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保険コラム

自賠責保険だけではなく、任意の自動車保険は必要?自動車事故のリスクを学んで万が一に備えよう
自動車保険損害保険

お客様

この度、初めて自動車を購入することになりました。ディーラーさんから自動車保険を勧められたのですが、やっぱり任意保険にも加入しておいたほうがいいですよね?

スタッフ

お車を購入されたのですね!加入が義務付けられている自賠責保険だけでは、カバーしきれないリスクがありますので、任意の自動車保険にも加入されることをおすすめします。

お客様

特約や付帯サービスについても紹介されたのですが、今の自分にとって必要な補償がわからないので、教えてほしいです。

スタッフ

もちろんです。特約補償や付帯サービスは保険会社によって様々ありますので、お客さまに合った保険を一緒に探していきましょう!

*この記事のポイント*
●自賠責保険だけではカバーできない、自動車に関する様々なリスクがあります
●自動車事故以外の損害も補填する、任意保険の特約や付帯サービスもチェックしましょう
●補償内容を把握し、必要に応じて定期的に見直しすることが大切です

自動車は非常に便利な乗り物ですが、運転することによって様々なリスクが伴います。あらかじめ様々なリスクに備えることができれば安心して自動車を利用することができますよね。

そんな、運転中のトラブルや事故に関する損害を補償してくれるのが、自動車保険です。

自動車に関する保険には、「自賠責保険」と呼ばれる強制保険と、任意で加入する自動車保険(以下、任意保険)の、二種類があります。

損害保険料率算出機構「自動車保険の概況」(※2022年度版(2023年4月発行)P116参照)によると、任意保険の対人賠償保険と対物賠償保険の加入率はそれぞれ約75%になっており、必要性を感じておられる方が多いようです。加入が義務である自賠責保険と違って任意保険の加入は任意でありますが、なぜ自賠責保険があるにも関わらず任意保険への加入が必要なのでしょうか?

このコラムでは、任意保険の補償内容の種類や、任意保険の必要性について解説します。

■ 目次
1.すべての自動車に加入義務がある!自賠責保険とは
2.自賠責保険だけではカバーできない、任意自動車保険の補償範囲
3.基本補償以外の、様々な損害をカバーする特約補償
4.まとめ

1.すべての自動車に加入義務がある!自賠責保険とは

自賠責保険は自動車事故の被害者の救済を目的としており、別名「強制保険」と呼ばれるように原動機付自転車を含む全ての自動車に加入が義務付けられています。
自賠責保険に加入せずに自動車を運転した場合は1年以下の懲役又は50万円以下の罰金及び違反点数6点(免許停止処分)の処分がなされます。

◆自賠責保険の補償内容

自賠責保険の補償内容は、1つの事故で複数の被害者がいる場合でも、被害者1人ごとに以下の支払限度額が設定されています。

・ケガに対する補償:最高120万円
・後遺障害を負った相手に対する補償:最高4,000万円
・死亡させた場合の補償:最高3,000万円

保険料は、契約者の属性や事故歴等に関わらず、車種(自家用乗用車、軽自動車、原動機付自転車等)ごとに一律に設定されており、保険会社の利益を含まない最低限の保険料となっています(ノーロス・ノープロフィット原則)。

また、無保険車による事故、ひき逃げ事故の被害者に対しては、政府保障事業によって救済が図られます。

💡ワンポイントメモ
電動キックボードも自賠責保険の加入が必要なことをご存じですか?

2023年7月1日、道路交通法の改正により、『特定小型原付』という新しい区分が作られました。電動キックボードは「原動機付自転車等」に該当するため、自賠責保険への加入が必要なのです。

自賠責保険未加入のまま公道走行することは交通違反に該当するため、注意しましょう。

◆自賠責保険だけでは、実際の事故に対する補償はカバーできない?

自賠責保険は保険会社で加入する任意保険とは異なり、物損事故や自身の身体に対しての補償がなく、また被害者に対する補償額も低めに設定されています。そのため、事故を起こした際に補償がされないことがあったり、補償額が不足したりするようなケースが発生します。

よって自賠責保険では補償されない上乗せ部分を補償する保険として、「任意保険」の加入を検討するのが一般的です。

2.自賠責保険だけではカバーできない、任意自動車保険の補償範囲

任意保険は様々な保険会社が販売しており、補償内容や保険料に差異がありますが、大きく分けて3つのリスクに関するそれぞれの補償があります。

◆賠償に関するリスクへの補償

ご自身が運転している車が周りの車や歩行者と接触することで、他人にケガをさせてしまうリスクや、他人のものを壊してしまうリスクがあります。そのようなリスクを補填する補償には、下記のようなものがあります。

