低金利カードローンおすすめ比較｜金利が低いお得なローンはどこ？

カードローンの利用を検討する際に、多くの方は「返済負担を少しでも減らしたい」「利息で損をしたくない」と思うでしょう。

そこで本記事では、金利の低さや無利息期間を基準に低金利カードローンおすすめランキングをまとめました。

低金利カードローンの定義や利息の計算方法も併せて解説するので、カードローンをお得に利用したい方は参考にしてください。

※本記事の価格は全て税込みです。

この記事の執筆者

松崎観月

保有資格

• ・ファイナンシャルプランナー/CFP®資格（日本FP協会）
• ・日商簿記2級

大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当。資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後CFP認定を取得し、フリーのFPライターとして活動を行う。

低金利カードローンの選び方、お得にお金を借りるには？

低金利カードローンを選ぶなら当然金利の低さが重要ですが、金利が低いカードローンが必ずしもお得だとは限りません。

金利が低いカードローンには主に以下の2つの特徴があります。

• 金利（実質年率）が低い
• 無利息サービスがある

金利（実質年率）が低い

カードローンの返済負担を抑えたいなら、金利（実質年率）が低いものを選びましょう。

比較する際には、手数料などの諸費用を加えた実質の金利「実質年率」を確認します。

実質年率が低いほど支払う利息も少なくなるため、総返済額を抑えられます。

一般的に、銀行カードローンは消費者金融カードローンと比べて実質年率が低めです。

初めてカードローンを契約する場合や借入額が少ない場合は、最高金利が適用されるケースが多いため、最高金利を比較しましょう。

無利息サービスがある

無利息サービスをうまく利用すれば、金利が低いカードローンよりもお得になる可能性があります。

消費者金融は無利息サービスを利用できることが多く、短期間の借り入れなら利息を一切支払わないことも可能です。

カードローン会社により、無利息期間や条件が異なります。

少額を短期間で借りたい方は、銀行カードローンよりもお得になる可能性があるので、事前にシミュレーションして比較しましょう。

金利が低いおすすめのカードローン

それでは、おすすめの低金利カードローンを紹介します。

カードローン名	金利(実質年率)
詳細を見る	年1.9%〜年14.5%
詳細を見る	年1.8%〜年14.6%
詳細を見る	年1.5%～年14.6%
詳細を見る	年1.89%～年14.79%
詳細を見る	年6.47%／年8.47%
詳細を見る	年4.5%～年17.8%
詳細を見る	年3.0%～年18.0%
詳細を見る	年1.48%～年17.5％
詳細を見る	年1.7%～年14.8%
詳細を見る	年12.0%〜年15.0%
詳細を見る	年2.0%～年14.0%
詳細を見る	年1.5%～年14.6%
詳細を見る	年3.8%〜年13.8%
詳細を見る	リボ払い：年4.4%～年12.5% 1回払い：年5.0%

以下で詳しくみていきましょう。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンの金利は年1.9～14.5％と、新規借入も借り換えにも好適です。

