この記事では外為オンラインの評判とメリット・デメリットを徹底解説します。
外為オンラインの特徴は、初心者から上級者まで使いやすい取引ツールと自動売買サービスを提供している点です。
一方、スプレッドや自動売買の手数料が気になって口座開設に踏み切れないという方がいるかもしれません。
この記事では、外為オンラインの口コミや評判を徹底分析。またメリット・デメリットや口座開設方法・自動売買の使い方についても詳しくご紹介します。
最後までお読みいただければ、外為オンラインの口座開設前の不安を取り除いていただけるでしょう。
- 初心者でも迷わず自動売買を開始できる
- 直感的な取引ツールと無料セミナーのおかげで初心者にも優しい
- スプレッド・自動売買の手数料の負担は小さくない
- 必要書類をそろえればスマホ1つで口座開設可能
※本記事の価格は全て税込みです。
北海道出身。立教大学法学部を卒業後、株式会社菱食(現:三菱食品株式会社)に入社。その後、保険業界を約10年経験し、ファイナンシャルプランナーとして活動を行う。
外為オンライン概要・基本情報
外為オンラインFX | |
---|---|
取引手数料 | 無料 iサイクル2、及びサイクル2取引は1,000通貨(南アランド、メキシコペソは1万通貨)あたり20円 |
スプレッド | 0.9銭(米ドル/円) 1.9銭(ユーロ/円) 3.4銭(ポンド/円) 3.2銭(豪ドル/円) |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
両建 | ◯ |
最大レバレッジ(個人) | 25倍 |
初回入金額 | 5,000円以上 |
通貨ペア数 | 26ペア |
デモ取引 | ◯ |
取引ツール | 外為オンラインFX LS |
「iサイクル2」は独自の自動売買システムで、トレンド相場を見定めて売買を反転させる機能を搭載。
その他にも外為オンラインは、取引ツールの使いやすさやスワップポイントの高さ、無料のセミナーも評判です。
外為オンラインのデメリットはスプレッドが広い、すなわち手数料が高いこと。外為オンラインで口座開設する場合は、これを上回るだけの魅力があるかどうかが、外為オンラインの評価のポイントなのです。
外為オンラインの評判
外為オンラインのメリット
まずは外為オンラインで評判の高い6つのメリットを解説していきます。
- 初心者にも使いやすい自動売買がある
- スワップポイントが高め
- デモトレードがある
- 4種類の取引コースから選べる
- 取引ツールが使いやすい
- 無料セミナーで学べる
どれも魅力的なメリットばかりです。1つ1つ詳しくみていきましょう。
初心者にも使いやすい自動売買がある|外為オンラインのメリット
自動売買とは、あらかじめ設定した内容にもとづいて自動的に売買を繰り返してくれる機能のことを指します。
チャンスを見つけると自動的に売買が行われるため、ずっとチャートに張り付いている必要がありません。
しかし外為オンラインの自動売買「iサイクル2」はトレンドが変わった際に売買を反転する機能もあります。
また、あらかじめシミュレーションで高い利益を出している自動売買が、ランキング形式でリストアップされています。
ご自身で細かく設定することも可能なため、自動売買は初心者から上級者まで使うことができるツールと言えるでしょう。
スワップポイントが高め|外為オンラインのメリット
スワップポイントとは、2国間の金利差から生じる利益のことです。
FXの場合、金利が高い国の通貨を買い、金利が安い国の通貨を売ることでスワップポイントが発生します。
通貨ペアごとのスワップポイントはFX会社によって異なります。
外為オンラインはスワップポイントが高いため、長期保有による利益を狙いたい方は有利です。
特に米国ドル・豪ドル・NZドルと円のペアでは他社と比べて高い水準のスワップポイントが設定されています。
デモトレードがある|外為オンラインのメリット
デモトレードとは、仮想資金で本番と同様のFXトレードが体験できる機能のことです。
メールに届いたID・パスワードを使ってデモトレードが可能です。
PC・スマホ・iPadでデモトレードができるので、ご自身に合ったスタイルを探すのにも最適です。
ただし仮想資金だからといって緩慢なトレードをしていると、練習にならないため注意が必要です。
4種類の取引コースから選べる|外為オンラインのメリット
外為オンラインはリスクや希望する取引の単位によって4つのコースを選べます。
大きくL25RとL25の2つのコースに分かれ、L25RとL25に、それぞれ1,000通貨単位のminiコースがあります。
