三井住友カード プラチナはVISA最高峰クレジットカード!プライオリティ・パスは使える?
  • 2023年9月6日
  • 2024年3月13日
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三井住友カード プラチナはVISA最高峰クレジットカード!プライオリティ・パスは使える?

三井住友カード プラチナは、三井住友カードが発行するプラチナカードです。

コンシェルジュやプライオリティ・パス、グルメ優待など豪華なサービスが付帯します。

本記事では、三井住友カード プラチナの特典や事前に知っておきたいデメリットなどを徹底解説します。
三井住友カード プラチナの特典
  • 24時間対応のコンシェルジュ
  • 国内空港ラウンジも同伴者1名まで無料
  • 最高1億円の旅行傷害保険
  • 2名以上のコース料理予約で1名分無料 など
三井住友カード プラチナのデメリット
  • 55,000円(税込)の年会費がかかる
  • 申し込めるのは30歳以上
  • 基本のポイント還元率は0.5%と平凡
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※本記事の価格は全て税込みです。

この記事の監修者
野田美紀
野田美紀
保有資格

税理士・ファイナンシャルプランナー(CFP®)|複数の職場で経営や組織構築の経験を積み税理士として独立。 「自分が選んで歩む道、一歩一歩を大切にする人材の育成に貢献する」を理念に活動を行う。

三井住友カード プラチナの特徴・基礎知識

三井住友カード プラチナ

三井住友カード プラチナ
ポイント還元率0.5%~7%
名称Vポイント
1ポイントの価値1円
交換可能マイルANAマイル
年会費初年度55,000円(税込)
2年目以降
家族カード無料
旅行保険海外最高1億円(自動付帯)
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費550円(税込)
※初年度無料
※前年度に1回以上の利用で翌年度無料
ポストペイ型電子マネーiD(専用)
PiTaPa
WAON
Apple Pay
Google Pay
国際ブランドVisa、Mastercard
発行会社三井住友カード株式会社
発行期間最短3営業日

三井住友カード プラチナは、三井住友カードのラインナップの中でも最上位に位置付けられるステータスカードです。

年会費は55,000円(税込)と高額ですが、それに見合った特典・優待が付帯しています。

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三井住友カード プラチナの特典

三井住友カード プラチナの特典

三井住友カード プラチナには、プラチナカードならではの豪華な特典が目白押しです。

三井住友カード プラチナの特典
  • 24時間対応のコンシェルジュ
  • プライオリティ・パスが無料
  • 国内の空港ラウンジも同伴者1名まで無料
  • 豊富なトラベル優待
  • 最高1億円の旅行傷害保険
  • 2名以上のコース料理予約で1名分無料

24時間対応のコンシェルジュ

コールセンター

三井住友カード プラチナには、24時間365日いつでも利用できるコンシェルジュサービスが付帯しています。

航空券・ホテルの手配やレストランの予約、プレゼントの相談など、さまざまなことを電話一本で依頼できます。

忙しいビジネスマンにうれしいサービスですね。

コンシェルジュに依頼すると、満室のホテルを予約できたり、会員限定チケットを購入出来たりすることもあります。

プライオリティ・パスが無料

プライオリティパス

三井住友カード プラチナ会員は、プライオリティ・パスへの登録が無料です。

プライオリティ・パスは世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジを利用できる会員制サービスです。

3つの会員プランがあり、最上位の「プレステージ会員」はVIPラウンジを何度でも無料で使えます。

会員プラン年会費ラウンジ利用料
スタンダード99米ドル(約14,652円)35米ドル(約5,180円)
スタンダード・プラス329米ドル(約48,692円)10回まで:無料
11回目以降:35米ドル/回
プレステージ469米ドル(約69,412円)無料
※1ドル=148円で計算

プレステージ会員に登録するには、通常5万円近い年会費がかかりますが、三井住友カード プラチナ会員は無料で登録できます。

本会員はもちろん、家族会員も無料です。

この特典だけで年会費のほとんどを回収できる計算です。

なお、プライオリティ・パスは年に1度進呈される「メンバーズセレクション」という選択制の特典の一環です。

メンバーズセレクションには、プライオリティ・パス以外にも5つの特典が用意されています。

  • Life:暮らしを彩るライフアイテム
  • Business:上質なビジネスアイテム
  • Hobby:毎日を愉しむコレクション
  • Gourmet:食の逸品プレステージ
  • Health:セカンドオピニオン手配サービス