楽天会員ランクに応じて審査優遇が受けられる(※)など、楽天会員におすすめのカードローンです。

楽天会員なら、審査に不安がある方も申し込んでみる価値があるでしょう。

楽天銀行口座を持っていれば24時間即時に振込融資が受けられるうえ、その他の金融機関でも最短当日に振り込みが可能です。

ご使用中のメイン口座をそのまま利用したい方にもおすすめです。

三菱UFJ銀行 バンクイック

バンクイックは、三菱UFJ銀行が取り扱うカードローンです。

金利(年率)は年1.8%～年14.6%です。消費者金融カードローンよりも低い水準の金利となっています。

ある程度の金額を借りる予定なら、他社銀行カードローンよりも低い金利で借入できる可能性があります。

バンクイックでは、三菱UFJ銀行ATMはもちろん提携コンビニATMでも利用手数料は0円です。

提携コンビニATMは下記の通りです。

• ローソン銀行ATM
• イーネットATM
• セブン銀行ATM

余計なコストをかけずに、返済の負担を抑えられます。

横浜銀行カードローン

神奈川県を拠点とする地方銀行、横浜銀行のカードローンです。

銀行カードローンながら審査スピードが早く、最短即日に融資を受けられます。

借入限度額は最高1,000万円と、ほかの金融機関と比べても高いため、借り換えやおまとめローンとしての利用にも向いています。

ただし、実際の借入限度額は審査の結果で決まります。必ずしも希望する金額を借りられるわけではりません。

以下の対象ATMなら、いつでも利用手数料は無料です。

• 横浜銀行ATM
• セブン銀行ATM
• イーネットATM
• ローソン銀行ATM
• イオン銀行ATM

節約するなら上記のATMを利用しましょう。手数料を気にすることなく、いつでも近くのATMで借入・返済ができます。

審査が心配な方は簡易審査をご利用ください。3つの項目を入力するだけで借入可能かがわかります。

住信SBIネット銀行カードローン

住信SBIネット銀行カードローンは、申込から契約までWEBで完結きるカードローンです。

いつ何度利用しても、借入や返済にかかる手数料は無料です。

条件クリアで最大年0.6%金利引き下げ

基準金利は年1.89～14.79%ですが、以下の2つの条件をクリアすると、合計で0.6%の金利優遇を受けられます。

• 条件1：年0.1%引下げ
  ミライノ カード(JCB)を保有＆住信SBIネット銀行を引落口座に設定
• 条件2：年0.5%引下げ
  SBI証券の口座を保有または住信SBIネット銀行の住宅ローン残高がある

もし上限金利の14.79%が適用されても、条件をクリアすると14.19%まで金利を下げることができます。

また、普通預金のキャッシュカードにローン機能が付帯されているので、ローン専用カードは発行されません。

なお、カードローンを利用するには、住信SBIネット銀行の普通預金口座が必要です。

持っていない方はカードローンの契約と同時に口座を開設しましょう。

東京スター銀行カードローン

東京スター銀行カードローンは、最高1,000万円の借入に対応しています。

WEB完結で契約でき、アプリならカードが届く前に借入可能です。

契約日から30日間は利息0円

銀行カードローンには珍しく、無利息サービスがあります。

契約日当日から30日間以内に借入・完済すれば、利息は一切かかりません。

なお、無利息期間は借入日ではなく契約日(カードローン口座開設日)からなのが注意点です。契約したら早めに利用しましょう。

自動融資サービスで残高不足を回避

東京スター銀行カードローンには、もしもの時に便利な「自動融資サービス」があります。

自動融資サービスとは、返済用の普通預金口座の残高が不足した(0円になった)場合に、自動で融資を行ってくれるというものです。

自動融資サービスがあれば、引き落としのミスを防げるので安心です。

ただし、自動融資の対象外となる取引があります。詳しくは公式サイトをご確認ください。

セゾンのカードローン MONEY CARD GOLD

マネーカードゴールドは、信販会社のクレディセゾンが手掛けるカードローンです。

セゾンマネーゴールドには、2つのコースが用意されています。

300万円コースは6.47%、200万円コースでも8.47%と、消費者金融と比較して上限金利が低いことが特徴です。

一般的なカードローンと違い、事業性資金としても活用できるので、生活資金も事業資金も借りたい個人事業主にもおすすめです。

審査終了後は、最短数十秒で指定の口座に希望金額を振り込んでもらえます。

ただし、ローンカードが自宅に届くまではATMで借入れできません。コンビニATMで即時にお金が必要な方は注意が必要です。

プロミス

プロミスは即日借り入れが可能な消費者金融カードローンです。

金利は年4.5～17.8%と、他社大手消費者金融と比べて上限金利が低めです。

少額で借り入れる場合、他社よりも利息負担を減らせる可能性があります。

プロミスの利用が初めての方で、メールアドレス登録・WEB明細利用をクリアすれば無利息サービスが適用されます。

契約日ではなく初回借り入れ日の翌日から数えるので、今すぐ借りる予定がない状態で契約だけ済ませておいても損はありません。

また、プロミスの公式アプリの利用でVポイントがもらえるのも魅力です。

ログインや返済でポイントがもらえるので、利用次第で返済負担を抑えられますよ。

アイフル

アイフルは即日融資が可能なカードローンです。WEB申込なら融資まで最短18分と、他社と比べてもスピーディーです。（※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます）

