三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは特典満載コスパ最高カード

この記事は広告を含んでおります
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、実質年会費無料で持てる法人ゴールドカードです。メリット・デメリットや下位カードとの違いなどを解説します。キャッシュフローを安定させたい方やビジネス特典を利用したい方は本記事を参考にしてください。
  • 2022年8月20日
  • 2023年7月19日
三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドは特典満載コスパ最高カード

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、実質年会費無料で保有できる法人向けゴールドカードです。

コストをかけずキャッシュフロー改善に役立てたい方、出張に役立つ特典がほしい方などに適しています。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのメリット・デメリットや申し込み対象者、利用可能枠などを詳しく解説します。

※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

法人・ビジネスカードのおすすめランキング|追加カードの年会費に注意!

※本記事の価格は全て税込みです。

この記事の執筆者
松崎観月
松崎観月
保有資格

大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当。資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後CFP認定を取得し、フリーのFPライターとして活動を行う。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの特徴・基礎知識

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
ポイント還元率0.5〜1.5%
名称Vポイント
1ポイントの価値1円
交換可能マイルANAマイル
年会費初年度5,500円(条件付きで永年無料)
パートナー会員永年無料
旅行保険海外最高2,000万円(利用付帯)
国内最高2,000万円(利用付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費初年度無料
次年度550円
(ETCの利用が前年に1回以上の場合、無料)
ポストペイ型電子マネーiD
国際ブランドVisa、Mastercard
発行会社三井住友カード株式会社
発行期間最短3営業日

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、法人・個人事業主向けのゴールドカードです。

年間100万円以上使うと、翌年以降、年会費が永年無料になるのが大きな魅力。

ゴールドカードながら、実質年会費無料で保有し続けられます。

法人カードにコストをかけたくない方、キャッシュフローを向上したい方、出張に役立つ特典がほしい方におすすめです。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの申込み対象者

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの申込み対象者

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの申し込み資格は、以下のとおりです。

満20歳以上の会社経営者(中小企業代表者もしくは個人事業者)の方
(パートナー会員の方は満20歳以上の役職員の方に限ります。)

引用元:三井住友カード ビジネスオーナーズ | 中小規模企業・個人事業主向け法人カードの三井住友VISAカード

法人代表者だけでなく、個人事業主・フリーランスも対象に含まれます。

ただし、20歳未満の方は申し込みできません。

登記簿謄本・決算書は不要

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、代表者の本人確認書類だけで審査が受けられます。登記簿謄本・決算書は必要ありません。

以下のような明記もあるため、設立年数が浅い法人でも申し込みやすいでしょう。

設立間もない企業さまもご入会できます。(※弊社所定の審査の結果、カード発行をお断りする場合もございます。)

引用元:【ビジネスオーナーをサポートする2つのナンバーレス】新しい三井住友ビジネスオーナーズ|三井住友VISAカード

パートナー会員の対象は役職員のみ、19枚まで発行可

チェックする男性

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、パートナー会員カードを年会費永年無料で19枚まで発行できます。

パートナー会員は、役職員のみ対象で、20歳未満の方は発行することができません。

年会費永年無料でパートナー会員カードを発行可能な法人向けゴールドカードは稀です。

従業員カードを複数枚発行したい法人にも適していますね。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの利用可能枠

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの利用可能枠は最大500万円です。(※所定の審査あり)

一般的なビジネスカードと比べて高めの設定なので、急な支出にも対応しやすいでしょう。

ただし、三井住友カードの個人カードを別で持っている場合は、個人カードとの合算で最大500万円となる点には注意が必要です。

なお、実際の利用可能枠は審査において決定するため、法人ごとに異なります。

必ずしも500万円になるわけではないので、注意してください。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの支払い猶予期間

カレンダー

支払い猶予期間は、最長56日です。

締め日・支払日は以下の2種類から選択できます。

  • 15日締め・翌月10日支払い
  • 月末締め・翌月26日支払い

締め日から支払日まで最長56日もゆとりがあるため、手元資金に余裕が生まれ、資金繰りが安定します。

また、法人カードは1回払いが一般的ですが、三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドはリボ払い・分割払い・2回払い・ボーナス一括払いなどに対応しているのも特徴です。

柔軟に支払えるため、キャッシュフロー改善に役立つでしょう。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドで使えるビジネス特典

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドで使えるビジネス特典

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドでは、以下のようなビジネス特典を使えます。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのビジネス特典
  • ビジネスサポートサービス
  • 福利厚生代行サービス
  • JR東海エクスプレス予約サービス
  • 航空券チケットレス発券サービス

