リクルートカードは、ポイントの貯まりやすさが最大の強みです。
基本還元率が高く、じゃらんnetやホットペッパーなどでさらにポイントアップを狙えます。
また、入会後に後悔しないために、デメリットも確認してくださいね。
いつでもポイント還元率1.2%
- 年会費が永年無料
- ポイント還元率1.2%
- 海外・国内旅行傷害保険が付帯
- ポイントアップはリクルート系サービスのみ
- 他社サービスでポイントを使うには交換が必須
※本記事の価格は全て税込みです。
都市銀行に約30年間勤務。後半15年間は、課長以上のマネジメント職として、法人営業推進、支店運営、内部管理等を経験。2012年FP1級取得。現在は公益社団法人管理職。
リクルートカードの特徴
リクルートカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 1.2%~4.2% |
名称 | リクルートポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | なし | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | 最高1,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | JCB:無料 Visa、Mastercard:1,100円 |
年会費 | 無料 | |
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB、Visa、Mastercard | |
発行会社 | JCB | 株式会社ジェーシービー |
Visa、Mastercard | 三菱UFJニコス株式会社 | |
発行期間 | 最短1週間 | |
詳細 | 公式サイトを見る |
リクルートカードの特長は、1.2%という業界最高水準の還元率です。
ポイントアップサービスも充実しており、じゃらんnetやポンパレモールなどリクルート関連サービスで、還元率が最大4.2%までアップします。
年会費無料ながら、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険の3つが付帯する高スペックなカードです。
いつでもポイント還元率1.2%
リクルートカードのメリットはポイント高還元
リクルートカードは、基本還元率が1.2%と高く、リクルート関連のサービスではさらにポイントアップが狙えます。
- 基本還元率が1.2%
- ショッピングサイト「ポンパレモール」で還元率4.2%
- 旅行予約サイト「じゃらんnet」で還元率3.2%
- ホットペッパービューティで還元率3.2%
- ホットペッパーグルメでポイントアップ
- 電子マネーのチャージで1.2%還元
基本還元率が1.2%
リクルートカードは、いつでもどこでも1.2%還元なので、普段の買い物や携帯料金や公共料金の支払いなどで効率よくポイントが貯められます。
年会費無料のクレジットカードの中で、基本還元率が1.2%もあるカードは他にありません。
カード名 | 基本の還元率 |
---|---|
リクルートカード | 1.2% |
楽天カード | 1.0% |
JCBカードW | 1.0% |
三井住友カード(NL) | 0.5% |
dカード | 1.0% |
VIASOカード | 0.5% |
イオンカードセレクト | 0.5% |
エポスカード | 0.5% |
また、家族カードも1.2%還元です。
ETCカードの利用料も1.2%還元なので、出張や旅行で高速道路を使う機会が多い方は、ETCカードの利用でもザクザクポイントが貯まります。
いつでもポイント還元率1.2%
ショッピングサイト「ポンパレモール」で還元率4.2%
ポンパレモールでは、買い物で3.0%還元、リクルートカード決済で1.2%が還元され、合わせて4.2%の高還元です。
ポンパレモールは、品ぞろえはAmazon・楽天市場に引けを取りません。
中には、最大20%還元(リクルートカード決済で21.2%還元)のお得な商品もありますよ。
旅行予約サイト「じゃらんnet」で還元率3.2%
「じゃらんnet」で予約して宿泊すると、2.0%還元。さらにリクルートカードで決済すると合計3.2%還元です。
期間限定で10.0%還元プランが用意されていることもあります。
お得なプランで、ポイントの大量ゲットも狙えますよ。
いつでもポイント還元率1.2%
ホットペッパービューティで還元率3.2%
「ホットペッパービューティ」は、美容院やヘアサロンが探せる日本最大級の検索・予約サイトです。
予約・来店+リクルートカード決済で、3.2%が還元されます。
「ホットペッパーグルメ」でポイントアップ
飲食店の検索・予約サイト、「ホットペッパーグルメ」で予約+来店すると、予約人数×50ポイントを獲得できます。
予約人数が多ければ多いほど付与されるポイントが増えるので、例えば接待や同窓会の幹事を引き受けた場合には、大量のポイントが獲得できるでしょう。
さらに、リクルートカード決済すれば、支払金額の1.2%が還元されます。
電子マネーのチャージで1.2%還元
リクルートカードは、電子マネーチャージでも1.2%還元されます。
ただし、ポイント付与対象は、利用金額の合算で月間30,000円まで。
