法人・ビジネスカードおすすめランキング
  • 2023年9月22日
  • 2024年3月18日
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法人・ビジネスカードのおすすめランキング|追加カードの年会費に注意!

法人・ビジネスカードのうち、特に立ち上げ期のスタートアップ企業におすすめのクレジットカードをランキングにしました。

法人カードでは希少な年会費無料カードや、個人カード並みにポイント還元率が高いものを厳選しています。

初めての法人カードを選ぶコツや、意外と見落としがちな点についても解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
おすすめの法人・ビジネスカード
この記事のポイント
  • 法人カードを選ぶときは申込条件・申込対象者を確認
  • 従業員カード・ETCカードの年会費や発行可能枚数もチェック
  • 法人カードにはビジネスに特化した特典が使えるものが多い
当メディアのコンテンツおよびランキングは、各クレジットカード公式サイトの情報や公的機関(金融庁、一般社団法人日本クレジット協会など)の情報、インターネットリサーチに基づき作成しています。ランキングの根拠はこちら
クレジットカードのおすすめランキング|究極にお得な1枚はコレ

※本記事の価格は全て税込みです。

この記事の監修者
高柳政道
高柳政道
保有資格

静岡県出身。小売業やメーカー営業を経験後にライターへ転身。 FP資格を活かして執筆業務を行う。得意分野は「株式投資」「保険」「クレジットカード」「カードローン」など。

初めての法人カードはどう選べばいい?

初めての法人カードはどう選べばいい?

初めての法人カードを選ぶ際は、次のポイントに着目するとよいでしょう。

  • 申込条件・申込対象者
  • 従業員カード・ETCカードの年会費

申込条件・申込対象者

書類

一言で「法人カード」といっても、それぞれ申込み条件が細かく分かれています。

大企業向けのものが「コーポレートカード」、中小企業や個人事業主向けのものが「ビジネスカード」と呼ばれることが多いのですが、その分類もクレジットカード会社ごとに様々です。