豊富なビジネスサポートサービス

審査をする男性

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドでは、ビジネスシーンで役立つさまざまなサービスが付帯します。

  • アスクルサービス
    オフィスで必要な物品を届けてくれる
  • 日産レンタカー・タイムズ カー レンタル
    優待価格で営業車を用意してくれる
  • アート引越センター
    引越し基本料金30%割引
  • サカイ引越センター
    引越し基本料金25%割引
  • ラク越・引越革命
    引越し基本料金30%割引他
  • GVA 法人登記サービス
    法務局に行かずにオンライン上で変更登記申請できる

通常よりお得な価格で利用でき、ビジネスの効率化にも役立ってくれるでしょう。

福利厚生代行サービス

ベネフィット・ステーション

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド会員は、福利厚生代行サービス「ベネフィット・ステーション」に無料で入会できます。

通常なら2~100万円かかる入会金が無料になるため、お得度は高いでしょう。

月額料金は必要ですが、優待価格で利用可能です。

ベネフィット・ステーションに入会すると、140万以上のさまざまな施設で優待が受けられるほか、健康支援サービスなども利用できます。

JR東海エクスプレス予約サービス

JR東海エクスプレス予約サービスは、東海道新幹線をネット予約できるサービスです。

切符の受け取りが不要な上、チケットレスで改札を通れるため、移動がスムーズになります。

航空券チケットレス発券サービス

JAL便

ANA・JALの国内航空券をチケットレス予約・発券できるサービスも使えます。

出張の多い法人に役立つサービスになるでしょう。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドならではの特典

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドならではの特典

続いて、下位カード「三井住友カード ビジネスオーナーズ」にはない、三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドだけの特典を紹介します。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドならではの特典
  • 年間100万円利用達成で2つの特典
  • 空港ラウンジサービスが無料
  • 旅行保険・ショッピング補償が付帯

年間100万円利用達成で2つの特典

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドを年間100万円以上使うと、以下2つの特典が受けられます。

  • 特典1:翌年以降の年会費が永年無料
  • 特典2:毎年、年間100万円以上使うと10,000ポイント還元

※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

1度でも利用額100万円を達成すれば、翌年以降年会費がかかりません

さらに、毎年100万円以上カードを使えば、そのたびに10,000ポイントが獲得できます。

年間で100万円以上使うなら、初年度の年会費5,500円を支払う価値は大いにあります。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドに経費の支払いを集約すれば、年間100万円は簡単に達成できるでしょう。

空港ラウンジサービスが無料

羽田空港ラウンジ

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド会員は、国内主要空港・ハワイの空港ラウンジを無料で使えます。

本カード会員だけでなく、パートナー会員も対象です。

出張の多い法人の強い味方になってくれるでしょう。

充電やインターネット接続といったサービスを使えるため、時間の有効活用にもつながるはずです。

旅行保険・ショッピング補償が付帯

空港にたたずむ女性

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、最高2,000万円補償の海外・国内旅行傷害保険が付帯します。

保険種類項目補償金額(利用付帯)
海外傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療費用100万円
疾病治療費用100万円
賠償責任2,500万円
携行品損害20万円
救援者費用150万円
国内傷害死亡・後遺障害最高2,000万円

また、ショッピング補償(年間300万円まで)が付帯する点も特長です。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのその他特典
  • 完全ナンバーレス仕様
    カード情報はアプリで確認、セキュリティが強固
  • タッチ決済搭載
    VISAのタッチ決済・Mastercardコンタクトレス決済に対応
  • 三井住友カードつみたて投資
    SBI証券の積立投資信託購入で0.5%のポイント付与

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのデメリット

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのデメリット

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、デメリットもあります。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのデメリット
  • 基本の還元率は平均的
  • 利用可能枠が個人カードと合算

基本の還元率は平均的

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのポイント還元率は0.5%で、高いとは言えません。

ただし、対象の三井住友カードと2枚持ちすれば、対象の支払いが1.5%還元にアップします。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ポイント1.5%還元

  • Amazon利用分
  • 対象となる道路事業者のETC利用分
  • ANA直接購入分の航空券
  • JAL直接購入分の航空券 他

社用車や飛行機での移動が多い法人なら、お得にポイントが貯まるでしょう。

対象の三井住友カード(一部)
  • 三井住友カード プラチナプリファード
  • 三井住友カード プラチナ VISA/ Mastercard
  • 三井住友カード ゴールド VISA/ Mastercard
  • 三井住友カード ゴールド VISA/ Mastercard(NL)
  • 三井住友カード VISA/ Mastercard(NL)