また、国際ブランドによって、加算対象の電子マネーや還元率が異なるので注意が必要です。
- Visa、Mastecard
楽天Edy・モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージで1.2%還元 - JCB
nanaco、モバイルSuicaへのチャージで0.75%還元
リクルートカードには、ほかにも以下のようなメリットがあります。
- 海外旅行傷害保険が付帯
補償額は最高2,000万円・利用付帯 - 国内旅行傷害保険が付帯
補償額は最高1,000万円・利用付帯 - ショッピング保険が付帯
補償額は最高200万円・国内・海外で購入した品物の損害を購入日より90日間補償
いつでもポイント還元率1.2%
リクルートカードのデメリット
ここでは、リクルートカードのデメリットについて解説します。
- ポイントアップサービスがリクルート系サービスのみ
- リクルートポイントは、そのままでは他社サービスで使えない
ポイントアップサービスがリクルート系サービスのみ
リクルートカードのポイントアップサービス対象は、ポンパレモール、じゃらんnetなどのリクルート系サービスに限られます。
街のお店でお得にポイントアップできるカードが多い中、ポイントアップサービスが自社サービスのみという点は、デメリットといえます。
リクルートポイントは、そのままでは他社サービスで使えない
リクルートポイントが使えるのはリクルート系サービスのみで、他社サービスには利用できません。
他社サービスで利用したい場合は、リクルートポイントをPontaポイントかdポイントに交換する必要があります。
交換先 | Pontaポイント | dポイント |
---|---|---|
交換レート | リクルートポイント 1ポイント =Pontaポイント 1ポイント | リクルートポイント 1ポイント =dポイント 1ポイント |
ポイント交換の単位 | 1ポイント以上、1ポイント単位で交換 | 1ポイント以上、1ポイント単位で交換 |
手続きから交換までの期間 | 即時 | 即時 |
交換後の有効期限 | - | 交換した月から起算して48カ月後の月末まで |
対象 | PontaWebにてPontaWeb会員登録をされている方 | リクルートIDにdアカウントを連携している方 |
各種キャンペーンなどで加算されたリクルート限定ポイントやサイト限定ポイントは、Pontaポイント・dポイントに交換できないので要注意です。
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リクルートポイントの使い道
リクルートポイントは、そのままリクルート系サービスで利用できるだけでなく、他社ポイントに交換することも可能です。
- リクルート系サービスで使う
- Pontaポイント・dポイントに交換する
リクルート系サービスで使う
リクルートポイントは、以下のサービスの支払いに利用できます。
- ショッピングサイト「ポンパレモール」
- 旅行予約サイト「じゃらんnet」
- ゴルフ場の予約・検索サイト「じゃらん ゴルフ」
- 検索・予約サイト「ホットペッパービューティ」「ホットペッパーグルメ」
- 有機野菜宅配「Oisix」
買い物、外食、美容院、旅行など、幅広いサービスで使えます。
Pontaポイント・dポイントに交換する
リクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントに交換可能です。
Pontaポイント・dポイントに交換すれば、それぞれの加盟店でもポイントが使えるので、使い道の幅がさらに広がります。
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Pontaポイントのおすすめの使い道
Pontaポイントのおすすめの使い道は、ローソンの店頭端末Loppiからお試し引換券への交換です。
通常、Pontaポイントは1ポイント=1円相当ですが、お試し引換券の場合は1ポイント=2.0円~2.5円相当の価値で交換できるのでお得なのです。
また、JALマイルに交換するのもおすすめ。
JALマイルは、航空券の購入や座席のアップグレードに使えます。
交換レートは、1ポイント=JALマイル0.5マイルです。
dポイントのおすすめの使い道
dポイントもローソンのお試し引換券と交換できます。
JALマイルへは、5,000ポイント=2,500マイルのレートで交換可能です。
そのほか、ドコモのケータイ・ドコモ光・サービス料金の支払いに充当など、使い道は豊富です。
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リクルートカードの年会費
リクルートカードの年会費は永年無料です。
家族カードも発行手数料・年会費ともに無料。
申し込みは、本会員と生計を同一にする配偶者、親、高校生を除く18歳以上の子どもが対象です。
ETCカードも年会費無料ですが、発行手数料は国際ブランドによって違います。
- JCB:無料
- Visa、Mastercard:1,100円
ETCカードを使う場合は、発行手数料が無料のJCBを選ぶのがおすすめ。
ただしJCBは、VisaやMastercardに比べて海外加盟店が少ないというデメリットがあるため、海外旅行には不向きです。
