CMなどでお馴染みのプロミスは、140万人以上の利用者数を抱える大手消費者金融です。
しかし「プロミスで借りるとやばい」といった口コミもあるので「実際はどうなの?」と不安に感じている方もいるかもしれません。
そこで本記事では、プロミス利用者の口コミ評価や、プロミスの特徴・審査方法・審査落ちの理由などを解説します。
プロミスの利用を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事の価格は全て税込みです。
都市銀行に約30年間勤務。後半15年間は、課長以上のマネジメント職として、法人営業推進、支店運営、内部管理等を経験。2012年FP1級取得。現在は公益社団法人管理職。
プロミスで借りると「やばい」は本当?良い評判・悪い口コミ
プロミスで借りると「やばい」という噂は実際どうなのでしょうか。
当サイトではプロミスの利用者に、アンケート調査を実施しました。
そこでわかったのは「やばい」はネガティブな意味だけでなく、良い意味でもあるということ。実際に利用した方の口コミ評価をご紹介します。
プロミスが「やばい」と言われる悪い口コミ
プロミスは「やばい」という噂について、まずはネガティブな口コミから見ていきましょう。
- 簡単に借入できるため、お金を使いすぎてヤバい
- 借り癖がつきそう
- 追加融資を案内された
プロミスが「やばい」と言われる良い評判
プロミスの利用者からの口コミ評価で多かったのは、手続きの簡単さと金利の低さでした。
良い意味で「やばい」と言われる理由をご紹介します。
- 手続きが簡単
- 審査が早い
- すぐにお金を借りられた、即日融資が便利
- 他の消費者金融と比べて金利が低い
- 説明が丁寧
プロミスの基本情報
プロミス | ||
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金利 | 4.5%~17.8% | |
審査時間 | 最短3分審査(回答)※ | |
融資スピード | 即日 | |
借入限度額 | 500万円 | |
無利息期間 | 30日間(初回借入日の翌日以降) | |
WEB完結 | 可能 | |
コンビニ借入 | ||
学生の借入 | 可能(18歳以上でパート、アルバイトによる安定した収入がある場合) ・お申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。 ・高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。 |
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専業主婦の借入 | 不可 | |
営業時間 | WEB | 24時間 |
電話 | プロミスコール・レディースコールともに9:00〜21:00 土日祝営業 0120-24-0365 |
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自動契約機 | 9:00〜21:00(*契約機により営業時間が異なります。) 土日祝営業 |
プロミスは、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が運営している消費者金融です。三井住友銀行などを傘下に持つ、SMBCグループに属しています。
メガバンクと同じ金融グループの一員という安心感に加え、三井住友銀行のATMは借入・返済時の手数料が無料なのが特徴です。
申込方法は、WEB・アプリ・来店・電話があります。WEB・アプリならインターネット上ですべての手続きが完結し、カードレス契約が可能です。
インターネット振込による借入は、原則24時間365日対応。最短10秒でお金が振り込まれ、借入時の手数料はかかりません。
また「スマホATM」を利用すれば、カードがなくともセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMで、現金での借入・返済ができます。
- プロミスの利用が初めて
- メールアドレスの登録
- 書面の受取方法に「Web明細」を選択
消費者金融の中には、無利息期間を「契約日の翌日から」適用するところも多い中、プロミスは「初回利用日の翌日から」です。
契約後にすぐ借入しない場合でも恩恵を受けられるので、急いで借入する必要はありません。
30日以内なら、追加融資分も無利息の対象です。
プロミスの審査
プロミスを利用したい!と思っても、審査に通るか不安に思っている方もいるでしょう。
