水道光熱費や通信費といった公共料金はもちろん、年金や税金もクレジットカード払いに対応しています。
そこで本記事では、公共料金や固定費の支払いにおすすめのクレジットカードを紹介します。
- 公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード11選
- クレジットカードで公共料金を支払うメリット
- クレジットカードで公共料金を支払うデメリット・注意点
カード名 | 年会費 | 特徴 |
---|---|---|
JCBカードW 詳細を見る | 無料 | 常に1.0%のポイント還元 |
イオンカードセレクト 詳細を見る | 無料 | 公共料金の口座振替1件につき毎月5ポイント貯まる |
リクルートカード 詳細を見る | 無料 | 常に1.2%の高還元 |
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | JCBカードW | 三菱UFJカード VIASOカード | イオンカードセレクト | P-oneカード<Standard> |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
還元率 | 1.00%~10.50%※1 | 0.5%~1.0% | 0.5%~1.0% | なし (利用料金100円ごとに 1%割引) |
国際ブランド | JCB | Mastercard | Visa、Mastercard、 JCB | Visa、Mastercard、 JCB |
入会特典 | 新規入会&Amazon利用で20% (最大12,000円) キャッシュバック (2024/4/1〜 2024/9/30) | 新規入会&条件達成で 最大10,000円 キャッシュバック | 新規入会・利用で 5,000WAON POINT +条件達成で +7,000円相当もらえる (2024年3月〜) | ー |
おすすめ ポイント | 基本ポイント還元率が 1.0%と高め | 携帯料金・ インターネット料金は ポイント2倍 | 公共料金の 口座振替1件につき 毎月5ポイント | 利用料金から 自動的に1%割引 |
申込対象 | 18歳以上、39歳以下 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 |
発行スピード | 最短5分※2 | 最短翌営業日 | 最短即日 | 2~4週間 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※2 【1】9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
税理士・ファイナンシャルプランナー(CFP®)|複数の職場で経営や組織構築の経験を積み税理士として独立。 「自分が選んで歩む道、一歩一歩を大切にする人材の育成に貢献する」を理念に活動を行う。
公共料金払いにおすすめのクレジットカード
公共料金を支払えるクレジットカードはたくさんあります。
中でもとくにおすすめの10枚のクレジットカードを厳選しました。
カード名 | 年会費 | ポイント還元率 |
---|---|---|
JCBカードW 詳細を見る | 無料 | 1.00%~10.50%※ |
PayPayカード 詳細を見る | 無料 | 利用額200円(税込)につき1%※1 |
三菱UFJカード VIASOカード 詳細を見る | 無料 | 0.5%~1.0% |
イオンカードセレクト 詳細を見る | 無料 | 0.5%~1.0% |
P-oneカード<Standard> 詳細を見る | 無料 | なし (利用料金100円ごとに1%割引) |
リクルートカード 詳細を見る | 無料 | 1.2%~4.2% |
au PAYカード 詳細を見る | 1,375円 (au契約者または年間1回以上のカード利用で無料) 初年度無料 | 1.0% |
dカード 詳細を見る | 永年無料 | 1.0%~ |
エポスゴールドカード 詳細を見る | 5,000円 ※条件を満たすと無料 | 0.5~2.5% |
ファミマTカード 詳細を見る | 無料 | 0.5~2.0% |
※1 出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。手続きはこちらこちらからご確認ください。
※1 ポイント付与の対象外となる場合があります。
例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay(残高)チャージのご利用分」
JCBカードW
JCBカードW | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 1.00%~10.50%※1 |
名称 | Oki Dokiポイント | |
1ポイントの価値 | 5円 | |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル、スカイマイル | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | デジタル発行 | 最短5分※2 |
プラスチックカード | 最短3営業日(届くのは1週間後) | |
詳細 | 公式サイトを見る |
※2 【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
- 年会費が永年無料
- 常に1.0%のポイント還元
- 普段の買い物やネットショッピングもお得
国際ブランドであるJCBが直接発行するプロパーカードで、39歳以下限定で入会を受け付けています。
JCBカードWは基本の還元率が1.0%と高め。公共料金の支払いでも還元率は一律です。
最大12,000円キャッシュバック!
