高額融資も可能なカードローン
  • 2023年10月5日
  • 2024年5月1日
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高額な借入にも対応できる限度額が大きいカードローン

お金が必要なときに助かるのがカードローンです。

しかし、カードローンには借入れ可能な金額を表す「限度額」があり、商品によって借入できる金額が異なります。

ここでは「高額融資」を求める方のために、限度額の高いカードローンをご紹介します。

カードローンの限度額がどのように決まるのか、限度額を引き上げる方法も紹介するのでぜひ参考にしてください。

※本記事の価格は全て税込みです。

この記事の監修者
高橋尚
高橋尚
保有資格

都市銀行に約30年間勤務。後半15年間は、課長以上のマネジメント職として、法人営業推進、支店運営、内部管理等を経験。2012年FP1級取得。現在は公益社団法人管理職。

カードローンの限度額とは?

お金と植物

カードローンの限度額は、本人がいくらまでお金を借りられるのかを表しています。

限度額=最大で借り入れできる金額

カードローンの限度額の特徴は次の通りです。

カードローンの限度額の特徴
  • 「最大〇〇円まで」に注目
  • 一般的には限度額が高いほど金利が低くなる

カードローンのサービス概要を見たときに、「最大〇〇円まで」と記載されています。

これが、各カードローンが用意している限度額です。

また、一般的なカードローンでは限度額が高いほど金利を低く設定しています。

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カードローンの限度額はどう決まる?

チェックする男性

限度額はカードローンに適用される法律によって定められています。

「最大〇〇円まで」と記載されている場合でも、全ての人が最大の金額を借りられるわけではありません。

カードローンを提供している会社は主に消費者金融と銀行です。それぞれ適用する法律やルールが異なります。

消費者金融の場合

貸金業法の総量規制を適用。年収の1/3を超えて借りることができない

銀行の場合

銀行独自のルールを適用。返済能力を超えるような借り入れはできない

限度額を決定するのは申し込みをした本人ではなく、消費者金融や銀行です。

どちらも本人の返済能力を超えた限度額を設定することはありません。

総量規制や銀行ルールの範囲内であっても、希望する金額が借りられるわけではないことを覚えておきましょう。

限度額の決まり方

消費者金融を利用するケースを例に、限度額の決まり方を見てみましょう。

年収300万円の方がA社を利用する

A社の限度額:300万円÷3=100万円
⇒A社は限度額を100万円まで設定できる

消費者金融の場合、年収の1/3を超えて借りることができないという総量規制が適用され、A社の限度額は100万円までとなります。

お借入れは年収の3分の1までです
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。

引用元:お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

しかし、A社を利用する前に、B社で40万円を借りているとA社の限度額は100万円になりません。

年収300万円の方がB社ですでに40万円を借りている
  • 先に借り入れていたB社の限度額
    300万円÷3=100万円
  • 新たに借り入れたA社の限度額
    100万円(B社限度額)-40万円(B社借入)=60万円

総量規制は複数社の借入額を合算した金額で判断されるので、A社とB社の借入合計額が年収の1/3を超えない範囲で限度額が設定されます。

なお、消費者金融などカードローンを提供する業者は、審査時に個人の信用情報(※)を照会します。

そのため、どの会社からどのくらい借り入れているのかを隠すことはできないので注意しましょう。

※カードローンやクレジットカードの申し込み・契約・取引情報

限度額が高いおすすめのカードローン

この章では、限度額が高いおすすめのカードローンを6つ紹介します。

高額融資が可能な6つのカードローン
  • 楽天銀行スーパーローン
    限度額は最大800万円
  • アコム カードローン
    限度額は最大800万円
  • アイフル キャッシングローン
    限度額は最大800万円
  • 三井住友カード カードローン
    限度額は最大900万円
  • 住信SBIネット銀行 カードローン
    限度額は最大1,000万円

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行カードローン

楽天銀行スーパーローン
金利(年利)年1.9%〜年14.5%
審査時間最短当日
融資スピード最短翌日
借入限度額最大800万円
無利息期間なし
WEB完結(お申込まで)可能
コンビニ借入
学生の借入可能(20歳以上でパート、アルバイトによる安定した収入がある場合)
営業時間店頭窓口なし
WEB24時間営業
電話0120-720-115
平日:9:00~19:30
土日祝(年末年始・GW期間):9:00~17:30