リクルートカードは年会費無料ながら高スペック
リクルートカードには、海外・国内旅行傷害保険、ショッピング保険が付帯されています。(JCB、Visa、Mastercardどの国際ブランドを選んでも補償額は同じ)
年会費無料で、付帯保険を3つとも兼ね備えているクレジットカードは珍しいです。
年会費無料の他社カードと比べると、いかに高スペックかが分かりますね。
カード名 | リクルートカード | 楽天カード | JCB CARD W | 三井住友カード(NL) | dカード | VIASOカード |
---|---|---|---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
還元率 | 1.2%~4.2% | 1.0%〜3.0% | 1.0%~5.5% | 0.5%~5.0% | 1.0%~ | 0.5%~1.0% |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円(利用付帯) | 最高2,000万円(利用付帯) | 最高2,000万円 | 最高2,000万円(利用付帯) | なし | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円(利用付帯) | なし | なし | なし | なし | なし |
ショッピング保険 | 最高200万円 | なし | 最高100万円 | なし | 最高100万円 | 最高100万円 |
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リクルートカードの審査
リクルートカードを持つには、カードの審査に通らなければなりません。
ここからは、リクルートカードの申し込み資格や審査基準を見ていきましょう。
リクルートカードの申し込み資格
リクルートカードの申し込み資格は、以下の通りです。
18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。
リクルートカードは、18歳以上であれば収入のない専業主婦や学生の方でも申し込めます。
その場合、親や配偶者に安定した収入があることが条件です。
毎月安定した収入があれば、パートやアルバイトの方でも申し込み可能です。
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リクルートカードの審査基準
リクルートカードの審査基準は公開されていませんが、以下の理由から、比較的作りやすいと推測できます。
- 18歳から申し込める
- 年会費無料の一般カードである
- パート・アルバイトの方でも申し込める
18歳から申し込める
18歳以上から申し込めることから、幅広い年代を対象にしていることが分かります。
特にリクルートカードのように、買い物に使ってもらうことを目的としたカードは、間口を広くしている傾向があります。
年会費無料の一般カードである
クレジットカードにはランクがあり、一般カード、ゴールドカード、プラチナカードとランクが上がるにつれて審査難易度が高くなります。
そのため、一般カードであるリクルートカードは、作りやすいと考えられます。
パート・アルバイトの方でも申し込める
パート・アルバイトの方でも申し込めることから、審査では年収の高さより、収入の安定性を重視すると予想されます。
年収が少ないのが気になるという方も、毎月一定の収入があるなら思い切って申し込んでみるのもアリです。
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リクルートカードがおすすめな方
リクルートカードがおすすめなのは、以下のような方です。
- 高還元と旅行傷害保険を1枚にまとめたい方
- リクルート関連サービスを使う方
- Pontaポイント加盟店やdポイント加盟店をよく使う方
高還元と旅行傷害保険を1枚にまとめたい方
リクルートカードは、高還元と充実した付帯保険を兼ね備えたカードです。
基本還元率1.2%は、業界最高水準。年会費無料ながら、国内外の旅行傷害保険やショッピング保険まで付帯しています。
ポイントが貯まりやすいカードと保険が充実しているカードを使い分けるのが面倒という方にピッタリのカードです。
リクルート関連サービスを使う方
リクルートカードは、ポンパレモールやじゃらんnet、ホットペッパーなどで還元率が最大4.2%にまでアップします。
旅行傷害保険と合わせると、旅行好きの方にもおすすめと言えますね。
Pontaポイント加盟店やdポイント加盟店をよく使う方
リクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントに交換可能です。
Pontaポイント加盟店(ローソン・ライフ・高島屋など)や、dポイント加盟店(マツモトキヨシ・ファミリーマート・マクドナルドなど)の利用が多い方にも、リクルートカードは使い勝手が良いでしょう。
いつでもポイント還元率1.2%
リクルートカードに関するQ&A
最後に、リクルートカードに関するQ&Aをまとめました。
リクルートカードへの申し込みを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
リクルートカードのメリットは?