実店舗やネットでの買い物もお得に
JCBカードWは特定の店舗で使うとポイント還元率がアップするサービスが用意されています。
- JCBオリジナルシリーズパートナー
対象店舗(コンビニやドラッグストアなど)で使うと還元率アップ - Oki Dokiランド
ネットショッピングで貯まる還元率が最大20倍
JCBオリジナルシリーズパートナーには、大手ECサイトのAmazonやセブン-イレブンなども含まれます。
年会費永年無料なので、メインのクレジットカードにもピッタリです。
最大12,000円キャッシュバック!
PayPayカード
PayPayカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 利用額200円(税込)につき1%※ |
名称 | PayPayポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | 交換不可 | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 | |
ポストペイ型電子マネー | なし | |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB | |
発行会社 | PayPayカード株式会社 | |
発行期間 | 約1週間(デジタル発行は最短即日) | |
公式サイト | 公式サイトを見る |
※ポイント付与の対象外となる場合があります。
例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay(残高)チャージのご利用分」
- 年会費が永年無料
- 200円(税込)につき1.0%のポイント還元
- PayPayステップを達成すれば1.5%還元
PayPayカードは年会費が永年無料ながら、基本の還元率が200円(税込)につき1.0%と高めです。
公共料金の支払いでも変わらないので、日々の支払いで無駄なくポイントを貯められます。
可能な限り請求書払いではなくPayPayカードで支払うことが、効率よくポイントを得るコツです。
PayPayステップ達成で1.5%還元
PayPayステップは条件を達成すると、PayPayおよびPayPayカードの還元率がアップするサービスです。
前月に以下の条件を満たすと、当月の還元率が1.5%にアップします。
- 条件1.PayPayまたはPayPayカードで200円以上の支払いを30回
- 条件2.PayPayまたはPayPayカードの合計で10万円以上の支払い
公共料金や日々の支払いをPayPayカードにまとめ、少額決済でもPayPayを使うようにすれば、十分達成できるでしょう。
PayPayステップを達成すれば、公共料金の支払いでも毎月1.5%の還元を受けられます。
最短5分で使える!
三菱UFJカード VIASOカード
三菱UFJカード VIASOカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5%~1.0% |
名称 | VIASOポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | なし | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行傷害保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 1,100円 |
年会費 | 無料 | |
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Mastercard | |
発行会社 | 三菱UFJニコス株式会社 | |
発行期間 | 最短翌営業日 | |
公式サイト | 公式サイトを見る |
- 年会費が永年無料
- 携帯・インターネットの支払いでポイント2倍
- 貯まったポイントは自動でキャッシュバック
三菱UFJカード VIASOカード(VIASOカード)は、三菱UFJニコスが発行するクレジットカードです。
カード利用1,000円につき5ポイント(=5円相当)貯まるので、基本の還元率は0.5%とまずまず。
しかし、以下の料金支払い時はポイント還元率が2倍にアップします。
- 携帯電話:NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル
- インターネット:Yahoo! BB、OCN、au one net、BIGLOBE、ODN、So-net
- ETC
毎月支払う携帯・インターネット料金で1.0%分の還元を受けられるので、メリットは大きいです。
ポイントは自動でキャッシュバック
VIASOカードで貯まったポイントは1ポイント=1円で自動キャッシュバックされます。
ポイントの交換手続きは一切不要です。
手間がかかりませんし、交換し忘れてポイントが失効することもありません(積算ポイントが1,000に満たない場合を除く)。
そのため、ポイントの管理が面倒な方にピッタリなカードです。
最大10,000円キャッシュバック!