まずは、対象者が「法人」なのか、それとも法人代表者等の「個人」なのかをチェックしましょう。

「法人」と定められている場合は、登記簿謄本や決算書等が必要です。

審査の際は法人の信用情報がチェックされるので、立ち上げ期でこれから実績を作る会社には不向きでしょう。

初めての法人カードにおすすめなのは、対象を「法人代表者」(または個人事業主)としているクレジットカードです。

これらは、代表者「個人」に対して審査が行われます。これまでの個人の年収や、クレジットカード利用履歴などが審査の材料となります。

会社勤めや個人事業主の期間が長く、法人化して初めて法人カードを作る場合には、個人の信用情報で審査をしたほうが有利と考えられます。

従業員カード・ETCカードの年会費

ETCレーン

法人用クレジットカードを選ぶ際に意外と見落としがちなのが、従業員カードやETCカードの年会費です。

従業員にもカードを持たせたいと考えている場合は、代表者カードの年会費だけでなく、従業員カードの年会費や発行可能枚数をチェックしましょう。

また、業務で車を使うのであれば、ETCカードの年会費も重要です。

代表者カードや従業員カードの年会費が無料でも、ETCカードは有料というケースもあります。

社員にETCカードのみを渡したい場合には、クレジットカード1枚に対してETCカードを何枚発行できるかも確認しましょう。

法人カードと個人カードの違い

法人カードと個人カードの違い

法人カードと個人カードには、主に次のような違いがあります。

  • 年会費の違い
  • ポイント還元率の違い
  • 付帯サービスの違い

年会費の違い

お金注意

個人カードでは、年会費永年無料のものが多数存在します。

しかし、法人カードで年会費永年無料のものは極めて稀です。

キャンペーン次第では初年度無料で利用できるものもありますが、基本的に年会費はかかるものと考えたほうがよいでしょう。

ただしクレジットカードの年会費は経費に算入できます。

ポイント還元率の違い

ポイント還元

法人カードは、ビジネスに利用されるという特性上、個人カードと比べポイント還元に特化したものは少ないです。

ポイント還元がない法人カードも珍しくありません。

個人カードでは還元率1.0%のものが多く流通していますが、法人カードではポイント還元率0.5%以上なら高いと判断してよいでしょう。

付帯サービスの違い

計算をする女性

法人カードには、ビジネスに特化したサービスが付帯するものが多いです。

例えば、会計ソフトやオフィス用品の割引、福利厚生サービスなどが付帯します。

年会費(コスト)やポイント還元率の他、付帯サービスに着目してみるのもよいでしょう。

年会費無料の法人カードおすすめ4選

年会費無料の法人カードおすすめ4選

まずは、年会費無料の法人カードを4枚紹介します。

年会費無料のおすすめ法人カード
  • freee MasterCard
  • P-one Business Mastercard
  • 三井住友ビジネスカードfor Owners
  • NTTファイナンスBizレギュラーカード

freee MasterCard

freee MasterCard

freee MasterCard
ポイント還元率なし
交換可能マイル
年会費初年度無料
2年目以降
追加カード
旅行保険海外なし
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
ポストペイ型電子マネーなし
国際ブランドMastercard
発行会社ライフカード株式会社
発行期間最短4営業日発行
freee MasterCardの特徴
  • 適切な企業規模:中小企業、個人事業主
  • 代表者カードも従業員カードも年会費永年無料
  • 設立直後の法人でも審査可能

freee MasterCardは、会計ソフトのfreeeとライフカードが提携して発行しているクレジットカードです。

申込みにあたり、登記簿謄本など法人の確認書類は不要、代表者個人の書類のみで手続き可能です。

提携するfreeeのディスカウントクーポンのほか、アドビやオフィス家具を優待価格で利用できるサービスも付帯しています。

代表者カードも従業員カードも年会費永年無料

freee MasterCardは、法人カードとしては珍しく、完全に年会費永年無料で使えます。

最大3枚発行可能な従業員カードも、年会費永年無料です。

ETCカードも、発行手数料・年会費ともに無料です。

独自の審査基準に定評あり

初心者マークとパソコン

freee MasterCardは、設立直後や事業所得が低い状態でも審査を受け付けています。

法人名義の口座が出来る前でも、支払い方法をコンビニ払いにすれば申込可能です。

オンライン入会が可能で、最短4営業日で発行できるので、急ぎで法人カードを作る方にもおすすめです。

また、freee MasterCardは「他のカード会社で作れなかった方でも発行できた事例がある」と公式HPに明記されています。

freee MasterCardを発行しているライフカードは、大手消費者金融アイフルの完全子会社です。

審査が甘いというわけではありませんが、多くのクレジットカード会社とは異なる独自の審査基準を採用しているのでしょう。

さらに、freee利用者なら短期で限度額をアップできる特典もあります。

あらゆる面で、スタートアップ企業に相応しい法人カードといえるでしょう。

P-one Business Mastercard

P-one Business Mastercard

P-one Business Mastercard
ポイント還元率0.6%
名称ポケット・ポイント
1ポイントの価値3円
交換可能マイル移行不可
年会費初年度無料
2年目以降2,200円
※前年度にカード利用があれば無料
追加カード無料
旅行保険海外なし
国内
ETCカード発行手数料1,100円
年会費無料
※有効期限更新時のみ手数料1,100円
ポストペイ型電子マネーiD ※代表者カードのみ
国際ブランドMastercard
発行会社ポケットカード株式会社
発行期間2~4週間
P-one Business Mastercardの特徴
  • 適切な企業規模:中小企業、個人事業主
  • 従業員カードは年会費永年無料
  • 代表者カードは実質年会費無料
  • キャッシング利用枠が大きい

P-one Business Mastercardは、ポケットカードが発行する、法人代表者または個人事業主限定のクレジットカードです。

決済書等の法人確認書類が不要なので、中小企業や設立直後の企業に適しています。

実質年会費無料で利用可能

P-one Business Mastercardは、最大5枚の従業員カードを発行できます。

従業員カードは全て、年会費永年無料です。

代表者カードも、初年度は年会費無料で、次年度以降も年1回以上の利用があれば無料で利用できます(1度も利用がなかった場合のみ2,200円)。実質年会費無料といってよいでしょう。

