2019.12.07 更新
*この記事のポイント*
●水泳、英語・英会話、ピアノは人気の習い事です
●3歳~4歳(幼稚園入園前)に習い事を始めているお子さまが多いです
●習い事にかかる平均費用は、子ども1人あたり1ヶ月平均1万4,670円となっています
文部科学省のデータによると、7割以上のお子さまが習い事をしており、そのうちの3割が2つ以上の習い事を掛け持ちしていると言われています。
今では習い事は当たり前のようになっていますが、習い事をするには継続的に費用がかかります。
月謝だけではなく、習い事を始めるための用具や発表会など臨時の出費も考えておかなくてはなりません。
そこで今回は習い事にかかる費用や、その捻出方法などについてまとめました。
1.みんなどんな習い事をしているの?
「ケイコとマナブ」から毎年発表されるデータによると、2016年度の実際に習っている習い事ランキングは以下の順位となっています。
1位の水泳は、「ぜんそく対策」「体力づくり」などの体力の強化、2位の英語・英会話は、「将来の必要性」「幼稚園での課外授業」、3位のピアノは「情操や教養面」をきっかけとして始めたという声が多いようです。
2.習い事を始める時期は?
他の家庭ではどれくらいの年齢から習い事に通わせているのでしょうか。
<習い事を始めた時期>
※出典:ケイコとマナブ「習い事、いつから始めた?」
上記のデータによると、多かったのは幼稚園に通い始める3歳~4歳の時期。
「小学校に入る前に始めさせたい」という考えから、早いうちに習い事を始めるご家庭が多いようです。
3.習い事にかかる平均費用って?
子ども1人あたりの毎月かかる費用は平均1万4,670円となっており、1人のお子さまが習っている習い事の数は増加傾向にあります。
また、お子様の年齢が上がるにつれて、習い事にかかる費用も増えています。
4.どのように費用を捻出しているの?
毎月かかる習い事の費用。実際にお子さまが習い事をされているご家庭では、いったいどのようにして捻出しているのでしょうか。
<習い事費用の負担感>
お子様の年齢が上がるにつれて、習い事にかかる費用に負担感を感じている方が増えている傾向にあります。
出典:ケイコとマナブ「ケイコとマナブ 子どもの習い事ランキング」
<子どもの習い事費用の捻出方法>
習い事にかかる費用の捻出方法としては、「外食費」や「ママお小遣い」「被服費」「美容費」の節約が上位となっており、ママのやりくりが大きな役割を担っています。
出典:ケイコとマナブ「ケイコとマナブ 子どもの習い事ランキング」
5.臨時にかかる費用を把握しておこう
習い事を始めると必要となってくる費用は月謝だけではなく、スクールへの入会費や教材費などもかかります。
「人気の習い事上位3位」の習い事を始めると、月謝以外にどんな費用がかかるのかを見てみましょう。
1位:水泳
その他必要な費用 : 水着、キャップ、スクールバッグ、バスタオル等
2位:英語・英会話
その他必要な費用 : 教材費
3位:ピアノ
その他必要な費用 : 楽譜、教材費代、発表会参加費、発表会衣装代、(ピアノ購入代)
その他、サッカーなどを始めた場合、スクールによっては遠征や合宿費が発生する場合もあります。
また、公共交通機関などを利用して習い事に通うことになった場合は、交通費も別途必要となりますので、継続して通うことを前提として教室を選ぶことも大切です。
6.まとめ
習い事は継続的な費用に加えて、臨時の出費が必要な場合もあります。
現状の家計から、どのように費用を捻出するのか考えておきましょう。習い事によっては大きな費用がまとまって必要となる場合がありますので、預貯金などで備えておくという選択肢もあります。
また、習い事を始めるにはお子さまのやる気が何よりも大切です。無理やり習わせることはお子様さまにとってはもちろんですが、家計にも大きな負担になってしまいます。
せっかく始める習い事。お子さまが楽しく学べ、親も無理せずに続けられる習い事が見つけられるといいですね。
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