イオンカードセレクト
イオンカードセレクト | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5%~1.0% |
名称 | WAONポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | JALマイル | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | iD | |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB | |
発行会社 | イオンフィナンシャルサービス株式会社 | |
発行期間 | 最短即日 | |
詳細 | 公式サイトを見る |
- 年会費が永年無料
- 公共料金の口座振替1件につき毎月5ポイント貯まる
- イオングループでのお買い物でもお得
イオンカードセレクトは、クレジットカード・キャッシュカード・電子マネーWAONの3枚のカードが1つになったカードです。
ポイント還元率は200円(税込)につき1ポイント(0.5%)と平均的ですが、以下のようなイオングループでの特典が用意されています。
- イオングループ対象店舗でいつでもポイント2倍
- 「お客さま感謝デー」「G.G感謝デー」で買い物代金5%オフ
- イオンシネマで映画鑑賞割引
- WAONオートチャージでもポイントが貯まる など
公共料金の口座振替1件につき毎月5ポイント貯まる
イオンカードセレクトでは、口座振替1件につき毎月5ポイント獲得できます。
イオン銀行の口座振替は、下記の引き落としに利用することができます。
- 電気
- 固定電話
- 携帯電話
- NHK
※一部、特典の対象外となる支払い先があります。
また、イオン銀行の口座を給与受け取り先に設定するだけで、毎月10ポイント獲得できるのも、イオンカードセレクトのメリットの一つです。
P-oneカード<Standard>
P-oneカード<Standard> | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 1.0% |
名称 | ポケット・ポイント ※ボーナスポイントのみ付与 |
|
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | 年会費 | 無料 |
管理費 | 初年度:無料 2年目以降:年間220円 |
|
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 新規発行手数料 | 無料 |
年会費 | 無料 | |
有効期限発行更新手数料 | 1,100円 | |
ポストペイ型電子マネー | iD | |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB | |
発行会社 | ポケットカード株式会社 | |
発行期間 | 2~4週間 |
- 年会費永年無料
- カード請求時に自動で1%オフ
- くらしの悩みやトラブルをサポートするオプション付き
P-oneカード<Standard>は、ポケットカードが発行するスタンダードクラスのカードです。
年会費は永年無料、6種類の券面デザイン、3種類の国際ブランドから選べるなど、自分の好みやライフスタイルに合わせて発行できます。
カード請求時に自動で1%オフ
P-oneカード<Standard>の最大の特徴が、利用料金から自動的に1%割引された金額が引き落とされることです。
1%オフの対象には、公共料金や国民年金保険料なども含まれます。割引額に上限もありません。
ただし、以下の支払いは1%オフの対象外です。
- 電子マネー・WEBマネーへのチャージ(楽天Edy、nanacoなど)
- 金券類(切手や各種ギフト券等)の購入
- 生命保険・損害保険などの各種保険料
- サンリブ・マルショク店内利用分
- ポケットカードトラベルセンター利用分
- ETCカードの利用分
- キャッシングの利用分
さらに、年会費1,980円で暮らしのさまざまなサポートを提供するポケット・サポート・サービスにも申し込めます。
- カーライフサポートサービス
レッカー牽引・落輪引上げ・故障時の応急処置 など - ハウスサポートサービス
水まわりの応急処置・玄関の鍵開け・引越し業者紹介 など - ライフサポートサービス
医師や看護師への健康相談・病院や人間ドック施設の紹介 など
リクルートカード
リクルートカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 1.2%~4.2% |
名称 | リクルートポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | なし | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | 最高1,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | JCB:無料 Visa、Mastercard:1,100円 |