楽天銀行株式会社が提供する商品です。

楽天銀行スーパーローンの特徴
  • 限度額は最大800万円
  • 手数料が無料の提携ATMが多い
  • 入会&利用で楽天ポイントがもらえる

限度額は最大800万円を用意しています。

楽天銀行の口座を持っていない方も申し込み可能です。楽天銀行口座以外への振込融資にも対応しています。

手数料が無料の提携ATMが多い

楽天銀行スーパーローンには全国に10万台以上の提携ATMがあります。

提携金融機関なら借入・返済手数料が無料になるため、余計なコストを抑えることができます。

借入時ATM利用手数料無料の提携金融機関の例
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行 等

入会と利用で楽天ポイントがもらえる

楽天銀行スーパーローンでは、入会時に楽天ポイントを付与する特典を用意しています。

楽天会員のポイント口座を登録・申請するともれなく1,000ポイントを付与。

また、入会の翌月末時点で一定の利用残高がある方に500〜30,000ポイントが付与されます。

楽天銀行スーパーローンは楽天会員の方に向けた特典が豊富です。

アコム カードローン

アコム

アコム
金利3.0%~18.0%
審査時間最短20分※(1)
融資スピード最短20分※(1)
借入限度額800万円
無利息期間契約日の翌日から30日間※(2)
WEB完結可能
コンビニ借入
専業主婦の借入不可
営業時間WEB24時間
電話24時間365日
0120-629-215
自動契約機9:00~21:00(年末年始を除き無休)

※(1)お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※(2)適用条件:アコムでのご契約がはじめてのお客さま
※テラスマネーでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運営しております。
アコム カードローンの特徴
  • 限度額は1万円〜800万円
  • 最短20分で借り入れ可能
  • 30日間無利息サービスあり

限度額は最大800万円を用意しています。

申込者名義の銀行・アコムATM・提携ATMなど、借り入れ・返済方法の選択肢が多いのが魅力です。

最短20分で借り入れ可能

アコムでは最短20分のスピード融資が可能です。

以下の手順を踏むと、カードレスで24時間いつでも借り入れできます。

  • インターネットで申し込み
  • 本人確認書類をWEBで提出
  • 融資方法で「振込」を選択

審査後、自動契約機(むじんくん)で契約すれば、アコムのATMですぐに借り入れが可能です。

初めての方は30日間無利息で借りられる

初めてアコムと契約する方は30日間無利息サービスが受けられます。

アコムとの契約日の翌日を基準にして30日間は利息が発生しません。

この期間に返済すると、借りた金額だけの返済で済みますよ。

アイフル キャッシングローン

アイフル

アイフル
金利3.0%~18.0%
審査時間最短18分
※申込状況によっては希望にそえない場合もあります
融資スピード最短18分
※申込状況によっては希望にそえない場合もあります
借入限度額800万円
※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要
無利息期間初めての人は最大30日間
WEB完結可能
コンビニ借入
学生の借入可能(20歳以上でパート、アルバイトによる安定した収入がある場合。アイフルの基準を満たす場合)
専業主婦の借入不可
営業時間WEB24時間
電話平日9:00~18:00
0120-201-810
※フリーター・主婦:安定した収入がある方に限る ※利用限度額が50万円以下は原則収入証明書類不要(アイフル利用限度額50万円以下、且つ他社含めた借入総額100万円以下の場合) ※利用可能コンビニATM:提携先ATM設置店のみ ※ 貸付条件はこちら