L25RとL25ではロスカットの基準が異なり、損失が発生したときにロスカット※になりやすいのはL25Rです。
※ロスカット・・・含み損が拡大し、必要証拠金が一定以下になると強制決済される仕組みのこと。
取引コース | 取引単位 | ロスカット値 | 証拠金判定 |
---|---|---|---|
L25Rコース | 10,000単位 | 取引証拠金×100% | 随時 |
L25Rminiコース | 1,000単位 | 取引証拠金×100% | 随時 |
L25コース | 10,000単位 | 取引証拠金×20% | 1日1回 |
L25miniコース | 1,000単位 | 取引証拠金×20% | 1日1回 |
ロスカットを避けるためには、十分な証拠金を準備しておきましょう。
定期的に証拠金維持率を確認することも大切です。
取引ツールが使いやすい|外為オンラインのメリット
外為オンラインの取引ツールはシンプルな操作性が特徴。
初心者でも取引に迷わない、直感的な操作が可能なUIは非常に嬉しいポイントです。
スマホアプリにも力を入れており、PC顔負けの充実機能を搭載しています。PCがなくても操作に不自由を感じることはないでしょう。
15種類の描画ツールと26種類のテクニカルチャートを利用可能で、自分専用画面にカスタマイズすることで上級者でもこだわりの取引ができます。
初心者から上級者まで満足できるツールと言えます。
無料セミナーで学べる|外為オンラインのメリット
外為オンラインでは、FX初心者から中上級者まで学べる各種FXセミナーを用意しています。
講師は全員金融知識の豊富なプロフェッショナルぞろい。
FX基礎からチャート・テクニカル分析、アプリの操作方法などセミナーの内容はさまざまです。
自分が抱える悩みにマッチするセミナーが見つかるかもしれません。
受講者の評判も良いので、基礎知識を学びたい、もっとFXで成果を出したいという方は活用してみましょう。
外為オンラインのデメリット
外為オンラインのデメリットは以下の3点です。
- スプレッドが広め
- 自動売買は手数料がかかる
- スリップページが起こりやすいと言われている
それぞれ詳しく解説します。
スプレッドが広め外為オンラインのデメリット
外為オンラインの裁量トレードはスプレッドが広めです。
主なFX会社における代表的な通貨ペアのスプレッドを見てみましょう。
FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|---|
FXネオ | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.9銭 | 0.6銭 |
DMM FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.9銭 | 0.6銭 |
LINE FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.5銭 |
楽天FX | - | 0.5銭 | 0.9銭 | 0.6銭 |
みんなのFX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.8銭 | 0.6銭 |
外為オンライン | 0.9銭 | 1.9銭 | 3.4銭 | 3.2銭 |
例えば外為オンラインの米ドル/円のスプレッドは2023年3月の時点では0.9銭ですが、相場は0.2銭となっています。
スキャルピングやデイトレードなど頻繁にトレードする方には、外為オンラインは向いていないかもしれません。
自動売買は手数料がかかる外為オンラインのデメリット
外為オンラインの自動売買「iサイクル2」は1,000通貨あたり片道20円、10,000通貨あたり片道200円の手数料がかかります。
しかし8時間チャートに張りついているならば、仮に時給1,000円に換算すると8,000円分の収入を失うことになります。
そう考えると常にチャートから売買チャンスを監視している、自動売買のメリットは大きいと言えるでしょう。
スリッページが起こりやすいと言われている
外為オンラインはスリッページが起こりやすいと言われています。スリッページとは注文価格と約定価格に生じるズレのことです。
FXは価格の値動きが激しく、注文内容がFX会社のサーバーに届くまでの間に為替レートが変動することがあります。
成行注文の場合、許容スリップを設定することで、スリッページの値幅を設定することが可能です。
許容スリップを小さくしすぎると約定しにくくなり、損切りや利益確定ができないことがあるため注意が必要です。
外為オンラインの口座開設までの流れ