ここではプロミスの審査基準や審査スピードを解説します。
プロミスの審査基準
プロミスの審査基準は公表されていないため、「年収〇〇円以上」といった条件の詳細は残念ながら分かりません。
確実に言える主な申込条件は以下のとおりです。
- 契約時の年齢が18~74歳
※収入が年金のみの方はお申込いただけません - 安定した収入がある
- 年収の3分の1以上の借り入れがない
プロミスに限ったことではありませんが、カードローンの審査においては「安定した収入があること」が重視されます。
そのため、まったく収入のない方は申込できません。
しかし主婦や学生でも、アルバイトなどの収入があれば申込できます。年収の高さよりも、収入が安定しているかどうかが重要になるようです。
また、プロミスの融資は総量規制の対象です。
借入総額は、プロミスだけではなく他社の借入分も含めた金額です。すでに年収の3分の1以上の借入がある場合は、申込できません。
プロミス申込の必要書類
プロミス申込の必要書類は以下のとおりです。印鑑は必要ありません。
- 【必須】本人確認書類
- 【条件に該当する方のみ】収入証明書類
保証人や担保は不要なので、それらに関する書類も用意する必要はありません。
本人確認書類はWEBからの提出が便利
プロミスの本人確認に使えるのは、主に以下の書類です。
契約方法によって、以下のいずれか1点でOKの場合もあれば、追加で書類が必要なこともあります。
- 運転免許証/運転経歴証明書
- パスポート(2022年2月3日以前に申請・発行されたもの)
- 健康保険証
- マイナンバーカード(通知カードは不可) ※
- 在留カード/特別永住者証明書
WEB契約(郵送物なし)で、「金融機関でかんたん本人確認」という方法を選択すれば、上記のいずれか1点でOKです。
しかし来店契約などの場合、健康保険証1点だけでは認められません。健康保険証+住民票の写しなど、2点用意する必要があります。
また、本人確認書類の住所が現在お住まいの住所と異なる場合、追加で以下のような書類(発行日から6ヶ月以内)を用意しなければなりません。
- 公共料金の領収書(電力会社・水道局・ガス会社・NHK発行のもの)
- 住民票の写し、もしくは住民票の記載事項証明書
- 国税または地方税の領収書、もしくは納税証明書
- 社会保険料の領収書
詳しくはプロミスの公式サイトでご確認ください。
収入証明書
以下に該当する方は、収入証明書の提出が必要です。
- 希望借入額が50万円以上
- 希望借入額と他社のローン残高の合計が100万円以上
- 申込時の年齢が19歳以下
対象の収入証明書は以下のとおりです。いずれか1点、最新のものを用意する必要があります。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 税額通知書
- 所得(課税)証明書(収入額と所得額の記載があるもの)
- 給与明細書(直近2ヶ月分)+賞与明細書(直近1年分)
プロミスは原則電話による在籍確認がない
金融機関でローンの申込をすると、電話で在籍確認が行われることがあります。
金融機関の中には勤務先へ電話連絡を行うこともありますが、プロミスの場合は原則行いません。提出書類などで在籍確認をしているのでしょう。
Q 申込をしたら、勤務先に電話はかかってきますか?
原則、お勤めされていることの確認はお電話では行いません。ただし、審査の結果によりお電話による確認が必要となる場合がございます。
審査の都合上、電話確認が必要になるケースもありますが、プライバシーに配慮して、プロミスを名乗らずに担当者の個人名で電話をしています。
プロミスの審査に落ちる理由
プロミスの審査に落ちてしまう主な原因は、以下が考えられます。
- 個人信用情報に傷がある
- 収入が安定していない
- すでにお金を借りすぎている
- 申込フォームに誤った情報を入力した
個人信用情報に傷がある
「個人信用情報に傷がつく」とは、信用情報機関が管理する「個人信用情報」に、ネガティブな情報が記録されている状態です。
プロミスに限らず、金融機関はローンの審査時に個人信用情報を重視しています。傷がついていると審査通過は厳しいでしょう。
個人信用情報を傷つける、主なNG行動は以下のとおりです。
- 延滞や滞納
- 金融事故(債務整理・強制解約・代位弁済など)
- 短期間に複数のローン・クレジットカードを申込(多重申込)
個人信用情報への記録期間は、延滞や滞納は約5年、金融事故は5~10年、多重申込は約6ヶ月です。
