2019.12.06 更新
*この記事のポイント*
●自分らしく、前向きな人生を送るためには、目的を持ってお金の準備をしておく必要があります。
●これから起こる各ライフイベントに必要となるお金を知りましょう。
年々ライフスタイルは多様化してきています。
しかし、どんな生き方を選んでも必要となってくるのがお金です。
お金がなければ、結婚、出産、子育て、マイホーム購入など、自分の思い描くライフプランを実現することはできません。
また、病気や失業といった不測の事態により、予定外の出費が起こってしまうこともあります。
どんなときでも自分らしく、前向きな人生を送るためには、しっかりとお金の準備をしておく必要があります。
今回のコラムでは、人生で起こるライフイベントにいくらお金がかかるのかをご紹介します。
1.ライフプランについて考えてみよう
目的もなく貯蓄をするのではなく、限られた収入の中で「自分や家族の将来の夢や目標をかなえるため」に、ライフプランを立てることをオススメします。
「2年後に海外旅行へ行きたい」「28歳までに結婚する」など、なるべく具体的な夢や目標を書き出していきます。
その上で各ライフイベントに必要となるお金を把握し、目的を持って貯蓄することが大切です。
2.万が一に備えるためにどれくらいのお金が必要なの?
今後起こるライフイベントを無事に過ごしていくためには、どのくらいの備えが必要なのでしょうか。
各ライフイベントごとにかかるお金をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
中でも、教育資金、住宅購入資金、老後資金は特に費用がかかるため、3大必要資金といわれています。
≪ 結婚にかかる費用 ≫
リクルートマーケティングパートナーズの「ゼクシィ結婚トレンド調査2016」によると、結納・婚約から挙式・新婚旅行にかかる総額の平均は約500万円でした。
≪ 出産にかかる費用 ≫
国民健康保険中央会によると、正常分娩で出産に実際かかった費用の総額の平均額は約50万円となっています。
※出産は病気ではないので、正常分娩の場合は健康保険が適用されません。そのほかにも、出産前の妊婦検診には数万円かかってしまうことも。
≪ 教育にかかる費用 ≫
長期にわたって必要となる教育費。
小学校から高等学校まで全て公立の場合は、約527万円。小学校から高等学校までを全て私立にした場合は約1772万円と、その差は1000万以上となっています。
特にお子さまが小さな頃から気をつけておきたいのは、大学進学にかかる費用です。
お子さまが将来、公立・私立どちらに行くのかは分からないので、まずは300万円ほど貯めておくと安心です。
≪ 老後の生活資金 ≫
総務省の「家計調査報告(家計収支編)平成28年」によると、高齢夫婦無職世帯の一ヶ月の平均支出は次のとおりです。
また、生命保険文化センターの「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」によると、ゆとりある老後生活を送るための費用として、最低日常生活費以外に必要と考える金額は平均12.8万円となっています。
その結果、「最低日常生活費」と「ゆとりのための上乗せ額」を合計した「ゆとりある老後生活費」は平均で34.9万円となります。
3.まとめ
結婚や出産など、予測できるライフイベントに加えて、失業や病気など不測の事態に直面することもあります。
どんなときでも自分らしく、前向きな人生を送るためにも、余裕を持った資金計画を立てることが大切です。
自分がどんな人生を送りたいのか、目的を明確にし、今一度貯蓄について考えてみてはいかがでしょうか。
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