海外旅行へ行かない方も、海外旅行へ行けない時期も、他のプレゼントをもらえるので無駄がありません。

国内の空港ラウンジも同伴者1名まで無料

三井住友カード プラチナ会員は、海外だけでなく国内主要空港・ハワイホノルル空港の空港ラウンジも無料で使えます。

カード本会員・家族会員だけでなく、同伴者も1名まで無料です。

つまり、例えば夫婦で本カード + 家族カードを持てば、子どもや知人も2名まで無料で空港ラウンジを楽しめます。

豊富なトラベル優待

飛行機

三井住友カード プラチナには空港ラウンジ以外にもトラベル関連の優待が豊富に用意されています。

  • 国際線利用時、自宅-空港間の手荷物配送料割引
  • 国際線利用時、手荷物の一時預かり10~20%オフ
  • 海外モバイルWi-Fiルーターが優待価格で利用可
  • 羽田/成田空港と自宅間の送迎ハイヤーサービス割引 ※VISA限定
  • ハーツGoldプラス・リワーズ・ファイブスター会員のステータス付与

手荷物配送料の割引や、優待価格での海外モバイルWi-Fiレンタルなど、旅行時にうれしい特典が充実しています。

最高1億円の旅行傷害保険

三井住友カード プラチナには手厚い旅行傷害保険が付帯します。

保険種類項目補償内容
海外傷害死亡・後遺障害最高1億円
傷害治療費用500万円
疾病治療費用500万円
賠償責任1億円
携行品損害100万円
救援者費用1,000万円
国内傷害死亡・後遺障害最高1億円
入院保険金日額5,000円
通院保険金日額2,000円
手術保険金最高20万円

国内旅行、海外旅行時どちらも補償額は最高1億円、クレジットカードの付帯保険としては最上級です。

しかも自動付帯なので、カードを持っているだけで適用されます。

さらに、海外旅行傷害保険は家族特約付き。カード会員だけでなく、その家族も補償を受けられます。

家族で旅行に行くときも安心ですね!

2名以上のコース料理予約で1名分無料

料理

三井住友カード プラチナには2名以上でコース料理を予約すると1名分が無料になる2つのサービスが用意されています。

  • プラチナグルメクーポン
    東京・大阪を中心に約100店舗が対象
  • ダイニング by 招待日和
    国内主要エリアにある約200店舗が対象 ※Mastercard限定

対象となっているのは、高級レストランや一流料亭ばかりです。

グルメな方なら、この特典だけで年会費の元を取れるでしょう。

ここまで紹介した特典以外にも、三井住友カード プラチナにはさまざまなメリットがあります。

三井住友カード プラチナその他のメリット
  • 宿泊予約サービス特典
    ReluxやExpediaなどの宿泊予約サービスが割引
  • Visaプラチナ ホテルダイニング※
    ホテル内レストランで利用できる3,000円相当のクーポン
  • Visaプラチナ ラグジュアリーダイニング※
    厳選されたレストランで使える5,000円相当のクーポン
  • プラチナオファー
    会員限定のイベントやプロモーションに参加できる
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン特典
    エクスプレス・パスや専用カードラウンジなどを利用できる
  • カードご利用プレゼント
    半年間で50万円以上利用すると0.5%相当(最高3万円)のギフトカード進呈

※はVisaブランド限定

三井住友カード プラチナのデメリット

三井住友カード プラチナのデメリット

三井住友カード プラチナのデメリットは、以下の通りです。

三井住友カード プラチナのデメリット
  • 55,000円(税込)の年会費がかかる
  • 申し込めるのは30歳以上
  • 基本のポイント還元率は0.5%と平凡

55,000円(税込)の年会費がかかる

カードとお金

三井住友カード プラチナの年会費は55,000円(税込)です。

高額ですが、プライオリティ・パスやプラチナグルメクーポンなどを活用すれば、元を取ることも不可能ではありません。

付帯サービスを使いこなせるなら妥当な年会費と言えます。

逆に言えば、特典・優待を活用できない方にとっては割高です。

申し込む際は「豊富な特典をちゃんと利用できるか」をしっかり吟味しましょう。

申し込めるのは30歳以上

三井住友カード プラチナは30歳以上のみ申し込めます。

30歳未満の方は残念ながら申し込めません。

20代のうちからステータスカードを持ちたいなら、まず三井住友カードや三井住友カード ゴールドを利用しましょう。

基本のポイント還元率は0.5%と平凡

基本の還元率は0.5%と平凡

三井住友カード プラチナの基本ポイント還元率は0.5%と平凡です。

ポイント還元率1%越えのカードと比べると、なかなかポイントが貯まらないかもしれません。

しかし、ポイント還元率がアップするサービスは豊富に用意されています。

  • 6ヶ月間のカード利用金額50万円以上で0.5%相当額のVJAギフトカード進呈
  • 月間利用額5万円ごとに100~200ポイント付与
  • 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済利用でポイント最大7%還元
  • 家族ポイント登録&対象コンビニと飲食店で利用すると最大+5%
  • ポイントUPモール経由のネットショッピングで+0.5〜9.5%
  • ココイコ!エントリー&店舗利用で還元率アップ

※2024年2月現在
※ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます。

中でも、6ヶ月間のカード利用額に応じたギフトカードのプレゼントは、プラチナならではの特典です。

半年間で50万円以上利用すると、実質のポイント還元率は1%になります!