年会費 | 無料 | |
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB、Visa、Mastercard | |
発行会社 | JCB | 株式会社ジェーシービー |
Visa、Mastercard | 三菱UFJニコス株式会社 | |
発行期間 | 最短1週間 | |
詳細 | 公式サイトを見る |
- 年会費が永年無料
- 常に1.2%の高還元
- リクルートのサービスは還元率アップ
リクルートカードの還元率はなんと1.2%、無条件で常にこれだけの還元を受けられるカードは滅多にありません。
高還元カードは公共料金の支払いで還元率が下がることがありますが、リクルートカードはどんな支払いでも1.2%の還元なので安心です。
年会費も一切かからず、コストをかけることなくポイントを貯められます。
いつでもポイント還元率1.2%
リクルートのサービスではポイント還元率アップ
リクルートカードでリクルート系列のサービスを利用すると、還元率がさらにアップします。
店舗 | ポイント還元率 |
---|---|
ポンパレモール | 4.2% |
ホットペッパービューティー | 3.2% |
じゃらんnet | 3.2% |
ホットペッパーグルメ | 1.2%+予約人数×50ポイント |
普段からホットペッパーやじゃらんを利用する方に、リクルートカードはうってつけでしょう。
いつでもポイント還元率1.2%
au PAYカード
au PAYカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 1.0% |
名称 | Pontaポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | JALマイル | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | 1,375円(au契約者または年間1回以上のカード利用で無料) | |
家族カード | 無料(本会員に年会費が発生する場合は440円) | |
旅行保険 | 海外 | 最高 2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 1,100円 ※1年以内にETCカード利用で初回通行料から相殺 |
年会費 | 無料 | |
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Visa、Mastercard | |
発行会社 | auフィナンシャルサービス株式会社 | |
発行期間 | 最短4日 |
- 条件を満たせば年会費が無料
- 常に1.0%のポイント還元
- 公共料金の請求書支払いで1.5%還元
大手携帯電話会社のKDDIが発行するクレジットカードです。
au・UQモバイルユーザーは無条件に年会費無料で使えます(それ以外のユーザーは年1回以上の利用で翌年年会費が無料)。
公共料金の支払いでも1.0%還元なので、ポイントがどんどん貯まりますよ。
請求書払いでポイントの2重取りが可能
au PAYカードなら、au PAYの請求書払いと組み合わせてポイントを2重取りできます。
- au PAYへチャージ:1.0%還元
- au PAYで公共料金の請求書払い:0.5%還元
- 合計:1.5%
対応する自治体・サービスはau PAYの使えるお店から検索してみてください。
最大10,000ポイントプレゼント!
ファミマTカード
ファミマTカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5~2.0% |
名称 | Tポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | ANAマイル | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | iD | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | ポケットカード株式会社 | |
発行期間 | 2〜4週間 |
- 年会費が永年無料
- ファミリーマートで公共料金を支払える
- ファミペイと併用で2重取りが可能
大手コンビニの1つであるファミリーマートが提携して発行するクレジットカードです。
ファミリーマート店頭での公共料金のクレジットカード払いに対応しているのが特徴です。
税金や国民健康保険、国民年金などの支払いには対応していませんが、ファミマTカードがあれば、ファミマ店頭でも電気や水道、ガス、携帯電話などの支払いが可能です。
なお、通常通り公共料金の事業者にファミマTカードの情報を登録し、支払うことも可能です。
ファミペイと組み合わせてポイント2重取り
ファミリーマートではファミペイでも公共料金を支払えます。
ファミマTカードでチャージし、ファミペイで支払えばポイントの2重取りが可能です。
- ファミペイへチャージ:0.5%還元
