、年間300万円以上使えば1.0%還元です。年間利用金額が多い方なら、一般カードとの差をつけられます。

なお、100%アップになるのは2024年2月分からで、それまでは60%アップです。

付帯保険で比較

項目JCB一般カードJCBゴールド
旅行傷害保険海外最高3,000万円(利用付帯)最高1億円(利用付帯)
国内最高5,000万円(利用付帯)
国内・海外航空機遅延保険なし2万円~4万円限度
ショッピングガード保険海外年間最高100万円
年間最高500万円
※1事故につき自己負担額3,000円
国内なし
JCBスマートフォン保険年間最高30,000円
※1事故につき自己負担額10,000円
年間最高50,000円
※1事故につき自己負担額10,000円

JCBゴールドのほうが補償が手厚く、国内外で飛行機が遅延したときのトラブルにも備えられるのがメリットです。

とくに保険金額の差が大きいのは海外旅行傷害保険で、JCBゴールドは最高1億円の補償を受けられます。

一般カードにはない家族特約もついており、本会員と生計をともにする19歳未満の子どもも対象です。

家族カードの対象年齢は18歳以上なので、家族カードを持てない家族も補償を得られるのがうれしいですね。

海外旅行傷害保険の詳しい違いは下表のとおりです。

項目JCB一般カード
(本会員・家族会員)
JCBゴールド
(本会員・家族会員)
JCBゴールド
(家族特約)
傷害死亡・後遺傷害最高3,000万円最高1億円最高1,000万円
傷害治療費用1回の事故につき
100万円限度
1回の事故につき
300万円限度
1回の事故につき
200万円限度
疾病治療費用1回の病気につき
100万円限度
1回の病気につき
300万円限度
1回の病気につき
200万円限度
賠償責任1回の事故につき
2,000万円限度
1回の事故につき
1億円限度
1回の事故につき
2,000万円限度
携行品損害1旅行中20万円限度
保険期間中100万円限度
1旅行中50万円限度
保険期間中100万円限度
1旅行中50万円限度
保険期間中100万円限度
救援者費用等100万円限度400万円限度200万円限度

その他の特典で比較

JCBゴールドには、以下の豪華な特典が付帯されています。これらは一般カードには付帯されていません。

JCBゴールドの主な特典
  • 空港ラウンジサービス
    国内主要空港とハワイ・ホノルルの空港ラウンジを無料利用
  • ラウンジ・キー
    世界1,100ヶ所以上のラウンジをUS35ドルで利用可能
  • ゴルフサービス
    全国約1,200ヶ所のゴルフ場の手配を代行
  • 健康サービス
    24時間健康相談ダイヤルが無料・人間ドックが優待料金に

JCBゴールドへのインビテーション

JCB GOLD

JCB一般カードを保有し、一定の基準を超えて利用していると、上位ランクのJCBゴールドへのインビテーションが届く場合があります。

インビテーションを受けると、直接申し込むときよりも審査に通りやすくなるのがメリットです。

インビテーションについての詳細な情報は公開されていませんが、一般的には次のような条件をクリアすることが必要とされています。

インビテーションを受けるための条件
  • ある程度の額で継続的な利用実績がある
  • よいクレヒスを積んでいる(延滞・遅延がない)

前述の通り、JCBゴールドは、最高1億円の海外旅行傷害保険をはじめ、旅行やグルメなど、生活を格上げするサービスが付帯したゴールドカードです。

年会費も11,000円と高額で、当然ながらJCB一般カードと比べると審査難易度が上がります

審査を通過するためには、年収300~400万円ほどが必要ともいわれています。

そのため、JCBゴールドの保有を希望している方は、JCB一般カードで着実に利用実績を積み、インビテーションによるランクアップを目指すのもおすすめです。

JCB一般カードに関するQ&A

よくある質問

JCB一般カードのメリットは?

JCB一般カードの主なメリットは以下のとおりです。

  • 優待店なら2倍以上の高還元
    セブン-イレブンやAmazonは1.5%還元
  • Oki Doki ランド経由で還元率最大20倍
    Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの人気サイトが対象
  • 年間利用額に応じて翌年の還元率が上がる
    100万円以上の利用で50%アップ
  • 保険やトラベルサービスが充実
    最大3,000万円補償の海外旅行保険などを付帯

JCB一般カードのデメリットは?

JCB一般カードのデメリットは以下の3点です。

  • 基本還元率が0.5%と低め
    優待店などを利用しないとポイントが貯まりにくい
  • 年会費がかかる
    条件をクリアしないと翌年から1,375円
  • 海外で利用できない場合がある
    VisaやMastercardより海外の加盟店が少ない

JCB一般カードの年会費は?

JCB一般カードの年会費は、初年度はオンライン入会に限り無料、2年目以降は1,375円です。

以下の条件を満たすと翌年の年会費も無料になります。

  • MyJチェックの登録
  • 年間利用額50万円以上

JCB一般カードのポイント還元率は悪い?

JCB一般カードのポイント還元率は、極端に悪いわけではありませんが、基本還元率は0.5%と平均的です。

しかし、優待店やOki Doki ランドの利用、年間利用金額に応じて還元率がアップします。

とくにスターバックスカードへのオンライン入金は、5.0%還元とかなりお得です。

使い方次第で高還元カードに変わると言えるでしょう。

JCB一般カードのETCカードは?

JCB一般カードでは、追加カードとしてETCスルーカードを発行できます

発行手数料・年会費はかかりません。

家族会員も発行でき、JCB一般カード1枚につき1枚まで発行可能です。

JCB一般カードの審査にかかる時間は?

ナンバーレス発行(モバ即)なら最短5分で審査が完了します。

カード番号ありの通常発行の場合、審査にかかる時間は1~3日ほど。ナンバーレス発行でも受付時間が午後8時を超えた場合は翌日の受付扱いとなります。

最短5分で発行したい場合は、午後8時までに申し込みを完了してください。

JCB一般カードの締め日・支払日は?

JCB一般カードの締め日は毎月15日、支払日は翌月10日です。

支払日が土・日・祝日の場合は翌営業日に支払います。

ただし、ETCカード利用分は締め日が毎月月末、支払日は翌々月10日です。

通常のショッピング利用分とタイミングがずれるので注意してください。

JCB一般カードがおすすめな方

JCB一般カードがおすすめな方

JCB一般カードは、以下のような方におすすめのクレジットカードです。

JCB一般カードがおすすめな方
  • JCBのプロパーカードが欲しい方
  • セブン-イレブン・Amazon・スターバックスなどの優待店を頻繁に利用する方
  • 年間50万円以上利用する予定がある方
  • 充実したトラベルサービスを望む方
  • いずれはJCBゴールドなどの上位カードを保有したい方

JCB一般カードは、特約店やネットショッピング利用などで効率的にポイントが貯まる、お得なメリットが詰まったクレジットカードです。

オンライン入会で初年度年会費無料、MyJチェックの登録&年間50万円以上の利用で翌年以降も無料で保有できるため、コスパも良好です。

また、手厚い旅行傷害保険に、充実したトラベルサービスが付帯されている点も見逃せません。

利用実績によりインビテーションも届くため、将来的にハイステータスなカードの保有を目指す方にもおすすめです。

ぜひ、JCB一般カードを手に入れて、お得に賢く使いこなしてみてください。