ポイントを効率よく貯めたい方は、上記のサービスをうまく活用してください。
  • スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
  • iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
  • 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
  • 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
  • 通常のポイントを含みます。
  • ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
オンライン相談サービス

三井住友カード プラチナと三井住友カード プラチナプリファードの比較

三井住友カード プラチナプリファード

三井住友カードは、三井住友カード プラチナプリファードというプラチナカードも発行しています。

同じプラチナカードですが、サービス内容は大きく異なります。

項目三井住友カード プラチナプリファード三井住友カード プラチナ
年会費本会員33,000円(税込)55,000円(税込)
家族会員無料無料
申込資格満20歳以上で、本人に安定継続収入のある方満30歳以上で、本人に安定継続収入のある方
ポイント還元率1%~15%0.5%~7%
入会時・継続時のポイント付与ありなし
旅行保険海外最高5,000万円(内1,000万円が自動付帯)最高1億円(自動付帯)
国内
プライオリティ・パスの発行不可
コンシェルジュサービスあり(Visaプラチナカード特典)あり
ダイニング by 招待日和なしあり(Mastercardのみ)
国際ブランドVisaVisa・Mastercard
※プリファードストア(特約店)利用で通常還元率+1%~14%
  • スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
  • iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
  • 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
  • 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
  • 通常のポイントを含みます。
  • ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

とくに大きな違いは以下の5つです。

  • 年会費
  • 申し込み資格
  • ポイント還元率
  • トラベルサービス
  • グルメ特典

三井住友カード プラチナプリファードは年会費が安く20代でも持てる

若年層でも持ちやすいのは、三井住友カード プラチナプリファードです。

20代で申し込めますし、年会費も33,000円(税込)と、三井住友カード プラチナより安く設定されています。

一方、三井住友カード プラチナは、30代以上限定で年会費も高額です。

若いうちからプラチナカードを使いたい方には、三井住友カード プラチナプリファードが向いています。

ポイントが貯まりやすいのは三井住友カード プラチナプリファード

プリファードストアのポイント

ポイントが貯まりやすいのも三井住友カード プラチナプリファードです。

基本のポイント還元率が1%と高めです。

同じ金額の支払いでも、三井住友カード プラチナの2倍ポイントが貯まります。

ポイントがさらに貯まりやすくなるサービスも豊富です。

  • プリファードストア(特約店)で利用するとポイント還元率が最大+14%
    ※プリファードストア(特約店)利用で通常ポイント還元率+1%~14%
  • 海外で利用すると+2%ポイント還元など

ポイントの貯まりやすさを重視するなら、三井住友カード プラチナプリファードがおすすめです。

プラチナはトラベル・グルメ特典が豪華

還元率では三井住友カード プラチナプリファードがリードする一方、トラベル・グルメ特典では三井住友カード プラチナが圧倒しています。

項目三井住友カード プラチナプリファード三井住友カード プラチナ
旅行保険海外最高5,000万円(内1,000万円が自動付帯)最高1億円(自動付帯)
国内最高5,000万(内1,000万円が自動付帯)最高1億円(自動付帯)
プライオリティ・パスの発行不可
国内空港ラウンジ可(同伴者有料)可(同伴者1名無料)
ダイニング by 招待日和なしあり(Mastercardのみ)
プラチナグルメクーポンなしあり
メンバーズセレクションなしあり
USJラウンジ不可

プライオリティ・パスやプラチナグルメクーポンなど、三井住友カード プラチナプリファードにはない特典が目白押し。

さらに旅行傷害保険の補償額が2倍、国内の空港ラウンジが同伴者1名も無料など、三井住友カード プラチナプリファードにあるサービスもアップグレードされます。

ポイント還元率ではなく付帯サービスを重視するなら、三井住友カード プラチナがおすすめです。
三井住友カード プラチナとプラチナプリファードはどっちがおすすめ?
  • 三井住友カード プラチナ
    30代以上で付帯サービスを重視する方
  • 三井住友カード プラチナプリファード
    20代で年会費を抑えたい方、ポイント還元を重視する方

三井住友カード プラチナはこんな方におすすめ

三井住友カード プラチナはこんな方におすすめ

三井住友カード プラチナは次のような方におすすめです。

三井住友カード プラチナがおすすめの方
  • 旅行へ頻繁に行く方
  • 高級レストラン・料亭を利用するグルメな方
  • コンシェルジュを利用したい方

三井住友カード プラチナは、プライオリティ・パスをはじめとしたトラベルサービスが豊富です。

旅行好きなら三井住友カード プラチナのメリットを余すことなく享受できます。

国内・海外旅行傷害保険が自動付帯なのも安心でしょう。

その他にもグルメ優待やコンシェルジュなど、プラチナカードならではの豪華な特典が充実しています。

年会費は決して安くありませんが、それだけの価値がある1枚です。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。