借入れを急いでいる場合、申し込み後にフリーダイヤルへ電話をかければ審査の時間が短縮できます。

即日に借りられる低金利カードローンを探している方におすすめです。借入方法も複数用意されており、利便性にも優れています。

アイフルとの契約が初めての場合、契約日の翌日から30日間利息がかかりません。

無利息期間内であれば、何度借り入れても利息が発生しません。短期間での借り入れなら一切利息を支払わず利用することも可能です。

auじぶん銀行カードローン

auじぶん銀行カードローンは、審査スピードが最短1時間と早く、最短即日の振込融資が可能なカードローンです。

申込から契約まですべてネットで完結するので気楽に利用できます。

auじぶん銀行カードローンの通常金利は年1.48～17.5％となっていますが、au IDの保有があれば最大年0.5%の金利が引き下げが受けられます。

資金使途が自由な「誰でもコース」は年0.1%、他社から借り換える「借り換えコース」は年0.5%の金利の引き下げが可能です。

「auじぶん銀行カードローン」の借入の方法は、ATMと口座振込の2通りです。提携ATMは原則24時間365日利用でき、手数料はいつ利用しても回数制限なく無料です。

月々1,000円から返済可能なので、無理のない返済計画を立てられます。

オリックス銀行カードローン

オリックス銀行カードローンの特徴はガン保障特約付きプラン「Bright」が選べる点です。

しかも、金利の上乗せや手数料負担はありません。

健康状態によっては保険商品への申し込みはできませんが、長期返済プランを考えている方にとっては安心材料になるでしょう。

しかも、提携ATMは全国に10万台以上あり、借入・返済どちらも手数料はかかりません。

はじめての方は契約日の翌日から30日間無利息

オリックス銀行カードローンをはじめて契約される方は、30日間の無利息サービスを受けられます。

ただし、無利息期間が開始するのは契約日の翌日からです。初回借入日の翌日ではないので注意しましょう。

セブン銀行カードローン

セブン銀行カードローンは申込から契約まで、すべてスマホで手続きできるカードローンです。

全国のセブン銀行ATMで、原則24時間いつでも手数料無料で借入できます。

Myセブン銀行からの申込みなら最短翌日に借入れが可能なので、お急ぎの方にもおすすめです。

Myセブン銀行(アプリ)を使えば、キャッシュカード到着前からセブン銀行ATMで借入・返済が可能です。

お申込みにはセブン銀行の口座が必要ですが、アプリから最短10分で口座開設ができて便利です。

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンは大手銀行ならではの安心感があるカードローンです。

来店不要で24時間WEBから申し込みが可能です。

みずほ銀行に住宅ローン契約がある方は、さらに金利0.5%の引き下げが可能です。

• 通常金利：年2.0～14.0%
• 住宅ローン契約者：年1.5～13.5%

みずほ銀行のキャッシュカードを持っていれば、そのままローンカード兼用として利用できる点も便利です。

また、月末時点でカードローン残高があると、以下の特典を受けられます。

• みずほ銀行ATM：無料
• イーネットATM：月3回まで無料
• みずほダイレクトの他行宛振込手数料：月3回まで無料

みずほ銀行の口座をメインで利用している方や、低金利の銀行カードローンを検討中の方にピッタリです。

イオン銀行カードローン

イオンをよく利用するなら、イオン銀行カードローンが便利です。

上限金利14%以上の銀行カードローンが多い中、イオン銀行は13.8%と低めに設定されています。

イオン銀行口座があれば初回は振込融資が可能

イオン銀行カードローンはWEBからいつでも申込でき、来店不要で契約できます。

手元にカードが届くまで5日程度かかりますが、イオン銀行に普通預金口座を持っていれば、カードが届く前に振込融資が可能です。

イオン銀行ATM・提携コンビニATMはいつも無料

以下のATMは24時間365日、回数制限なく手数料無料です。

• イオン銀行
• イーネット
• ローソン銀行

また、イオン銀行に普通預金口座があればインターネットバンキングで、いつでも無手数料で借入・返済が可能です。

さらに自動融資サービスもあり、イオン銀行の普通預金残高が0円になったときに、カードローンから自動的に不足分の融資を受けられます。

JCB CARD LOAN FAITH

JCB CARD LOAN FAITHは、JCBが発行しているカードローン専用カードです。

上限金利が12.5%と圧倒的に低いことが強みで、WEB完結で申し込めます。

最大金利12.5%・審査スピードは最短即日

JCB CARD LOAN FAITHは、借入のタイプをリボ払いと1回払いの2つから選べます。

5万円以下の借入であれば、金利が一律年5.0%と低い1回払いがおすすめです。

さらに審査スピードは最短即日と早く、「借入予約サービス」を利用すれば最短3日で振込融資を受けられます。