ただし、ETCカードは、発行手数料と有効期限更新時の手数料が1,100円かかるので注意してください。

キャッシング利用枠が大きい

ATM

P-one Business Mastercardの特徴は、他の法人カードに比較するとキャッシング利用枠が大きいことです。

ショッピングもキャッシングも利用可能枠が最高300万円となっています。

利用可能枠内であれば繰り返し利用可能です。

借りすぎには注意が必要ですが、資金繰りの改善には効果的でしょう。

また、ショッピング利用額1,000円につき2ポイント(0.6%相当)のポケット・ポイントが貯まります。

貯まったポイントは、カード請求額へのキャッシュバック等に利用でき、経費削減に直接役立てられます。

三井住友ビジネスカードfor Owners クラシック(一般)カード

三井住友ビジネスカードfor Owners クラシック(一般)カード

三井住友ビジネスカードfor Owners クラシック(一般)カード
ポイント還元率0.5~2.5%
名称Vポイント
1ポイントの価値1円
交換可能マイルANAマイル
年会費初年度無料
※インターネット入会の場合
2年目以降1,375円
※条件達成で無料
追加カード440円
旅行保険海外最高2,000万円(利用付帯)
国内なし
ETCカード発行手数料無料
年会費550円
※ETCカード入会初年度無料
※翌年度以降は、前年度に1回以上ETC利用の請求があれば年会費無料
ポストペイ型電子マネーiD
国際ブランドVisa、Mastercard
発行会社三井住友カード株式会社
発行期間最短3営業日
三井住友ビジネスカードfor Owners クラシック(一般)カードの特徴
  • 適切な企業規模:中小企業、個人事業主
  • 初年度年会費無料、ETCカード実質無料
  • 対象店舗はポイント+2%還元

三井住友ビジネスカードfor Ownersのクラシック(一般)カードは、申込対象者が「満20歳以上の会社経営者(中小企業代表者もしくは個人事業者)の方」です。

登記簿謄本・決算書等の提出が不要でスタートアップ企業にもうってつけのクレジットカードです。

銀行系ビジネスカードながら年会費は格安

マイ・ペイすリボ

本カードの年会費は初年度無料

次年度以降は1,375円かかりますが、「マイ・ペイすリボ」申込+前年1回以上のリボ払い手数料支払いがあれば、2年目以降も年会費を無料にできます。

パートナー会員(従業員)年会費は1名につき440円です。

2年目以降は有料になりますが、知名度があり、どこでも通用する定番カードが欲しいという方にはおすすめです。

利便性やポイントは個人カードと同等

プラス2パーセント

三井住友ビジネスカードfor Ownersクラシックは、法人向けカードとしては珍しく、各種電子マネーに対応しています。

iD、WAON、PiTaPaなどを利用可能です。Apple PayやGoogle Payに登録しておくとスマートな決済ができます。

また、ポイント制度は、三井住友カードの発行する個人向けカードと同等にお得です。

通常還元率0.5%に加え、対象のコンビニ2社(セブン-イレブン、ローソン)とマクドナルドなどでは2.5%還元となります。

NTTファイナンスBizカード レギュラー

NTTファイナンスBizレギュラーカード

NTTファイナンスBizカード レギュラー
ポイント還元率1.0%
名称NTTポイント
1ポイントの価値1円
交換可能マイルANAマイル
年会費初年度無料
2年目以降
追加カード
旅行保険海外最高2,000万円(自動付帯)
国内最高2,000万円(利用付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費550円
ポストペイ型電子マネーなし
国際ブランドVisa
発行会社NTTファイナンス株式会社
発行期間約1週間
NTTファイナンスBizカード レギュラーの特徴
  • 適切な企業規模:中小企業
  • 年会費永年無料+ポイント還元率1%
  • ガソリン代キャッシュバックあり
  • 法人の登記事項証明書が必要

