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保険コラム

うつ病でも保険に加入できる?告知は必要?働けなくなった時に給付金が受け取れるか徹底解説
生命保険医療保険公的制度入院(病気・ケガ)就業不能

お客様

友人がうつ病でしばらく仕事を休むことになったのですが、いつ仕事に復帰できるか目途が立っていないので、今後の収入面で不安があるみたいなんです。

スタッフ

まずは病気を治すことに集中したいのに、どうしてもお金のことを心配しないといけない、というのは辛い状況ですね。

お客様

働いている現役世代の人ほど、うつ病になる人が多いと聞きますし、自分も他人事ではないなと思っていて。うつ病で働けなくなった時も、生命保険の給付金を受け取ったりすることはできるんでしょうか?

スタッフ

保険商品によっては、給付金を受け取ることができるものもありますよ。また、うつ病にかかった後でも保険会社の引き受け条件によっては、加入できる商品もあります。うつ病と保険の関係について、詳しくご説明いたしますね!

■ 目次
1.うつ病の現状について
・ -うつ病ってどんな病気なの?
・ -うつ病の発症原因はまだよく分かっていない
・ -「100人に約6人」がうつ病になる時代
・ -うつ病の治療方法とは?
2.すでに加入済みの保険がある場合、うつ病で給付金は請求できる?
3.うつ病を経験した人が、保険に加入することは難しい?
4.うつ病になった時に活用できる「公的制度」も要チェック
5.まとめ

1.うつ病の現状について

まず、「うつ病」とはどのような病気なのか、どれぐらいの人が罹患しているのか、うつ病の概要について詳しくご紹介いたします。

うつ病ってどんな病気なの?

うつ病とは、気分障害の一つです。

憂鬱で不安な気分になったり、やる気が出ないといった意欲の低下などの症状が伴います。
気分の低下によって、今まで好きだったことへ興味を持てなくなったり、人とのコミュニケーションにおいても嫌悪感を抱いてしまうケースもあります。

また、このような精神的な症状の他にも、食欲がわかない、急激に痩せる、めまい・耳鳴りがする、吐き気がする、眠れない、疲れやすいなどの、身体的な症状が現れる方もいます。

日常生活の中で「友達と喧嘩してしまった」「仕事で迷惑をかけてしまった」など、さまざまなことが原因となって落ち込んだり、悲しい気持ちになることは誰にでも起こることです。

このような落ち込みは、問題が解決したり、気分転換をしたり、休んだり、時間が経過することによって少しずつ回復していくことがほとんどでしょう。

しかし、うつ病の場合は問題が解決したり、時間が経過しても落ち込んだ気分が回復せず、いつも通りの日常生活を送ることが困難な状態となるため、医療機関での治療が必要になるケースがあります。
 
 

うつ病の発症原因はまだよく分かっていない

実は、うつ病がどうして発症されるのか、明確な理由は未だ解明されていません。

ただし、原因は一つではなく、環境変化などの外部からのストレスと、もともとうつ病になりやすい性格・気質など、さまざまな要因が重なることで発症するのではないかと考えられています。

【うつ病になりやすいとされている人】

□ 責任感が強く、人に頼まれると断れない
□ 周りからの評価を過剰に気にしてしまう
□ 几帳面・完璧主義
□ 正義感・道徳観が強い

これらの性格は、本来はとても素敵な生まれ持った気質です。
しかし、外部環境によっては、本人が気づかないうちに許容範囲を超えた負荷やストレスを背負ってしまい、うつ病の症状に繋がりやすい性格なのではないかと考えられています。

参考:厚生労働省「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」
 
 

「100人に約6人」がうつ病になる時代

厚生労働省の発表によると、日本では生涯のうちにうつ病を経験したことがある人は、「100人に約6人」という調査結果があります。
つまり、日本の人口約1.3億人において、うつ病を経験したことがある人は、約750万人もいるということです。

また、厚生労働省が3年ごとに全国の医療施設を対象に行っている「患者調査」によると、うつ病などの気分障害の患者さんの数は年々増加傾向にあります。

また、男女別に見てみると、女性の方が男性よりも1.6倍ほど患者さんの数が多いことが分かっています。
考えられる要因としては、女性はライフステージごとに伴う、妊娠・出産・育児・更年期障害など、身体の変化が大きいため、うつ病の発症の可能性が高いと言われています。

参考:厚生労働省(社会・援護局障害保健福祉部 精神・障害保健課)「自殺・うつ病等対策プロジェクトチームとりまとめについて」
 
 

うつ病の治療方法とは?