外為オンラインの口座開設の流れは下記の通りです。
- 必要書類をそろえる
- 事前交付書面への同意とフォームへの必要事項入力
- 必要書類の送付
- ログインIDを受け取りパスワード取得
口座開設自体は難しくありません。必要書類の準備が遅れると確認・用意して口座開設に臨みましょう。
必要書類をそろえる
必要書類は下記の3パターンのいずれかを用意します。
- マイナンバーカードのみ
- マイナンバー通知カード+本人確認書類(写真入り1つor写真無し2つ)
- マイナンバー記載の住民票+本人確認書類
マイナンバーカードがある方は、その他の書類は必要ありません。
なおマイナンバーカードがない場合に、本人確認書類として認められる書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード(顔写真あり)
- 各種健康保険証
- 各種年金手帳
- 住民票の写し又は住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
必要書類に誤りがあると口座開設が遅れるため、事前に確認してそろえておきましょう。
事前交付書面への同意とフォームへの必要事項入力
外為オンラインはHP左上の『口座開設』→『個人のお客さま』の順に進むと入力フォームに移行します。
ご自身の個人情報の他、投資経験・資産状況などを入力することで申し込みが可能です。
1つ1つ正確に情報を入力していきましょう。
また入力ページに各種重要書類へのリンクがあり、同意を求められます。
必ず1つずつ目を通してくださいね。
必要書類の送付
必要書類の送付方法はいくつかありますが、おすすめはスマートフォンで撮影しアップロードする方法です。
入力と各種交付書面への同意が終わると必要書類の送付を求められます。
送付は下記の4つのいずれかの方法から選択することが可能です。
- 携帯電話・スマートフォンからアップロード
- メール
- FAX
- 郵送
画面に収まりきってい、ブレ・ボケや反射で文字が不鮮明になっていないか確認しましょう。
ログインIDを受け取りパスワード取得
審査を通過すると郵送にてログインIDが送られてきます。パスワードはログイン画面から発行可能です。
ログインIDを入れた後パスワード問い合わせを押すことで、申し込み時に設定したメールアドレスにパスワードが送られます。
ログインIDとパスワードを使ってログインし、資金を入金したら取引開始です。
外為オンラインの自動売買「iサイクル2」の使い方
iサイクル2は売買方法を設定すれば、あとは機械的に取引をしてくれる仕組みです。
設定方法は下記の3種類から選択できます。
- ランキング方式
- マトリックス方式
- ボラティリティ方式
ログイン後この3つの設定方法から設定するだけで、自動売買を利用できます。設定方法を1つずつみていきましょう。
ランキング方式
ランキング方式を選択すると、高い利益を獲得している注文内容がランキング形式でリスト表示されます。
自動売買を一から設定する必要はなく、用意されたリストから自分にあったものを選ぶだけです。
ただし、ランキング方式によって提示される注文内容は、過去の実績に基づくものであり、将来の利益を保証するものではないことに注意しましょう。
マトリックス方式
想定変動幅と注文間隔の2つを使ったシミュレーションした結果から、自動売買の設定をする方法です。
マトリックス方式では期間・通貨ペア・ポジションの方向を選択すると、下記のような表が作成されます。
想定変動幅と注文間隔ごとに期待リターン表示されているので、ご自身がピッタリだと思った設定を表から選択して取引を開始します。
表の左上にいくほどリスクが上がるため、ご自身のリスク許容度と望むリターンのバランスを考えて決定することが大切です。
ボラティリティ方式
ご自身で売買の方向・変動幅・対象資産を設定する方式です。
自由に設定ができる反面、設定した後の結果をある程度予想する力が必要となります。
上級者向けの設定方法です。
評判の高い自動売買や取引ツールがわかりやすく初心者におすすめ
- 手軽に自動売買ができる
- 取引ツールがわかりやすい
- 無料セミナーで勉強ができる
- スプレッドは高い
外為オンライン最大の特徴は、評判の高い自動売買が手軽にできるという点です。
自動売買のカスタマイズも可能なので、上級者も満足できることも外為オンラインの強みです。
スプレッドが広い・自動売買の手数料が割高というデメリットはあるものの、それを補うだけの魅力を備えてます。
ぜひ外為オンラインに興味が持った方は口座を解説して、FX取引の最初の一歩を踏み出してみてください。