2020.03.12 更新
もうすぐ子どもが生まれる予定なんです。
おめでとうございます!それはとても楽しみですね。
父親として、僕にもしものことがあったときのために保険に入っておいたほうがいいのかなと思いまして。
そうですね。奥様やお子さまが生活に困らないためにも、備えておくことは大切なことです。
それで、いろいろ保険のパンフレットを見ていたんですが、自分一人で見ていても、たくさん種類があるし、言葉も何だか難しいので、よく分からなくって…。
もしもに備えるための保険の一つに死亡保険というものがあります。死亡保険にはいくつか種類がありまして、仕組みや保険料は全然違うんです。
そうなんですか!どんな種類があって、どう違うのか教えてください。
本記事では、もうすぐ子どもが生まれるというご夫婦からのご相談をもとに、死亡保険の基本についてみていきます。
1.死亡保険にはどんな種類があるの?
もしもに備える死亡保険は、大きく分けて「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3種類があります。
◆定期保険
「定期保険」は、定められた契約期間内に被保険者が死亡した場合、もしくは所定の高度障害状態になった場合に死亡保険金が支払われる保険です。
満期まで生存していれば保障は終了し、戻ってくるお金のない、掛け捨て型の保険です。3つの中では、保険料は最も安くなります。
◆養老保険
「養老保険」は、一定期間内に死亡した場合には死亡保険金が、満期まで生存していれば死亡保険金と同じ金額の満期保険金が受け取れる保険です。
貯蓄性のある保険で、満期を迎えた場合には満期保険金、満期までに保険を解約した場合には解約返戻金としてお金が戻ってきます。ただし、3つの中で保険料は最も高くなります。
◆終身保険
「終身保険」では、死亡保障が一生涯続きます。保険を解約しない限り、死亡した場合は死亡保険金が受け取れます。
死亡保険金を受け取る前に保険を解約した場合、解約返戻金としてお金が戻ってくる、貯蓄性のある保険です。保険料は養老保険よりもやや安い水準です。
2.もしものとき、遺された家族の生活費の備えとしてはどの死亡保険がいい?
どの死亡保険がいいかは、どのくらいの死亡保障がどのくらいの期間必要なのか、また負担できる保険料などによって変わってくるため一概にはいえません。
例えば、お子さまがまだ小さい場合などには、これから生活費や教育費でたくさんお金がかかるため、大きな保障が必要となることが多く、保険料が安く大きな保障を得られる「定期保険」に加入されているご家庭が多いです。
定期保険のひとつである収入保障保険であれば、毎月数千円程度の保険料で、遺されたご家族が生活していくために必要な保障を確保できます。
3.終身保険や養老保険が適しているのはどんなとき?
終身保険や養老保険については、死亡保障とともに貯蓄性を備えているため、定期保険と比べると、保障額を同じ額で設定した場合に保険料は高くなります。
しかし、「もしも」が起こらなかったときには、終身保険であれば“解約返戻金”としてお金が戻ってきますし、養老保険であれば“満期保険金”を受け取れるというメリットがあります。
もしもの備えとともに、教育資金や老後資金などの資産形成をしていきたいという場合は、終身保険や養老保険を検討してはいかがでしょうか。
また終身保険は保障が一生涯続くという特徴から、いつかは必要となる葬儀費用への備えや相続対策として加入されている方もいらっしゃいます。
3.どの死亡保険を選べばいいの?
3つの死亡保険のうちどれを選べばいいのかは、加入する目的や必要保障額、資産や収入状況などによって人それぞれ異なるため一概にはいえません。
安い保険料で大きな保障を確保できる一方、なにもなければ保険料はすべて掛け捨てとなる定期保険。
保険料は高いけど貯蓄性があり、なにもなかったときにも資産として活用できる養老保険。
同じく保険料は高いですが、一生涯の死亡保障や貯蓄性がある終身保険。
このように3つの保険にはそれぞれにメリット・デメリットがあるため、加入目的などに応じてうまく使い分けることが大切なのです。
どれか1種類だけを選ぶ必要もなく、異なる種類の死亡保険を組み合せるという方法もあります。
4.どんな保障が必要なの?
どんな保障が必要なの?保険をどう使い分けたらいいの?
一度、じっくり私達と話してみませんか?
保険テラスでは、全国に保険やお金にまつわるご相談ができる窓口を展開しております。
まずは保険の基本的な知識のご質問だけでもかまいませんのでお気軽にお立ち寄り下さい。
WEB予約は24時間受付中です。
みなさまの保険の相談パートナーとしていつでも頼りにして下さい。
お話しできる日を楽しみにお待ちしております。
保険相談のご予約
Webフォームまたはお電話にて承っております。事前にご予約頂くと、待ち時間なくスムーズにご案内できます。
お気軽にご予約ください。
Webからのご予約はこちら
お電話での予約はこちら