うつ病の治療において何よりも大切なことは、まずは心と身体を十分に休めることができるよう、環境を整えることです。
ストレスの原因となった環境(学校や職場、家庭)を一時的に離れて休む、そして症状によっては医療機関を受診したり入院することで、大きく回復するケースがあります。

具体的な治療法としては、抗うつ薬を服用する「薬物療法」や、精神科の医師との面談を行う「精神療法」が挙げられます。
どちらも十分な休養を取りながら、並行して「精神科」「心療内科」「メンタルクリニック」などの医療機関の治療を受けることが基本となります。

治療にかかる期間は人によってそれぞれ異なります。
治療を受けた場合、1~3ヶ月ほどで症状が軽くなる人もいれば、半年以上かかるケースもあるようです。

薬物療法の場合は患者さんの症状の具合を見ながら、薬の量を医師がコントロールし、症状の軽減後もうつ病が再発しないようにフォローを行ってくれます。

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2.すでに加入済みの保険がある場合、うつ病で給付金は請求できる?

うつ病の治療のために最も大切なのは、十分な休養をとること。
しかし、休養している期間の収入減については、どうしても不安が大きいところです。

収入減の不安の解消方法として、一つに「生命保険」の活用があります。

というのも、加入中の生命保険がある場合、保険会社の給付条件によっては、以下の保険で給付金を受け取れる可能性があるのです。

給付金を受け取ることができれば、生活費や医療費の一部をカバーすることができ、お金についての心配を軽減することができますよね。

ここでは、どのような保険で給付金を受け取れることができるのか、一例をご紹介します。
 

◆給付金を受け取れる可能性がある保障内容(一例)

①入院保障があるもの(医療保険など)

入院保障とは、主に医療保険の保障内容として知られ、被保険者が病気やケガで入院をした時に給付金を受け取ることができる保障です。

うつ病の治療を目的として入院した場合であっても、医師が発行する診断書によって、保険会社は給付条件を満たしているかどうかを判断し、満たしている場合は「入院給付金」を受け取れるか可能性があります。

入院給付金は、入院日数に応じて日額給付金を受け取れる「日額」タイプが一般的ですが、中には日数に関わらず入院時にまとまった金額を一時金として受け取れる「一時金」タイプの商品もあります。

加入中の医療保険がある場合は、もしもうつ病になって入院した場合に給付金が受け取れるのかを確認しておくと、いざという時に安心でしょう。
 

参考:マニュライフ生命「よくあるご質問」
  
 

②通院保障があるもの(医療保険など)

うつ病の治療を目的として通院で治療を受けた場合、保険会社の定めた所定の条件を満たしていれば、「通院給付金」を受け取れる可能性があります。

通院保障は通院した日数に応じて給付金が支給されますが、ほとんどの保険商品で上限日数が定められているため、上限日数内の通院日数に対して給付金が支払われることになります。
 
 

③就業不能保障があるもの(就業不能保険など)

就業不能保障とは、被保険者が病気やケガによって今まで通りに働くことができなくなってしまった際、収入が減少するリスクに対して給付金が支払われる保障のことです。

給付金は、被保険者が再び仕事に復帰し働けるようになるまで(※もしくは保険期間満了時)支払われます。

保険会社の定めた所定の条件を満たしていれば、「就業不能保障の保険金」を受け取ることができます。

ただし、就業不能保障の商品ではうつ病(統合失調症などの精神疾患含む)は、保障の対象外となっているケースがほとんどです。

入院保障や通院保障の場合、契約時に給付金の支払い対象となる日数に上限が定められており、給付金の上限がありますが、就業不能保険の場合、うつ病が回復し仕事に復帰できる時期をいつとするか判断が難しいため、就業不能保険の保障対象からは外れるケースが多くなります。


近年では、医療保険にうつ病などの精神疾患になった時の保障を強める特約を付加できる商品も販売されています。
例えば、A社の医療保険には、うつ病などの精神疾患により「入院」「国民年金法で定める障害等級1級または2級に認定された状態」「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に定める障害等級1級または2級に認定された状態」のいずれかの状態になった際、『就労困難状態』であると保険会社が判断し、給付金を支払う特約を付加することが可能です。

現在、加入中の就業不能保険がある場合は、もしもうつ病になって休職することになった場合、給付金が支払われるのか確認しておくと、いざという時に安心でしょう。

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3.うつ病を経験した人が、保険に加入することは難しい?

医療保険などに加入している場合、各保険会社の定めた条件を満たしていれば、うつ病になった際に給付金を受け取れるケースがあることをご紹介しました。

うつ病は、一度回復した後も、状況によっては再発するケースもある病気です。
もしも、過去にうつ病を経験したことがある人が、再発したときのお金のリスクに備えて、保険に加入することはできるのでしょうか?