利用可能枠が個人カードと合算

三井住友カード ナンバーレス

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの利用可能枠は、500万円と比較的高めです。(※所定の審査あり)

ただし、三井住友カードの個人カードも持っている場合は、個人カードとの合算になります。

個人カードと2枚持ちすると、対象の利用でポイント還元率が1.5%になりますが、利用可能枠には注意が必要です。

三井住友カード ビジネスオーナーズとゴールドの違い

三井住友カード ビジネスオーナーズ三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

ここからは、一般カードである三井住友カード ビジネスオーナーズとの違いを解説します。

項目三井住友カード ビジネスオーナーズ三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
年会費(本カード)永年無料5,500円(条件付で永年無料)
年会費(パートナーカード)永年無料
発行可能枚数(パートナーカード)19枚まで19枚まで
利用限度額最高300万円最高300万円
基本の還元率0.5%0.5%
年間利用額特典なし・100万円以上利用で10,000ポイント還元
・翌年度以降の年会費永年無料
海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険なし
ショッピング補償なし年間300万円
空港ラウンジサービス国内32+ハワイ1空港で無料
ビジネスサポートサービス
福利厚生代行サービス

ビジネス特典、利用可能枠・還元率などは共通です。

また、どちらもナンバーレス仕様です。

年会費の違い

カードとお金

  • 三井住友カード ビジネスオーナーズ:永年無料
  • 三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド:5,500円(税込)
    ※年間100万円利用で翌年度以降永年無料

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの年会費は5,500円ですが、1度でも年間100万円以上使えば、翌年度以降は永年無料になります。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

つまり、本カード・パートナーカードどちらも実質年会費永年無料で保有し続けられます。

三井住友カード ビジネスオーナーズよりサービスが充実するにもかかわらず実質無料なので、年間100万円以上使うなら、三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのほうがお得に持てます。

付帯保険の違い

保険

保険種類項目三井住友カード ビジネスオーナーズ(利用付帯)三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド(利用付帯)
海外傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円最高2,000万円
傷害治療費用50万円100万円
疾病治療費用50万円100万円
賠償責任2,000万円2,500万円
携行品損害15万円20万円
救援者費用100万円150万円
国内傷害死亡・後遺障害なし最高2,000万円
ショッピング補償年間300万円

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドには、国内旅行傷害保険・ショッピング補償が付帯します。

また、海外旅行傷害保険の補償内容が上がるのも相違点です。

利用頻度の高い疾病・傷害治療費用については、補償金額が50万円から100万円にアップします。

ショッピング補償は国内・海外ともに対象で、最高300万円の手厚い補償が受けられます。

法人カードでは大きい額の買い物も多いと予想されるので、この点はメリットが大きいでしょう。

特典の違い

特典の違い

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドには、年間利用額特典があり、空港ラウンジサービスが付帯します。

これらの特典は、三井住友カード ビジネスオーナーズにはありません。

特に、年間100万円使うと毎年10,000ポイント獲得できる特典は魅力的です。

100万円以上使うことが見込めるなら、三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのほうがお得です。

また、空港の利用が多い法人なら、無料の空港ラウンジサービスも重宝するでしょう。

ETCカードの発行可能枚数と年会費

三井住友ETCカード

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド1枚につき、ETCカードを1枚発行できます。

パートナー会員全員にETCカードを作れるので、立替払いの手間などを軽減できますね。

社用車の利用機会が多い法人にメリットが大きいでしょう。

なお、ETCカードの年会費は実質無料です。入会翌年度以降、前年度に1回も使わなかった場合のみ550円かかります。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドが向いている方

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドが向いている方

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは以下のような方に適したカードです。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドが向いている方
  • コストをかけず法人向けゴールドカードを保有したい方
  • 出張が多い方
  • 年間利用額が100万円以上の方
  • キャッシュフロー改善や業務効率向上を図りたい方
  • 設立年数が浅い方

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、1度でも年間利用額100万円を達成すれば、翌年度以降年会費がかかりません。

空港ラウンジサービスなど空港特典や、ETCカードを実質年会費無料で複数枚発行可能なことなどから、出張が多い法人にもおすすめです。

支払い猶予期間が最長56日間あるため、キャッシュフロー改善も図れるはず。

うまく活用して、法人の繁栄に役立ててください。