- ファミペイで公共料金の支払い:10円分のボーナス/件
- 合計:0.5%還元+10円分のボーナス/件
なお、支払先によってはファミペイで支払ってもボーナスが付与されません。
事前に以下の手順でファミペイアプリからチェックしてみましょう。
- アプリトップの「NEW」をタップする
- 「公共料金・各種料金お支払い」をタップする
- 払込票のバーコードに記載された6桁の数字を入力する
- 結果が表示される
dカード
dカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 1.0%~ |
名称 | dポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | JALマイル | |
年会費 | 初年度 | 永年無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 ※前年度1度でも利用すれば無料 | |
ポストペイ型電子マネー | iD | |
国際ブランド | Visa、Mastercard | |
発行会社 | 株式会社NTTドコモ | |
発行期間 | 最短5日 |
- 年会費が永年無料
- 常に1.0%のポイント還元
- 公共料金の支払いで最大2,400ポイント還元
大手携帯電話会社であるドコモが発行するクレジットカードです。
カードの利用100円につき1ポイント貯まり、基本の還元率は1.0%です。
公共料金の支払いでも還元率は共通です。
公共料金から毎日のお買い物まで、どんな支払いでもお得になる、メインカードにも適した1枚です。
公共料金の支払いで最大2,400ポイントもらえる
dカードでは公共料金の支払いでポイントが還元されるサービスが実施されています。
対象となるのは以下の8カテゴリです。
- 電気
- 水道
- ガス
- 固定電話・通信
- 放送
- プロバイダ
- 新聞
- 保険
1カテゴリの初回引き落としにつき300ポイントもらえるので、最大で2,400ポイントの還元です。
初回のみとは言え、固定費を支払うだけで大量ポイントを獲得できるチャンスです。
エポスゴールドカード
エポスゴールドカード | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 0.5~1.5% |
名称 | エポスポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル | |
年会費 | 初年度 | 5,000円 ※条件を満たすと無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | 無料 | |
旅行保険 | 海外 | 最高5,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Visa | |
発行会社 | 株式会社エポスカード | |
発行期間 | 最短即日 |
- 条件を満たせば年会費が永年無料
- 指定した公共料金の支払いで1.5%のポイント還元
- 家賃でポイント還元が受けられる
若年層向けカードとして人気が高いエポスカードのゴールドカードです。
年会費は通常5,000円。しかし、一定の条件下で年会費が永年無料になる珍しいゴールドカードです。
基本ポイント還元率は0.5%と平凡ですが、「選べるポイントアップショップ」に登録した店舗は、還元率が3倍になります。
対象店舗が非常に多く、以下の公共料金の支払いも対象に含まれています。
- 電気(東京電力、関西電力、中部電力、中国電力など)
- 水道(横浜市、東京都、福岡市)
- ガス(北海道ガス、東京ガス、大阪ガス、東部ガスなど)
- 新聞(朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞
- NHK放送受信料
- 国民年金
- 東京都自動車税
さらに、エポスゴールドカードには年間利用特典があります。
50万円利用で2,500ポイント、100万円利用で10,000ポイントの還元です。
公共料金の支払いをまとめれば、年間利用特典の獲得も容易になりますよ。
家賃でもポイント還元
エポスカードはRoom iDという家賃保証サービスも運営しています。
Room iDを利用すると、連帯保証人に代わりエポスカードが家賃等の保証を行ってくれます。
それだけでなく、家賃200円につき1ポイントのエポスポイントが付与されます。
家賃のクレジットカード払いに対応する不動産会社は増加傾向にあるものの、まだまだ少ないのが現状です。
Orico Card THE POINT
Orico Card THE POINT | ||
---|---|---|
ポイント | 還元率 | 1.0% |
名称 | オリコポイント | |
1ポイントの価値 | 1円 | |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | iD、QUICPay | |
国際ブランド | Mastercard、JCB | |