ここでは、うつ病発症後に保険に加入する際の注意点について解説いたします。
 

◆一般的に、病気の経験がある人は保険の加入が難しくなる

うつ病に関わらず、一度病気の経験がある人は、通常の条件での生命保険への加入が難しくなります。

なぜならば、健康な方と比較すると、病気になったり、入院・通院が必要になったり、死亡するリスクも高くなるからです。
うつ病を経験したことがある方についても同様に、再発の可能性があるため、入院・通院するリスクが高いと判断されます。

リスクの高い人と健康な人が同じ条件で同じ保険に加入すると、公平性を保つことが難しくなってしまいます。
そのため、一度うつ病を経験したことがある人は、通常の条件よりも割高な保険料や、保障範囲を狭めた保険商品に加入することが一般的になります。
 
 

◆うつ病を経験したことがある人でも加入しやすい「引受基準緩和型」の保険

うつ病を経験したことがある人でも加入しやすいのが、「引受基準緩和型」の医療保険や生命保険です。

保険加入時には、自身の健康状態や既往歴、職業などについて保険会社に正確に伝える必要があります。
これを「告知義務」といい、もしも嘘の情報を保険会社に伝えていた場合は、万が一の場合にも給付金や保険金が支払われないケースがあります。

告知内容は、保険会社からの質問に対して被保険者が回答していきますが、「引受基準緩和型」の商品の場合、告知で問われる質問内容が通常よりも緩く、加入のハードルが低く設定されています。

ただし、加入のハードルが低い分、通常の保険に比べて保険料は割高になるケースがあります。

[注意] もしも告知時に、うつ病であることを隠して保険に加入したら?

通常の保険料で加入するために、もしもうつ病であることを隠して加入するとどうなるのでしょうか。

既往歴について嘘をついて加入すると、「告知義務違反」と判断され、保障対象の事象が起こっても給付金が支払われないことがあります。

契約者が払い込んだ保険料も無駄になってしまうため、告知は必ず正確に行うようにしましょう。

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4.うつ病になった時に活用できる「公的制度」も要チェック

うつ病になった時は、民間の生命保険だけでなく、国の公的制度も利用することができます。

ここでは、厚生労働省が紹介している助成制度について解説します。

◆医療費を助成する制度

①「自立支援医療(精神通院医療費の公費負担)」

「自立支援医療」は、うつ病の治療を受ける際にかかる通院費、投薬費用などについて、健康保険の自己負担額の一部を支援してくれる制度です。

ただし、入院費用や、公的医療保険対象外の治療・投薬に関する費用は、この支援制度の対象外となります。

参考:厚生労働省「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」
 
 

②「重度心身障害者医療費助成制度」

「重度心身障害者医療費助成制度」は、各地方自治体が実施している医療費の助成制度の一つです。
自治体によって、助成内容が異なるため、各自治体の公式ホームページ等で詳細を確認すると良いでしょう。


また、公的制度以外にも利用できる制度をご紹介します。

◆健康保険から手当される給付金

①「傷病手当金」

傷病手当金は、病気やケガによって勤務することができない場合に、加入している健康保険から支給される給付金です。
うつ病で休職する場合も、最長で1年6ヶ月の期間は、傷病手当金を受け取ることができます。

【傷病手当金の受給額】

直近12カ月の標準報酬月額(平均)÷30日×3/2=1日あたりの給付額

一般的に傷病手当金の受給手続きは、事業主が行います。
休職する際は、会社の担当者に傷病手当金の申請について希望する旨を伝えましょう。
 

②「障害年金」

障害年金は、病気やケガが原因で、一定の障害が継続すると認められた時に障害年金を支給し、生活を保障する制度です。
うつ病で障害年金を受け取る際には、うつ病の「障害認定基準」のどの等級に当てはまるかによって障害年金の給付額が異なります。

また、障害年金の給付金額は、年度ごとによって異なります。
その年の障害年金の金額がいくらかについては、厚生労働省のホームページ等で確認することができます。

参考:厚生労働省「障害年金のご案内」

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5.まとめ

うつ病は、日本の100人に6人がかかる病気であり、患者数は年々増加傾向にある身近な病気です。
治療期間中は、仕事を休むケースが多いため、収入減の状況の中で生活費や医療費を捻出する必要があります。

自分にも起こりうる病気として、健康なうちに医療保険の加入を検討し、万が一のお金のリスクに備えることをおすすめします。

また、もし加入中の保険がある場合は、うつ病になった際に給付金を受け取ることができるのかどうか、確認してみましょう。

そして、生命保険での備えだけでなく、公的制度や健康保険からの給付金についても、あらかじめ助成内容を確認しておき、いざというときにスムーズに漏れなく受け取ることができるようにしておくと安心です。

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保険やお金について少しでも不安がある方、聞きたいことがある方は、ご質問だけでもかまいませんのでお気軽にお立ち寄り下さい。

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この記事の監修者


大島 亜美

2019年、保険テラスを運営する株式会社ETERNALに入社。CFP、シニア・ライフ・コンサルタント、証券外務員一種・二種の資格を所有。現在は、関東エリアの「保険テラス イーアス高尾店」の店長として活躍中。証券会社で働いていた経験を活かし、保険相談以外のさまざまなご相談についても実績多数。 CFP(日本FP協会認定) シニア・ライフ・コンサルタント 証券外務員一種

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