NTTファイナンスBizカード レギュラーの申込対象は、法人に限定されています。

発行日より6ヶ月以内の登記事項証明書(コピー可)が必要です。

また、申込方法は郵送に限定されているので、発行まで1週間~2週間みておくとよいでしょう。

年会費永年無料かつポイント還元率1%

NTTファイナンスBizカードレギュラー最大のメリットは、年会費永年無料かつポイント還元率1%というコスパの良さです。

年会費は、代表者カード、使用者カードともに無料です(ETCカードは要年会費550円)。

貯まったポイントは、dポイントやギフトカードへ交換できます。1ポイント=1円として請求額へのキャッシュバックも可能です。

法人の登記事項証明書が必要である点さえクリアできれば、非常に優秀な法人カードといえるでしょう。

ガソリンサービスがお得

ガソリンを入れる

NTTファイナンスBizカードレギュラーには、ガソリンの割引サービスがあります。

出光興産系列のサービスステーションで給油すると、月間利用額に応じてガソリン代が2円~40円/ℓも割引されます。

業務で車を使う方にはメリットが大きいでしょう。

その他、Visa法人会員限定サービスであるホテル・グルメ・事務用品などの優待割引、福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」などのサービスも付いています。

還元率が高い法人カードおすすめ5選

還元率が高い法人カードおすすめ5選

続いて、ポイント還元率が高い法人カードを5枚紹介します。

ポイント還元率またはマイル還元率1%以上のものを厳選しました。

還元率が高いおすすめ法人カード
  • Airカード
  • JCB CARD Biz
  • セゾンプラチナビジネスアメックス
  • アメックスビジネスゴールド
  • 楽天ビジネスカード

Airカード

Airカード

Airカード
ポイント還元率1.5%
名称リクルートポイント
1ポイントの価値1円
交換可能マイルなし
年会費初年度5,500円
2年目以降
追加カード3,300円
旅行保険海外なし
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
ポストペイ型電子マネーQUICPay
国際ブランドJCB
発行会社株式会社ジェーシービー
発行期間最短1週間
Airカードの特徴
  • 適切な企業規模:中小企業、個人事業主
  • ポイント還元率1.5%
  • 追加カード年会費も有料

Airカードは、リクルートが発行する法人または個人事業主向けの法人カードです。

法人名義で作る場合には、登記簿謄本等の法人確認書類が必要です。

ポイント還元率業界No.1の1.5%!

Airカードのポイント還元率

Airカードのポイント還元率は、驚きの1.5%です!

法人向けクレジットカードの中ではもちろん、個人向けクレジットカードと比較しても非常に高いです。

貯まったリクルートポイントは、ホットペッパー等リクルートの各種サービスで利用できます。

dポイントやPontaポイントに交換すれば、ローソン等の加盟店で使ったり、JALマイルに交換することも可能です。

注意点は、従業員向けの追加カードが1枚あたり3,300円かかること。

追加カードをたくさん発行すると、ポイント還元で受けられるベネフィットよりもコストが大きくなる可能性があるので注意してください。

また、付帯サービスは非常にシンプルで、ショッピングガード保険のみです。

補償や付帯サービスは不要で、とにかくポイント還元率にこだわりたい方、追加カードをあまり発行しない方におすすめです。

JCB CARD Biz

JCB CARD Biz一般

JCB CARD Biz
ポイント還元率0.5〜1.5%
名称Oki Dokiポイント
1ポイントの価値5円
交換可能マイルなし
年会費初年度無料(オンライン入会の場合)
2年目以降1,375円
追加カード発行不可
旅行保険海外最高3,000万円(利用付帯)
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
ポストペイ型電子マネーQUICPay
国際ブランドJCB
発行会社株式会社ジェーシービー
発行期間2~3週間
JCB CARD Bizの特徴
  • 適切な企業規模:中小企業、個人事業主
  • スタバで5%、Amazonやセブンで1.5%還元
  • 初年度年会費が無料
  • 追加カードは発行不可

JCB CARD Bizは、法人代表者または個人事業主限定で申込できるクレジットカードです。

登記簿謄本や決算書等、法人の確認書類は必要ありません

法人代表者個人に対して審査が行われるので、まだ売上の少ないスタートアップ企業にもおすすめです。

さらに、初年度の年会費は無料で、ETCカードの年会費も無料なのが嬉しいポイントです。

スタバ、Amazon、セブン-イレブン等でポイントアップ

JCBオリジナルシリーズパートナー

JCB CARD Bizの通常ポイント還元率は0.5%と、ごく標準的です。

しかし、JCBオリジナルシリーズパートナーと呼ばれる提携店舗で使うと、ポイントが通常より多く貯まります。

JCBオリジナルシリーズパートナーの主な対象店舗
店名ポイント倍率還元率
スターバックスカードへのオンライン入金10倍5.0%
セブン-イレブン3倍1.5%
Amazon3倍1.5%
オリックスレンタカー6倍3.0%
洋服の青山5倍2.5%
高島屋3倍1.5%