ATM手数料は月3回無料・振込融資はいつも無料

提携ATMは全国に15万台以上あり、月3回まで手数料無料です。

また、キャッシング振り込みサービスを利用すれば、最短数十秒^※・いつでも手数料無料で、希望額が口座へ入金されます。

※平日9：00～14：30までに申し込んだ場合

カードローンの金利はどうやって計算する？

カードローンの利息は、以下の計算式で算出できます。

50万円を金利14.0%・18.0%で60日間借り入れたときの利息を計算してみましょう。

金利以外の条件が同じでも、金利が4%変わるだけで利息額に3,288円の差が生じています。

カードローンの返済負担を減らすうえで、いかに金利が重要であるかが分かりますね。

また、カードローンの利息は日割りで計算されるため、借入日数が長くなるほど返済額も大きくなります。

カードローンの金利は下げられる？返済負担を軽くする裏技

カードローンを利用すると、元金に加えて毎月利息を返済しなければなりません。利息の負担はなるべく抑えたいものです。

この章では、返済負担を軽くする方法を紹介します。

おまとめローン・借り換えローンを利用する

おまとめローンや借り換えローンを利用すれば、金利が下がる可能性があります。

• おまとめローン
  複数の借り入れを1つにまとめること
• 借り換えローン
  別のカードローンに乗り換えること

例えば、A社・B社・C社でそれぞれ30万円借り入れがあった場合、おまとめローンを利用しD社から90万円借り入れれば、金利が低くなる可能性があります。

返済日や返済方法も1つにまとまるため、返済の管理もしやすくなるでしょう。

借り換えローンとは、A社からB社に乗り換えて、B社から借りたお金でA社の借り入れを完済することです。現在より低金利のカードローンに借り換えれば、返済負担が軽減できます。

例えば、借り換え後の毎月の返済額が借り換え前より少ない場合、毎月の返済負担は軽減されますが、返済までの期間が延びれば返済総額が増える可能性があります。

増額申請をする

増額申請とは、カードローンの利用限度額を増やす手続きのことです。

申請手続きは、カードローンの会員ページや電話などで行えますが、カードローンにより異なるので確認しましょう。

利用限度額を増額できれば、単純に借り入れできる金額が増えるのはもちろん、金利が下がる可能性があります。

基本的に、カードローンは利用限度額が高いほど金利は低くなります。以下は、楽天銀行スーパーローンの利用限度額ごとの金利です。

金利が低いのには裏がある？低金利カードローンの罠を調べてみた

「金利が低いのには、それなりの理由があるのでは？」と思う方も多いでしょう。

最後に、カードローン選びの注意点をまとめました。金利を低く抑えられるには理由があります。

注意点を理解したうえで、カードローンに申し込みましょう。

審査・申込条件が厳しい

一般的に、金利が低い、つまり利用限度額が大きいほど、審査通過のハードルは高くなります。カードローン会社からすると、貸し倒れのリスクが高くなるためです。

基本的に、返済能力を超える金額を借り入れることはできません。カードローンに申し込む際は、なるべく最低限の利用限度額で申し込みましょう。

増額審査に通過できれば、後から利用限度額を増やすことも可能です。

地方銀行のカードローンは地域が限定

消費者金融カードローンよりも金利が低めであることから、銀行カードローンを選ぶ方も多いでしょう。

しかし、銀行カードローンのなかでも地方銀行は、利用できる地域が限定されています。

例えば、千葉銀行のカードローンの場合、自宅または勤務先が千葉銀行の営業地域内でなければ申し込めません。

申し込む前に、地域の条件を満たしているかどうかも確認しましょう。

即日融資に対応していない

比較的金利が低い傾向にある銀行カードローンは、即日融資には対応していません。審査の際に警視庁データベースへの照会が義務付けられており、審査を即日に完了させることが難しいためです。

金利の低さを重視して銀行カードローンを選ぶなら、その日のうちに借り入れることはできないと理解しておきましょう。

なお、大手消費者金融カードローンの多くは、最短即日借り入れが可能です。

低金利カードローンに関するよくある質問

最後に、カードローンに関するよくある質問をまとめましたので参考にしてください。

そもそもカードローンの金利とは？

カードローンの金利相場は？

カードローンの利息負担を抑えるポイントは？

低金利カードローンで利息負担を減らそう

本記事で紹介したおすすめの低金利カードローンは以下のとおりです。

低金利のカードローンを選ぶ際は、金利（実質年率）と無利息期間に着目しましょう。

銀行カードローンは、消費者金融と比べて金利が低めです。

一方、消費者金融は無利息サービスを実施していることが多く、利用次第では銀行カードローンよりお得になるケースがあります。

自分に合った低金利カードローンを見つけて、計画的に利用してくださいね。