発行会社 | 株式会社オリエントコーポレーション | |
発行期間 | 最短8営業日(オンライン申込) |
- 年会費無料
- ポイント還元率1.0%
- 入会後6ヶ月間は還元率が2.0%に
Orico Card THE POINTは、年会費無料ながらポイントの還元率が高いカードです。
タッチ決済にも対応しており、専用リーダーへかざすだけでスピーディーに支払いが完了できます。
国内でも海外でもタッチ決済対応マークのあるお店なら、端末にカードをかざすだけで決済が完了。サイン・暗証番号の入力などは必要ありません。
ポイント還元率1.0%、入会後6ヶ月間は2.0%
ポイント還元率は常に1.0%以上。100円で1オリコポイントが貯まります。
公共料金や固定費をOrico Card THE POINTで支払えば、効率的にポイントが貯められるでしょう。
さらに入会後6ヶ月間は還元率が2.0%にアップします。
またオリコが運営するネットショッピングモール「オリコモール」で買い物をすると、0.5%以上のポイントが加算されます。
貯めたポイントは、次のようなサービスに利用可能です。
- オンラインクーポン:各ショップですぐ利用できるクーポン券に交換
- ポイント交換:オリコポイントを提携先の各種ポイントに交換可能
- ギフトカード:オリコポイントからギフト券等の商品に交換できる
クレジットカードで支払える公共料金
クレジットカードで支払える公共料金には次のようなものがあります。
- 電気料金
- ガス料金
- 水道料金
- 携帯・固定電話料金
- インターネット通信費
- NHK放送受信料
- 新聞購読料
- 国民年金保険料
- 各種税金(所得税、自動車税など)
水道光熱費や携帯代はもちろん、国民年金保険料や各種税金も対応しており、クレジットカード1枚でさまざまな料金を支払うことができます。
ただし、実際にクレジットカードで支払えるかどうかは、支払先の事業者や自治体によって異なります。
自分が利用しているサービスの提供事業者や自治体のホームページなどで確認してみてください。
公共料金の支払いに適したクレジットカードの選び方
公共料金の支払いに適したクレジットカードを選ぶ際は、以下のポイントに着目してみましょう。
- 公共料金の支払いでポイントが貯まるか
- 貯まるポイントは使いやすいか
- 年会費が高すぎないか
公共料金の支払いでポイントが貯まるか
クレジットカードの中には公共料金の支払いがポイント付与対象外だったり、還元率が下がったりするものがあります。
いくら還元率が高くても、公共料金でもポイントが貯まらなければ意味がありません。
貯まるポイントは使いやすいか
ポイントの還元率だけでなく、ポイントに使い道があるかもしっかりチェックしてください。
どれだけポイントが貯まっても、使えなければ宝の持ち腐れです。
自分が普段利用するサービスやお店で使えるポイントが貯まるカードを選びましょう。
JCBカードWやエポスゴールドカードのように、複数のポイントと交換できるカードもおすすめです。
年会費が高すぎないか
公共料金の支払いがメインの目的なら、できる限り年会費が安いカードを選んでください。
ただし、年会費が高額なステータスカードは空港ラウンジやグルメ優待などの付帯サービスが充実しています。
付帯サービスを使いこなし、年会費の元を取れそうなら年会費の高いカードを選ぶのも良いでしょう。
逆に、付帯サービスが必要ない場合は年会費が安い、もしくは年会費無料のカードがおすすめです。
クレジットカードで公共料金を支払うメリット
クレジットカードで公共料金を支払うと、次のようなメリットがあります。
- 公共料金の支払いでポイントが貯まる
- 支払いが1つにまとまる
- 支払い忘れの心配がない
CFP®資格(日本FP協会)
年間○○円使うと年会費が無料になる、あるいは還元率がアップするようなカードもありますが、こうした年間利用額のハードルは意外に高いものです。しかし公共料金を含めれば、こうした年間利用額のハードルは意外と容易にクリアできることがあります!
公共料金の支払いでポイントが貯まる
公共料金をクレジットカードで支払うと、金額に応じてポイントが貯まります。
ポイント還元などがない現金払いや、口座振替にはないメリットです。
例えば、毎月の水道光熱費が20,000円なら、還元率1.0%のカードで支払えば毎月200円分、年間2,400円分も得します。
- 口座振替・請求書での現金払い
還元は一切なし - クレジットカード払い(還元率1.0%)
毎月200円分の還元、年間で2,400円分
公共料金は毎月必ず発生するので、どうせ支払うならポイントが貯まるクレジットカードのほうがお得ですね。
支払いがまとまる
複数の公共料金の支払いがまとまるのも、クレジットカードのメリットです。
口座振替や請求書の場合、公共料金によって支払日が異なります。
支払日を把握して残高を準備したり、毎回コンビニや銀行へ行ったりするのは面倒ですよね。
引き落としのタイミングが同じなので、出費の管理も楽です。
支払い忘れの心配がない