特に、Amazonで1.5%還元となるのは使いやすいでしょう。備品等をAmazonで揃える場合などにメリットが大きいです。

追加カードの発行は不可

JCB法人一般カード

JCB CARD Bizで注意したいのが、追加カードの発行ができないということです。

追加カードを申し込みたい場合は、JCB法人一般カードのほうが向いているでしょう。

JCB法人一般カードも、前述のJCBオリジナルシリーズパートナーのポイントアップ対象です。

ただし、JCB法人一般カードは、申込の際に法人の確認書類が必要です。

起業して間もない場合はJCB CARD Bizを申し込み、事業の拡大や従業員の雇用に合わせてJCB法人一般カードに切り替えるのも1つの方法です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
ポイント還元率0.5%
名称永久不滅ポイント
1ポイントの価値最大5円相当
交換可能マイルANAマイル、JALマイル
年会費初年度22,000円
2年目以降
追加カード3,300円
旅行保険海外最高1億円(利用付帯)
国内最高5,000万円(自動付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費
ポストペイ型電子マネーQUICPay、ID
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
発行会社株式会社クレディセゾン
発行期間最短3営業日(セゾンカウンター受取)
※利用金額1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント(約5円相当)付与されます。
※交換商品によっては、1Pの価値は5円未満になります。
セゾンプラチナビジネスアメックスの特徴
  • 適切な企業規模:中小企業、個人事業主
  • JALマイルが貯まりやすい
  • 一律の利用限度額設定なし

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下 セゾンプラチナビジネスアメックス)の入会資格は、個人事業主または経営者となっています。

決算書等、法人の確認書類は不要です。

個人の信用情報をもとに審査を受けられるので、設立直後の企業にもおすすめです。

一律の利用可能額が設けられておらず、会員ごとに柔軟に設定されるため、資金繰りにも適しています。

JALマイルがザクザク貯まる

SAISON MILE CLUB

セゾンプラチナビジネスアメックスの魅力は、JALマイルが貯まりやすいことです。

通常のマイル還元率は0.25%ですが、セゾンマイルクラブに登録することで最大1.125%のJALマイルが貯まります

セゾンマイルクラブとは
ショッピング1,000円ごとにJALマイル10マイル+2,000円の利用ごとに永久不滅ポイント1ptが貯まるサービス。セゾンプラチナビジネスアメックスを含めた一部のセゾンカードでのみ登録できる

航空会社との提携カードにも匹敵するレベルでマイルがザクザク貯まります!

ポイントをJALマイルに交換したい方にはおすすめのクレジットカードです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
ポイント還元率0.3~1.0%
名称メンバーシップ・リワード
1ポイントの価値0.3円
交換可能マイルANAマイル、JALマイル、スカイマイル
年会費初年度36,300円
2年目以降
追加カード13,200円
旅行保険海外最高1億円(うち5,000万円利用付帯)
国内最高5,000万円(利用付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費550円
ポストペイ型電子マネーQUICPay
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
発行会社アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド
発行期間2~3週間
アメックスビジネスゴールドの特徴
  • 適切な企業規模:中小企業、個人事業主
  • ANAマイルが貯まりやすい
  • 高級感のあるメタルカード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(以下 アメックスビジネスゴールド)の申込対象者は、法人代表者または個人事業主です。

登記簿謄本等の法人確認書類が必要ないので、スタートアップ企業にもおすすめです。

年会費は少し高めですが、基本カード+追加カード1枚までがスタイリッシュなメタル製で発行されます。

取引先でカードを利用すると信用力アップにも繋がりそうな、高級感のある法人カードです。

ANAマイルが貯まりやすい

ANA便

アメックスビジネスゴールドは、下記2つのサービスに加入することで、還元率1%でANAマイルに交換できます。

  • メンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,300円)
  • メンバーシップ・リワード ANAコース(年会費5,500円)