アイフル株式会社が提供する商品です。

アイフル キャッシングローンの特徴
  • 限度額は1万円〜800万円
  • カードレスで契約できる
  • 30日間無利息サービスあり

申し込み後に「急いでいる」ということを電話で伝えると、審査を優先してくれます。

限度額は最大800万円を用意しています。

カードレスで契約できる

「WEB完結」ならローンカードや契約書など郵送物が届くことなく利用できます。

契約時にカードレスを選択して口座振替登録を行えば、スマホアプリやインターネット・電話などでカードレス借り入れが可能です。

ローンカードが必要になった場合は後日、無人店舗で発行できます。

家族にカードローンを利用していることがバレたくない方におすすめです。

契約日の翌日から30日間は無利息になる

アイフルと初めて契約する方は、契約日の翌日から30日間無利息になるサービスが受けられます。

30日を過ぎた時点で利息の計算がスタートするので、総返済額を抑えることが可能です。

三井住友カード カードローン

三井住友カードカードローン

三井住友カード カードローン
金利(年利)1.5%~15.0%
※口座振込専用タイプなら1.5%~14.4%
審査時間最短5分※
融資スピード最短5分※
(カード到着前にご利用できます)
借入限度額900万円
無利息期間特典:ご入会後、最大3ヵ月間お利息0円
※三井住友カード カードローンにお申し込みいただき、ご入会・お借り入れいただいた方
※詳細はリンク先の公式ページをご確認ください
WEB完結可能
コンビニ借入可能
学生の借入不可
専業主婦の借入不可
営業時間WEB24時間営業
電話10:00~17:00
※12/30~1/3休
0120-956-000
※最短5分発行は、新規契約時点でのご利用枠が50万円でのお申込みとなります。
※最短5分発行 受付時間:9:00〜19:30

三井住友カード株式会社が提供している商品です。

「三井住友」という名称が付いていますが、三井住友銀行に口座を開設していなくても利用できます。

三井住友カード カードローンの特徴
  • 限度額は最大900万円
  • 振込専用タイプがある
  • 金利引き下げサービスがある

限度額は最大900万円を用意しています。

振込専用タイプがある

三井住友カード カードローンには、ローンカードや郵送物が不要の振込専用タイプもあります。

  • 限度額は最大900万円で普通タイプと同額
  • 最高金利は14.4%で普通タイプより低い

振込専用タイプはすでに三井住友カードのカードローンを利用していると申し込みできません。

1度解約した後、振込専用タイプに申し込むことになります。

金利引き下げサービスがある

三井住友カード カードローンの金利は以下の通りです。

限度額ATM・口座振込タイプ
金利(年率)
振込専用タイプ
金利(年率)
900万円1.5%1.5%
700万円~890万円3.5%3.5%
500万円~690万円4.5%4.5%
300万円~490万円7.8%7.2%
110万円~290万円9.8%9.2%
60万円~100万円12.4%11.8%
50万円以下15.0%14.4%

入会日を基準にした1年の間、毎月遅れずに返済すると翌年から金利が引き下げられます。

引き下げは年間0.3%、最大1.2%までです。

例えば、900万円を借りたケースで見てみましょう。

900万円借入・返済遅滞がない場合
項目金利(年率)
初年度1.5%
2年目1.2%
3年目0.9%
4年目0.6%
5年目0.3%

1年ごとに金利が0.3%引き下げられるので利息負担を抑えることができます。

住信SBIネット銀行 カードローン

住信SBIネット銀行 カードローン

住信SBIネット銀行
金利1.89%〜14.79%
審査時間仮審査最短60分、本審査数日
融資スピード数日
借入限度額10万円~1,000万円
無利息期間なし
WEB完結可能
コンビニ借入可能
学生の借入可能 ※20歳以上
専業主婦の借入不可
(パートなどの収入があれば可能)
営業時間店頭窓口なし
WEB24時間
電話平日9:00~18:00
※1/1~3、5/3~5、12/31は除く
自動契約機なし

住信SBIネット銀行株式会社が提供している商品です。限度額は最大1,000万円です。

住信SBIネット銀行 カードローンの特徴
  • 限度額は10万円〜1,000万円
  • 申込〜返済までスマホで完結
  • 条件達成で年0.6%金利優遇

申込みと同時に住信SBIネット銀行の口座を開設することで融資が受けられます。

次の条件を満たす方は、さらに金利が優遇されます。

  • 年0.1%引き下げ
    ミライノ カード(JCB)を保有し、住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定する
  • 年0.5%引き下げ
    SBI証券口座保有登録済み、または住信SBIネット銀行取扱い住宅ローン残高がある

上記2つの条件を全て満たすと、金利が年0.6%引き下げられます。

借入・返済の手数料は無料です。明細・ローンカードの送付がないので、周囲にバレることなく借入れできるでしょう。

オンライン相談サービス

カードローンの限度額を引き上げるには?