①対人賠償責任保険

自動車事故で相手を死傷させた場合の損害賠償金や治療費を補償する保険
※支払われる保険金額は損害賠償金のうち、自賠責保険から支払われる額を超える額

②対物賠償責任保険

自動車事故で相手の物や建物等の財物を壊した場合の損害賠償金を補償する保険


◆ご自身や搭乗者の方のケガに関するリスクへの補償

事故によりケガを負った相手だけでなく、ご自身や搭乗者の方もケガをするリスクがあります。そのようなリスクを補填する補償には、下記のようなものがあります。

③人身傷害保険

自動車事故でご自身や家族またはご自身の車の搭乗者が死傷した場合に実際に生じた損害額を補償する保険。
※事故の相手との過失割合にかかわらず実際に生じた損害額を「実損払」で補償、また相手方のいない単独事故の場合についても補償されます。

④搭乗者傷害保険

自動車事故でご自身の車の搭乗者が死傷した場合に過失に関係なく補償する保険


◆ご自身の車に関するリスクへの補償

事故での修理費、当て逃げ、盗難などご自身の車への損害リスクを補填する補償には、下記のようなものがあります。

⑤車両保険

ご自身の車が自動車事故や盗難・いたずら、自然災害等で損害を受けた場合に損害を補償する保険

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3.基本補償以外の、様々な損害をカバーする特約補償

任意の自動車保険には、上記の基本補償にプラスして補償範囲やサービスを充実させる特約があります。

①弁護士費用特約

自動車事故や日常生活での事故で相手に法律上の損害賠償請求するための弁護士費用、または法律相談費用を補償する特約です。保険会社が示談交渉を行えないような「被害事故」の場合などに弁護士費用等が補償されます。
自動車事故のみに限って対応するパターンもあるなど、商品によって補償範囲が異なります。

②ファミリーバイク特約

原動機付自転車を使用中に生じた事故を補償する特約です。対人賠償責任保険や対物賠償責任保険を契約の場合に特約の付帯が可能です。

③個人賠償責任補償特約

国内外を問わず、自動車事故以外の、日常生活における偶然な事故により他人にケガをさせた場合や他人の財物を壊した場合に補償する特約です。

④車内の携行品を補償する特約

車内やトランクに積んでいた個人が所有する荷物が偶然事故によって破損した場合に補償する特約です。

⑤地震・噴火・津波の危険にご自身の車の補償を一定額補償する一時金特約

地震・噴火、またはこれらにより発生した津波によって車が全損となった場合に一時金が払われる特約です。



これらの特約は、保険会社によって様々特徴があります。
使途・用途・車の保管状況によってお客さまにあった特約を活用して、オーダーメイドの設計が可能です。補償の内容や補償範囲等は保険会社によっても変わってきますので、ご自身にあった補償内容を選びましょう。

💡ワンポイントメモ
各保険会社独自の付帯サービスとしてロードサービス等もあります。
ガス欠やバッテリー上がり、キー閉じ込み時の鍵開け、パンク時のスペアタイヤ交換等の事故やトラブル・故障の時にも対応をしてくれるサービスです。
中には、ご契約のお車が事故や故障等で走行不能になり、宿泊費用や帰宅費用が発生した場合の補填サービスもあります。

限度額の違いや、レッカーによるけん引距離など、保険会社によってサービス内容が異なりますので、内容の違いもチェックしておく必要があります。

4.まとめ

快適なドライブの為にも、しっかりと自動車に関するリスクを見極めて補償を把握しておきましょう。

年齢条件の適正化及び運転者の範囲を限定すること、ゴールド免許割引の有無などを適用すれば場合によっては保険料がお安くなるケースがあります。また、傷害保険や火災保険で重複する補償があれば、その点も見直しポイントに。

自動車保険については、2024年1月より【東京海上日動火災保険】【あいおいニッセイ同和損害保険】【三井住友海上火災保険】の3社が自動車保険料の値上げを発表しています。この機会に補償内容を見直してみてはいかがでしょうか?

「保険テラス」では自動車に備える保険についてもご相談いただけます。
自動車保険の見直しについてのほか、総合的に保険の見直しについてもご提案いたしますので、興味がある方はぜひお気軽に保険テラスへお越しください。

また、「子供を連れて店舗に行きにくい」「今は外出を控えたい」といったお客さまには、オンライン相談サービスも実施しています。保険やお金について少しでも不安がある方、聞きたいことがある方は、ご質問だけでもかまいませんのでお気軽にお立ち寄り下さい。

この記事の監修者


石井 伸彦

大学卒業後、大手生命保険会社に入社。保険金部保険金課に所属し、保険金等の支払査定を担当。その後、営業、総務・業務事務・コンプライアンスなど幅広い業務に携わる。在籍中にファイナンシャル・プランナニング技能士、第一種証券外務員、コンプライアンス・オフィサー(金融検定協会)など、様々な資格を取得。業界歴30年以上。
現在は株式会社ETERNALにてリスク・コンプライアンス部長を務め、コンプライアンス業務全般を取りまとめ、保険コラムの監修なども行っている。
二級ファイナンシャル・プランニング技能士 トータル・ライフ・コンサルタント(生命保険協会認定FP) 証券外務員一種

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