さらに、クレジットカードなら支払い忘れの心配がありません。
一度手続きすれば、それ以降は基本的に手続き不要です。
引き落とし日になれば自動的にカード会社が立て替え払いをしてくれ、後日まとめて料金が請求されます。
クレジットカードで公共料金を支払うデメリット・注意点
クレジットカードで公共料金を支払う際のデメリット・注意点は以下の通りです。
- 口座振替のほうがお得なケースもある
- 公共料金支払いの還元率が下がるカードもある
- カード番号が変わったら直ちに更新手続きが必要
- 利用限度額を超えると支払いできない
口座振替のほうがお得なケースもある
公共料金によっては、クレジットカード払いよりも口座振替のほうがお得なケースもあります。
例えば東京電力の場合、口座振替で支払うと毎月55円の割引を受けられます。
電気の利用料が少ない人はクレジットカードよりお得になります。
- 口座振替を利用した場合
⇒55円割引 - 還元率1.0%のクレジットカードで支払った場合
⇒4,000円×1.0%=40円分のポイント還元
口座振替割引があるサービスの場合、クレジットカードとどちらがお得か、しっかり試算したうえで判断しましょう。
公共料金支払いの場合、還元率が下がるカードもある
本記事で紹介したクレジットカードは、公共料金の支払いでも通常通りポイントが付与されるものばかりです。
しかし、中には還元率が下がるカードもあります。
- 楽天カード:携帯・公共料金の支払いは0.2%還元(通常1.0%)
- アメックスカード:公共料金・スマホ決済は0.5%還元(通常1.0%)
上記のようなカードは、公共料金の支払いに適しているとは必ずしも言えないため、公共料金払い用の別カードを用意するのがおすすめです。
カード番号が変わったら直ちに更新手続きが必要
カード番号が変わった場合、支払方法の更新手続きが必要です。
そのままにしていると支払いに失敗し、料金を滞納してしまいます。
カード更新時や再発行時、上位カードへアップグレードした時などは、速やかに更新手続きしましょう。
利用限度額を超えると支払いできない
クレジットカードで公共料金を支払う場合は利用限度額を超えないよう注意が必要です。
利用限度額に達している場合、それ以上はカードによる支払いができません。
公共料金の支払いにも失敗します。
ゴールドカードのような限度額が高いカードを使うか、公共料金専用のカードを作っておくと安心です。
コンビニでポイントがつく公共料金の払い方
振込用紙を使ってコンビニで公共料金を支払う方法もあります。
しかし、基本的にコンビニでは公共料金のクレジットカード払いができません。
コンビニでポイントがつく公共料金の支払い方は以下の3つに限られます。
- ファミリーマートでファミマTカードを利用する
- セブン-イレブンでnanaco+セブンカード・プラスを組み合わせる
- ファミリーマートでファミペイを利用する
ファミリーマートでファミマTカードを利用
公共料金は振込用紙を利用してコンビニでも支払えます。
しかし、コンビニで公共料金を支払う場合は原則現金のみです。
唯一、ファミリーマートではファミマTカードで公共料金を支払えます。
セブン-イレブンでnanaco+セブンカード・プラス
セブン-イレブンはnanaco+セブンカード・プラスの組み合わせで間接的にポイントを貯めることができます。
nanacoで公共料金を支払ってもポイントは貯まりませんが、セブンカード・プラスでnanacoをチャージすると0.5%のポイントが貯まるからです。
ただし、nanacoでも一部の公共料金は支払えません。
nanacoで支払えるかどうかは公式サイトのチャット(AI対応)でチェックできます。
- nanaco公式サイトのよくあるご質問ページにアクセスする
- 「自動でお答えします」を押してチャットを開始する
- 「nanaco 公共料金」と入力して「質問する」を押す
- 「nanaco支払可否の確認はこちら」を押す
- 画面の指示に従いながら、振込票の数字を入力
以下のような返答があれば、nanacoで支払えますよ。
ファミリーマートでファミペイ利用
ファミリーマートでファミペイ払いするとポイントが貯まります。
ファミマTカードと組み合わせてポイントの2重取りも可能です。
- ファミペイへチャージ:0.5%還元
- ファミペイで公共料金の支払い:10円分のボーナス/件
- 合計:0.5%還元+10円分のボーナス/件
その他のスマホ決済サービスは振込用紙での支払い時に利用できません。
ファミリーマートで公共料金を支払うなら、ファミペイ+ファミマTカードがおすすめです。
公共料金をクレジットカード払いにする方法
公共料金をクレジットカード払いにする主な方法は、以下の3つです。
- WEBで手続きする
- 電話で申し込む
- 郵送で申し込む
具体的な手続き方法は、事業者により異なります。
例えば、東京電力ではインターネットと郵送で手続き可能です。
具体的な法は、各事業者・自治体に問い合わせてください。
公共料金のクレジットカード払いに関するQ&A
公共料金の支払いで最もポイントがつくクレジットカードは?