アップ

カードローンは、新規で申し込んだときの限度額がその後もずっと変わらないわけではありません。

限度額を引き上げたい場合は、増額を申し込んでみましょう。増額を申し込んだ時点で再度審査が行われます。

審査に通過すれば、カードローンの限度額を増額できます。

限度額以上に借り入れるなら、おまとめローンも検討しよう

集合

おまとめローンとは、2社以上のカードローンを1社にまとめられる商品です。

総量規制の対象外なので、年収1/3を超えて借りることができます。

おまとめローンの特徴を見てみましょう。

おまとめローンの特徴
  • 毎月の返済が1回になる
  • 毎月の返済金額が減る
  • 返済総額が減る可能性がある

毎月の返済が1回になる

おまとめローンなら毎月の返済を1回にまとめられます。

カードローンの返済日は各会社によって異なるため、返済日が異なる3社から借り入れた場合は毎月3回返済日が訪れます。

月に何度も返済日がくるようなスケジュールでは、返済の管理が大変です。

おまとめローンを使って借り入れを1社にまとめれば、返済は月1回になり、返済日を忘れたり間違えたりするリスクが減らせます。

毎月の返済金額が減る

おまとめローンを利用すると毎月の返済金額が少なくなり、返済負担を減らせる可能性があります。

返済金額は消費者金融や銀行が定めているので、利用者が好きに決められるものではありません。

以下の条件で返済金額を比較してみます。

  • A社11万円・B社24万円をカードローンで借り入れ
  • C社のおまとめローンでA社・B社合計35万円の借り入れをまとめる

借り入れ金額と返済金額は次の表に基づくものとします。

借入額と返済金額
借入額返済金額
1〜10万円4,000円
10万円超〜20万円6,000円
20万円超~30万円8,000円
30万円超~40万円10,000円
※返済金額に金利は含みません

上記の返済金額をもとにA社・B社から借り入れを行っている場合、毎月の返済金額とその合計は以下の通りです。

A社とB社でカードローンを利用
項目借入額返済金額
A社11万円6,000円
B社24万円8,000円
合計35万円14,000円

2社合計で毎月14,000円返済することになります。

それでは、C社のおまとめローンを利用して、A社・B社の借り入れをまとめた場合はどうなるでしょうか。

C社のおまとめローンを利用
項目借入額返済金額
C社35万円10,000円
合計35万円10,000円

借り入れを1つにまとめると、毎月の返済金額は10,000円です。

おまとめローンを利用することで月々の返済額が4,000円減ることがわかります。

返済総額が減る可能性がある

借り入れの合計額によっては、おまとめローンの利用で返済総額が減るケースもあります。

以下の条件で返済総額を比較してみます。

  • A社50万円・B社100万円を借り入れ、3年で返済
  • C社のおまとめローンでA社・B社合計150万円の借り入れをまとめる

※あくまでも簡易的なシミュレーションです。実際の返済総額は利用するカードローン会社の返済方式、金利、返済残高、返済期間などにより異なります

限度額と金利は次の表に基づくものとします。

限度額と金利
限度額金利(年率)
501万円~800万円3.0%~4.7%
301万円~500万円
4.7%~7.7%
100万円~300万円
7.7%~15.0%
1〜99万7.7%~18.0%

上記の限度額と金利をもとにA社・B社から借り入れを行っている場合、3年間の返済総額は以下の通りです。

A社とB社でカードローンを利用
項目借入額金利返済期間返済総額
A社50万円18.0%3年770,000円
B社100万円15.0%3年1,450,000円
合計150万円2,220,000円

2社合計で222万円返済することになります。

それでは、C社のおまとめローンを利用して、A社・B社の借り入れをまとめた場合はどうなるでしょうか。

C社のおまとめローンを利用
項目借入額金利返済期間返済総額
C社150万円15.0%3年2,175,000円
合計150万円2,175,000円

借り入れを1つにまとめると、3年間の総返済額は217万5,000円です。

おまとめローンを利用することで総返済額が45,000円安くなります。

借入額が高いほど金利は低くなるため、借入総額によってはおまとめローンの利用がおすすめです。

カードローンに関するよくある質問

よくある質問

カードローンの借入限度額はどのように設定されますか

消費者金融カードローンの場合「総量規制」のルールに則り、年収の3分の1までの金額に設定されています。銀行カードローンには総量規制は存在しませんが、各社自主的定められたルールをもとに借入限度額を決めています。銀行ルールおよび信用情報や属性、申込者の希望額などをもとに設定されます。

カードローンの借入限度額は増額できますか

カードローンの借入限度額は後から増額させることも可能です。ただし、改めて審査が行われるため、審査結果によっては増額ができない可能性もあります。

カードローンの審査内容とは

カードローンの審査では、①本人の属性②信用情報③他社からの借り入れ状況が見られます。本人属性とは、年齢や年収、勤務先、職業などの情報のことです。信用情報はクレジットカードやローンの利用状況などのことです総量規制に該当しないかどうかを確認するため、他社からの借り入れ状況も必ずチェックされます。