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保険コラム

がん治療にかかる費用の平均や自己負担額はいくら? | 保険テラス
生命保険がん保険入院(病気・ケガ)

*この記事のポイント*
●がんの治療は、進行のステージや部位によって費用が変わります。
●先進医療を受ける場合、医療技術料は全て自己負担になります。
●がんの治療にかかる、年間の実質負担額を平均すると24万円です。



がんは2人に1人はかかるといわれているほど、身近に潜む病気ですが、万が一かかってしまった場合、実際にどれくらいの治療費がかかるのか気になる方も多いと思います。

そこで今回は、がんの治療法とそれらにかかる費用についてご紹介します。

■ 目次
1.がん治療のための3大療法
2.がんの先進医療にかかる費用
3.がん治療にかかるトータル費用
4.まとめ

1.がん治療のための3大療法

がんの治療には、大きく分けて「手術」「薬物療法(抗がん剤治療)」「放射線治療」の3種類の治療法があります。

がんのステージや部位に合わせて、この3つの療法やその他の方法を組み合わせて治療を進めていきます。実際には、がんの部位やステージによって、かかってくる費用は大きく異なります。


治療法① 手術

がんになった部分と、その周辺を切除する治療法です。がんが小さく、転移などもなく早期発見できた場合は、手術が効果的だといわれています。
がん周辺の切除範囲を小さくすることで、治療後の後遺症を最小限に抑えることができる手術もあります。(内視鏡手術)


治療法② 薬物療法(抗がん剤治療)

手術だけでは全てがんを取り除けない場合や、手術後の再発防止として使われているのが薬物療法(抗がん剤治療)です。
しかし、正常な細胞にも作用するため、身体への負担があります。また、効果が出るまで時間がかかるので、治療が長引き、費用もかかる療法です。


治療法③ 放射線治療

がんになった部分に対して、放射線を照射してがん細胞を破壊する治療法です。この治療法は、体の外側から放射線を照射する「外部照射」と、体内に放射性物質を入れて照射する「内部照射」の2種類の方法があります。

2.がんの先進医療にかかる費用

先進医療とは、特定の大学病院等で、研究・開発・実施されている治療のことで、厚生労働省に承認されている治療のことです。先進医療は、医療技術そのものの費用が全て自己負担となるため、高額になる場合もあります。
※診察や検査などに関しては公的医療保険が適用される

<主な先進医療とかかる費用>

※厚生労働省 第38回先進医療会議資料 平成27年度実績報告より算出

放射線治療の中でも先進医療に分類されている「陽子線治療」「重粒子線治療」は、一般の放射線治療が正常な細胞にも影響があることに対し、がん細胞のみを破壊することができるので、副作用を少なくすることができます。

「自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた活性化自己リンパ球移入療法」とは、「免疫療法」と呼ばれる治療法です。体内で発生したがん細胞を免疫により異物と判断し、排除しています。しかし、免疫が弱まった状態や、がん細胞が免疫の働きを抑制してしまったりすることにより、がん細胞を異物として排除しきれないことがあります。

「免疫療法」とは、免疫本来の力を回復させることでがんを治療する方法です。歴史は浅いですが、今後の期待が大きい治療法と言われています。

「内視鏡下甲状腺悪性腫瘍手術」は、甲状腺がんの手術に内視鏡を使用した治療のことです。甲状腺がんの手術では首を大きく切開する方法が一般的ですが、内視鏡を用いることで、傷跡が小さくなり、術後の痛みや皮膚の引きつれなどの違和感が少なくなります。

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3.がん治療にかかるトータル費用

①入院にかかる費用

がんの入院にかかる平均費用は以下の通りです。

※「入院外でかかる費用」には、食事代や生活費も含まれます
※出典:厚生労働省「医療給付金実態調査平成26年度」「平成26年度患者調査」

②がん患者の入院・外来受療率・平均在院日数の推移

通院しながら抗がん剤の治療や放射線治療を行うこともあります。また、医療技術の進歩により外来での治療が多くなってきています。

※受診率とは、人口10万人に対する推計患者数
※出典:厚生労働省「平成26年 患者調査の概況」

③実際に負担している額はどれくらい?

がんの治療にかかる1年間の自己負担額は平均86万円。一方、償還・給付金額は平均で62万円なので、実質的な自己負担額は平均で24万円となっています。
※償還・給付金額の内訳には、民間保険の給付金も含まれているので、民間の保険に加入していない場合は負担額がもっと大きくなります。

参考:がんの医療経済的な解析を踏まえた患者負担の在り方に関する研究<平成22年~24年総合研究報告書 濃沼信夫>

4.まとめ

近年の医療の発達により、がんに対して様々な治療法が存在します。

先進医療などを受けることになると、一度の治療で多額の費用が必要となることもあります。
万が一、がんになってしまったときに、最善の治療を受けられるようにするためにも、きちんと備えておくことが大切です。

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この記事の監修者


守屋 奈美子

2018年、保険テラスを運営する株式会社ETERNALに入社。AFP・FP2級・企業年金総合プランナー2級の資格を所有。現在は、東京都「保険テラス イーアス高尾店」にて勤務。以前は接客販売の仕事に従事していたが、積立や運用に興味を持ち、資格を取得し保険業界に転職。入社以来、多数のお客さまからのご相談実績あり。 AFP(日本FP協会認定) 二級ファイナンシャル・プランニング技能士 DCプランナー(企業年金総合プランナー)二級

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