- 年会費無料
- 基本還元率が1.2%
- リクルート系列サービスで最大4.2%還元
- 電子マネーのチャージでも1.2%還元
リクルートカードのポイント還元率は業界最高水準の1.2%です。
ポイント還元率を重視する方にはメリットになるでしょう。
ポンパレモールやじゃらんnetなどリクルート系列サービスでは、さらにポイント還元率がアップします。
リクルートカードのデメリットは?
- ポイントアップサービスはリクルート系サービス限定
- リクルートポイントはそのままでは他社サービスで使えない
リクルートカードは、リクルート系列サービスでポイントアップが受けられますが、街のお店や他社サービスでのポイントアップはありません。
また、リクルートポイントの使い道にも注意が必要です。
他社サービスで使うには、Pontaポイントかdポイントへ移行が必要な点は把握しておくと良いでしょう。
リクルートカードの2枚持ちは可能?
会員ひとりにつき、各カード発行会社(Visa・Mastercard:三菱UFJニコス株式会社、JCB:株式会社ジェーシービー)から1枚ずつ発行することができます。
つまり国際ブランドによる組み合わせに注意が必要です。
- VisaとJCB
- JCBとMastercard
VisaブランドとMastercardブランドの2枚持ちはできないので気をつけましょう。
なお、2枚目の申し込みでも審査は行われます。
リクルートカードでポイント対象外の利用先はある?
カード発行手数料
ショッピングリボ払い手数料
分割払い手数料
キャッシング1回払い(国内・海外)ご利用分
キャッシングリボご利用分
カード再発行手数料
遅延損害金
リクルートカード年会費その他、一部のリクルートカードご利用代金はポイント加算の対象外の場合があります。
画像引用元:リクルートカード – ヘルプ
電子マネーチャージについては、合計で月間30,000円までがポイント付与の対象です。
30,001円以上からは対象外となるので注意してください。
リクルートカードの締め日・支払日はいつ?
- 締め日:毎月15日
- 支払日:翌月10日
なお、支払日が土日祝日の場合は、翌営業日に引き落とされます。
リクルートカードはザクザクポイントが貯まる!
リクルートカードのポイント還元のメリットを改めてまとめます。
- 基本還元率が1.2%
- ショッピングサイト「ポンパレモール」で還元率4.2%
- 旅行予約サイト「じゃらんnet」で還元率3.2%
- 「ホットペッパービューティ」で還元率3.2%
- 「ホットペッパーグルメ」でポイントアップ
- 電子マネーのチャージで1.2%還元
いつでもどこでも1.2%還元のリクルートカードは、普段の買い物や公共料金の支払い、ETCカードの利用などで効率よくポイントが貯められます。
これは、他社カードにはない強みです。
また、ポンパレモール・じゃらんnet・ホットペッパーなどで還元率が最大4.2%になります。
高還元カードが欲しい方や、リクルート系サービスを使う方は、ぜひ入会を検討してみてください。
いつでもポイント還元率1.2%