「保険への考え方」をお客さま自身に知っていただくことが大切

Q.一川さんが接客をするうえで大切にしていることを教えてください。

　私たち保険テラススタッフにとって大切な役割は、2つあると思っています。まず一つ目は、「お客さまに寄り添ったアドバイスをすること」。ご相談時にはお客さまごとの環境や状況、ご不安など、さまざまなことをお伺いさせていただくため、とても奥深く、繊細な心配りが必要です。お客さまに安心してじっくりご相談いただけるよう、お客さまご自身の考え方に寄り添い、信頼関係を築きながらお話しするということを心掛けています。

　そして二つ目は、「保険への考え方を、お客様自身に知っていただくこと」だと思っています。というのも、ただ単純に保険商品を選ぶだけでいいのなら、AIなどでシステム的に選定することも現代では可能です。ただ、大切なのは「保険に入る」ことだけではなく、その保険に加入する意味・目的を、しっかりと理解しておくことです。どのような未来を思い描き、その未来のために、どのように保険を活用するのか？お客さまと顔と顔を合わせてお話しする対面式のショップだからこそ、「保険の本当の価値・考え方」をお伝えすることができるのだと思っています。

その中で、お客さまのお悩みや疑問、不安な気持ち、さらにお客さまご自身もまだ気付けていない隠れたリスクに気付き、一緒に解決していく。そして一生涯、お客さまの人生のパートナーとしてサポートしていくことが本当の保険のプロであると考えています。

様々な最新情報や知識を日々アップデート

Q.顔と顔を合わせての相談だからこそ、より信頼関係が大切なんですね。やはり信頼関係でいうと、スタッフの知識レベルもお客さまは気になられるかと思うのですが。

「お金を銀行に置くこと」は誰でもできるけど、「お金を増やす方法」はあまり知られていないのが現実

Q.社会情勢の変化やその時々で話題になっているニュースによって、ご相談内容も変わったりするのでしょうか？

　というのも、日本では金融に関する教育が行われていないので、お金に対する固定観念が根強くあります。例えば、お金は銀行に預けて預金しておくもの、変動性のある金融商品は損をする…。お金を銀行に預ける、というのは誰でもできることですが、肝心の「お金を増やす方法」についてはあまり知られていない、というのが現実だと思うんです。リスクのある変動性の商品でも、きちんとポイントを抑えていればしっかりお金を増やすことができるということを、もっとたくさんの方に知っていただきたいですね。保険商品の中にも資産形成できるものがありますし、人生100年時代と言われている今、これからの老後のための準備は常識にとらわれない考え方も必要になってきているのではないでしょうか。

相談後に『あ～、なんだか楽しかった！』と帰っていくお客さまもいらっしゃいます。

Q.保険に限らず、いろいろなお金についての疑問を相談できるんですね。保険テラスに行くといろんな情報を得られそうです！

　そう思っていただけると嬉しいです！ただ、先ほどお話したような知識の豊富さだけではなく、「お客さまと同じ目線でお話をする」ということも大事だと思っていて。お客さまのお話だけを一方的に聞くばかりではなく、自分のプライベートや経験談についてもお話したりします。親の介護のことだったり、旦那さんにどうやって保険のことを相談するか…。難しい保険に関するお話だからこそ、自分自身のリアルな話も織り交ぜることでお客さまもイメージしやすく、私自身もお客さま目線でお話することができます。本当に保険と全く関係ない世間話もよくするので、相談後に「あ～、なんだか今日は楽しかったわ！」と仰っていただけるお客さまもいらっしゃるんですよ！

気軽にふらっと質問しに来ていただけるような、地域の皆さまにとってそんなお店でありたい

Q.最後に、一川さんにとって「保険」、そして「保険テラス」とは？

　保険は目に見えるものではありませんが、たくさんの想いが形になるものだと思っています。「とりあえず加入すればよい」ということではなく、ご自身のため、大切なご家族のために一緒に考えながら、その想いをもしもの時のために、形として準備するお手伝いをしていきたいですね。
　それに、保険という言葉を聞くと「無理に勧誘されてしまうんじゃないか」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、保険テラスは来店型保険ショップという中立な立場です。お客さまにとって何が必要なのか、お客さまごとの保障の形を一緒に考えるので、無理な勧誘も一切いたしません。お金や保険のことで気になることを、些細なことでもいいので気軽にふらっと質問しにお越しいただけるような、地域の皆さまにとってそんなお店でありたいと思っています。