多重申込は「申込ブラック」とも呼ばれ、1~3ヶ月に3社以上の申込があると該当すると言われています。
自分の個人信用情報が気になるときは、開示請求を行えば簡単に閲覧可能です。
プロミスは以下の信用情報機関に加盟しています。
- CIC
- JICC(日本信用情報機構)
現時点で個人信用情報に傷がついている状態なら、記録が消えてから申し込んだほうが、通過する確率が高まります。
収入が安定していない
プロミスの審査は申込条件にあるように、安定した収入が求められます。
アルバイト勤務でも申込可能ですが、収入がない月がある、毎月の収入の変動が大きい、といった場合は審査に落ちやすいでしょう。
また、正社員であっても就職・転職したばかりだと、収入に継続性があるとは認められず、審査落ちする可能性があります。
すでにお金を借りすぎている(総量規制に抵触する)
前述したとおり、プロミスは総量規制の対象です。
すでに年収の3分の1以上のお金を借りている、もしくはギリギリまで借りている場合は審査落ちするかもしれません。
例えば年収300万円の方が借りられる金額は、100万円が上限です。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
借入総額が総量規制の範囲内でも、借入件数が多すぎる場合は審査に不利です。多重債務者と判断される可能性があるためです。
借入総額や借入件数が多いときは、繰上げ返済やおまとめローンなどを利用し、減らしてから申し込みましょう。
おまとめローンのおすすめ比較15選|審査に通りやすい低金利ローンは?申込フォームに誤った情報を入力した
申込フォームには、噓偽りのない正しい情報を入力しなければなりません。
例えば、他社からの借入があるのに「借入なし」にしたり、少なくしたりすると、虚偽申告とみなされ審査落ちすることがあります。
審査に不利になるような情報でも、包み隠さず申告することが大切です。
また、単純な入力ミスで氏名・生年月日・住所などを間違えた場合も、なりすましによる犯罪を疑われかねません。ミスがないか、入力後にしっかりとチェックしましょう。
プロミスは豊富な返済方法が魅力
プロミスには豊富な返済方法が用意されています。
- インターネット返済
- 口座振替
- スマホATM
- コンビニ・提携ATM
- プロミスATM
- 銀行振込
インターネット返済
インターネット上の手続きだけで、銀行口座から返済できる方法です。
原則24時間365日返済可能で、最短10秒で引き落とされます。振込手数料はかかりません。
口座振替
毎月の返済期日に、銀行口座から自動引き落としされる方法です。
手数料はかかりません。土日や夜間でもWEBで手続きできます。
スマホATM
スマホを操作し、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMにてカードを使わずに現金返済する方法です。
操作方法は、ATM画面に表示されるQRコードをスマホで読み込み、アプリに表示されるワンタイム暗証番号などをATMに入力するだけです。
原則24時間365日返済できます。
コンビニ・提携ATM
プロミスが提携している、以下の銀行ATM・コンビニATMから返済できます。
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イーネット
三井住友銀行ATMなら、いつ利用しても手数料無料です。それ以外は手数料が発生するので気を付けましょう。
プロミスATM
プロミス店舗などに設置されているATMから返済する方法です。土日や夜間でも手続き可能で、手数料はかかりません。
銀行振込
プロミス口座への振込で返済する方法です。振込先の口座はWEB(会員サービス)もしくはプロミスコールへの電話で確認できます。
基本的に振込手数料が発生するのが注意点です。
プロミスの審査に通過して計画的に返済しよう
プロミスの特徴をおさらいしましょう。
- 無利息サービスは初回利用日の翌日から
- 勤務先への在籍確認の電話は原則なし
- WEB明細の利用で郵送物なし
WEB上には「プロミスで借りるとやばい」といった口コミがあるものの、三井住友銀行と同じ金融グループの一員という安心感があります。
堅実に返済を続けていれば、信用情報に傷がつくことはありません。
また、インターネット振込は原則24時間365日対応、返済方法が充実しているなど、利便性の高さもポイントです。
安定した収入があれば主婦や学生でも申込できるので、間口が広さがうかがえます。
落ちやすい理由を把握・対処のうえ審査に通過し、計画的にプロミスを利用しましょう。