さらに、メンバーシップ・リワード・プラスに加入することで、ポイントの有効期限がなくなります。

有効期限を気にせずマイルを貯められるので、大量のマイルが必要な国際線ビジネスクラスの特典航空券への交換も狙えますよ。

また、メンバーシップ・リワード・プラスに加入すると、ポイントが3倍となる「ボーナスポイントプログラム」を利用できます。

Yahoo!ショッピングやUber Eats、ヨドバシカメラ、一休.com等が対象です。

備品購入や出張の予約に活用すれば、ますますポイントが貯まりやすくなります。

付帯サービスが豊富

料理

年会費は高額ですが、1名様分のコース料理代が無料になるグルメ特典など、豪華な特典も豊富です。

クラウドソーシング仕事依頼サイト「Lancers」、名刺管理アプリ「Eight」などの優待割引、福利厚生プログラム「クラブオフ」の年間登録料が従業員含め無料など、仕事が捗るサービスが詰まっています。

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカード
ポイント還元率1.0%~5.0%
名称楽天ポイント
1ポイントの価値1円
交換可能マイルANAマイル
年会費初年度2,200円(税込)
2年目以降
追加カード-
旅行保険海外なし
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費1枚無料
2枚目より550円
ポストペイ型電子マネーQUICPay
国際ブランドVISA
発行会社楽天カード株式会社
発行期間最短3営業日
楽天ビジネスカードの特徴
  • 適切な企業規模:中小企業、個人事業主
  • 楽天プレミアムカードの保有が必須
  • 楽天市場でいつでも5%還元

楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカードの付随カードとして申込できます。

楽天プレミアムカードと同一の個人名義で作成するため、法人の登記簿等は必要ありません。

楽天プレミアムカードの付随カードではありますが、楽天ビジネスカードの利用分は法人口座から引き落とし可能です。

楽天市場でいつでも5%還元

楽天プレミアムカード還元

楽天ビジネスカードでは、楽天プレミアムカードと同様、楽天市場でのお買い物がいつでも5%還元となります。

また、楽天ビジネスカードでも、楽天プレミアムカードの特典が使えます。

選べるサービス「楽天市場コース」を選べば+1%、誕生月に+1%のサービスも対象です。

楽天市場で備品の購入などを行う方には、かなりメリットが大きいですね!

従業員カードは発行不可

楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードの付随カードなので、さらに従業員向けの追加カードを発行することはできません

ただし、楽天ビジネスカードに対して、複数のETCカードを発行することは可能です。

その場合、ETCカードの年会費は1枚目無料・2枚目以降550円です。

営業車を利用する従業員にETCカードだけ持たせたいというケースには最適でしょう。

法人カードは法人の規模に合わせて選ぼう

法人カードは法人の規模に合わせて選ぼう

年会費無料のおすすめ法人カード
  • freee MasterCard
    付帯カード含めすべて無料で作りやすい
  • P-one Business Mastercard
    最高300万円のキャッシング枠が役立つ
  • 三井住友ビジネスカードfor Owners
    電子マネーにも対応など利便性良好
  • NTTファイナンスBizレギュラーカード
    【要法人確認書類】還元率1%の高コスパカード
還元率が高いおすすめ法人カード
  • Airカード
    【要法人確認書類】1.5%の突出したポイント還元率
  • JCB CARD Biz
    Amazonで1.5%還元
  • セゾンプラチナビジネスアメックス
    JALマイル還元率脅威の1.375%
  • アメックスビジネスゴールド
    ビジネスを加速させる付帯サービスが豊富
  • 楽天ビジネスカード
    公私ともに楽天ポイントを貯めるならコレ

初めての法人カードを作る際には、申込時に登記簿謄本や決算書が必要かをチェックするとよいでしょう。

本記事で紹介したクレジットカードでは、「NTTファイナンスBizレギュラーカード」「Airカード」以外なら法人書類がなく申込できます。

また、法人カードで年会費無料やポイント還元率が高いものは希少です。

そのため、少し範囲を広げて探してみるのもよいでしょう。

法人カードを上手に使って、ビジネスを円滑に進めてくださいね!

参考サイト