- エポスゴールドカード
選べるポイントアップショップに登録で1.5%還元 - au PAY ゴールドカード
au PAYにチャージ&支払いで合計1.5%還元
ポイントアップの対象外、およびau PAYで支払えない場合はリクルートカードがおすすめです。
常に1.2%の還元を受けられます。
携帯・固定電話料金の支払いで特にポイントがつくクレジットカードは?
- dカード GOLD
ドコモの料金(税抜)支払いで10%還元(※1) - au PAY ゴールドカード
auの料金支払いで10%還元
(※1)・ahamoを除くドコモケータイ料⾦およびドコモ光利⽤料⾦をさします。
・利⽤料⾦1,000円(税抜)につき100ポイント
・端末など代⾦分割⽀払⾦・各種⼿数料など⼀部の料⾦はポイント進呈の対象外となります。
どちらも11,000円の年会費がかかりますが、元を取るのは難しくないでしょう。
それ以外の携帯電話および固定電話は、1.2%還元のリクルートカードが最もお得に支払える手段です。
家賃でポイントがつくクレジットカードは?
ただし、クレジットカードで支払えるかどうかはクレジットカード会社ではなく、物件や不動産会社によります。
管理会社や不動産会社へ問い合わせてみましょう。
エポスカードのRoom iDを利用すれば、エポスカード(エポスゴールド・プラチナ含む)で家賃を支払えます。
公共料金を現金で支払うメリットは?
- いつものコンビニで支払える
- 申し込みや登録が不要
振込用紙(現金)による支払いは多くのコンビニで対応しているので、自宅や職場近くにあるコンビニで支払えるのはメリットでしょう。
また、現金なら振込用紙を持ってレジへ行くだけで支払えます。
事前の申し込みやカード・口座情報の登録などは要りません。
ただし、現金払いはポイントが一切貯まりません。
お得さを取るなら、ポイントが貯まるクレジットカード払いがおすすめです。
Yahoo!公金支払いで支払える公共料金は?
以前は各種税金(固定資産税や住民税など)や保険料、NHK放送受信料などを支払えました。
しかし、2022年3月31日で税金や保険料の支払いは終了しています。
水道料金(継続払い)以外のお支払いサービスは終了しました。
公共料金はクレジットカードでお得に支払おう
- JCBカードW
常に1.0%還元、対象店舗はさらに還元率アップ - PayPayカード
常に1.0%還元、PayPayステップ達成で1.5%にアップ - 三菱UFJカード VIASOカード
携帯・ネット支払いでポイント2倍、自動キャッシュバック - イオンカードセレクト
公共料金の口座振替1件につき5ポイント、毎月の給与受け取りでも10ポイント獲得可能 - P-oneカード<Standard>
公共料金を含む利用料金100円につき1%オフ - リクルートカード
常に1.2%の高還元、リクルート系列で還元率アップ - au PAYカード
常に1.0%還元、au PAYの請求書払いでポイント2重取り - dカード
常に1.0%還元、公共料金支払いで最大2,400ポイント還元 - エポスゴールドカード
公共料金の支払いで最大1.5%還元、家賃でもポイント貯まる - ファミマTカード
ファミリーマートで公共料金を支払える - Orico Card THE POINT
ポイント還元率は1.0%、入会後6ヶ月間は還元率が2.0%
上記のカードはいずれも公共料金の支払いでポイントが貯まります。
口座振替や請求書での現金払いよりお得な上、支払いが1つにまとまり、管理が楽になるというメリットもあります。
クレジットカードを活用し、必ず発生する公共料金を少しでもお得に支払ってくださいね。
CFP®資格(日本FP協会)
電気代やガス代、スマートフォンの利用代金といった公共料金がクレジットカードで支払えるケースが増えています。カードを使って支払うとポイントが貯まることがあるため、少しでもお得に公共料金を支払いたい人は検討してみましょう。