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保険コラム

介護費用の平均相場はいくら?介護の原因や費用の内訳・目安を紹介 | 保険テラス
生命保険介護保険入院(病気・ケガ)介護

*この記事のポイント*
●65歳以上の5.6人に1人が要介護(要支援)と認定されています。
●脳卒中や認知症、骨折・転倒等がきっかけで介護状態となってしまう危険性が考えられます。
●介護にかかる費用の目安を知って、もしものときの対策を考えておきましょう。


現在、65歳以上の方のうち5.6人に1人が要介護(要支援)と認定されるほど、「介護」の問題は身近なものとなっています。

介護は長期間にわたることが多く、また様々な費用がかさむため、ご家族への負担もかかりますが、なかなか身近になるまでは想像しにくいものです。

そこで今回のコラムでは、介護にかかる費用の目安についてお伝えします。

1.どれくらいの人が介護となっているの?

≪どんなきっかけで介護になる?≫

現在では、定年後も現役時代と変わらずアクティブに活躍される方が多いため、ある日突然介護状態になるとは考えにくいかもしれません。

しかしデータを見てみると、実際には脳卒中などの病気や、骨折・転倒などの怪我がきっかけとなり、突如介護が必要になってしまうケースも非常に多いということが分かります。

<介護が必要となった主な原因>
1位 脳血管疾患(脳卒中) …18.5%
2位 認知症  …15.8%
3位 高齢による衰弱 …13.4%
4位 骨折・転倒 …11.8%
5位 関節疾患 …10.9%

※出典:厚生労働省「平成25年 国民生活基礎調査の概況」

≪介護を必要としている人はどのくらいいるの?≫

介護状態・要支援状態と認定される方は、年々増えつづけており、厚生労働省によると、5年間で約1.3倍の増加となっています。

その中でも、最も多くの割合を占めるのは「要介護1」と認定されている方で、「日常生活はほぼ一人でできるが、部分的に介護が必要」という状態のことを指します。
次いで、「要介護2」の認定を受けている方が多くなっています。

<要介護(要支援)認定者数の推移>

※出典:厚生労働省「介護保険事業状況報告(暫定)」

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3.介護にはどんなお金がかかる?

介護状態になると、ご自宅で介護を行う場合のリフォームの費用や、歩行などが困難な場合の必要な用具の購入など、介護サービスを受ける費用以外にもさまざまな初期費用が必要となるケースがあります。

具体的には、何にどれくらいの費用が必要なのでしょうか。

<リフォームをする場合(例)>

※いずれも工事費別途 ※金額は目安です

■手すり
・廊下、階段、浴室用など1万円~
(サイズ、素材により金額は異なる)

■階段昇降機
・いす式直線階段用 50万円~

■移動用リフト
・据置式    20~50万円
・レール走行式 50万円~

<福祉用具を購入する場合(例)>

※金額は目安です

■車いす
・自走式 4~15万円
・電動式 30~50万円

■特殊寝台
・15~50万円
(機能により金額は異なる)

■ポータブルトイレ
・水洗式   20~50万円
・シャワー式 50万円~

<有料老人ホームに入居する場合(例)>

※金額は目安です

■有料老人ホーム
・入居一時金方式(全部) 2,500万円
・入居一時期方式(一部) 500万円
 ※平均額
・月額管理料 10~30万円

※「介護付き終身利用型」の場合
※出典:公益財団法人 生命保険文化センター「介護保障ガイド(2015年7月改訂)」

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4.トータルで必要になるお金の目安は?

実際に介護を行っている家庭では、どれくらいのお金がかかっているのでしょうか。

一時費用と毎月の費用の平均を見てみましょう。

<一時的な費用の合計(平均)>

  
<毎月の介護費用(平均)>

≪トータルでどれくらいの費用が必要?≫

データによると、介護を行った期間(現在介護を行っている人は、介護を始めてからの経過期間)は平均59.1ヶ月(約4.9年間)となっています。

実際には介護を受ける期間はそれぞれ異なりますが、介護に必要な金額の目安として、この期間中に必要な資金額を、初期費用としてかかるお金と、毎月かかるお金の平均から算出してみましょう。


<介護に必要な金額の目安>

※公的介護保険サービスの自己負担費用を含んだ金額です。
※介護期間については、過去3年間に、高齢で要介護状態(寝たきりや認知症など)になった家族や親族の介護の経験がある人に、介護を始めてからの期間(介護中の場合は経過期間)を尋ねたものです。

※出典:生命保険文化センター「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」

どれくらいの介護が必要なのか、ご自宅で介護を受けるのか、施設に入居するのか、またどのような施設を選択するかなど、ご家庭の状況によって、介護にかかるお金は異なりますが、一つの目安として、約550万円の資金の備えが必要になると考えられます。

5.まとめ

今回のコラムでは、介護に必要な資金の目安をお伝えしました。

介護生活は、突然やってくることもあります。もし介護になったら、どんな環境で、どのように暮らしたいのか、ご自身やご家族の希望によって、かかるお金や過ごし方は変わってきます。

いつまでもその人らしく充実した生活を送ってもらうために、ご家族の老後や介護について、一度ご家族でお話しされてみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者


石井 伸彦

大学卒業後、大手生命保険会社に入社。保険金部保険金課に所属し、保険金等の支払査定を担当。その後、営業、総務・業務事務・コンプライアンスなど幅広い業務に携わる。在籍中にファイナンシャル・プランナニング技能士、第一種証券外務員、コンプライアンス・オフィサー(金融検定協会)など、様々な資格を取得。業界歴30年以上。
現在は株式会社ETERNALリスク・コンプライアンス部にてコンプライアンス業務全般を取りまとめ、保険コラムの監修なども行っている。
二級ファイナンシャル・プランニング技能士 トータル・ライフ・コンサルタント(生命保険協会認定FP) 証券外務員一種

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