保険コラム

健康な体を維持するために、“人間ドック”を利用しよう

医療
2017年 09月04日

医療
2017年 09月04日
健康な体を維持するために、“人間ドック”を利用しよう

健康な体を維持するために、“人間ドック”を利用しよう
ポイント
  • 健康診断と人間ドックでは、検査項目の数が倍以上異なります。
  • 人間ドックは、健康診断では見つからない“病気の種”を、早期発見することができます。
  • 受診料が高額な人間ドックですが、割安で受診できる可能性があるので、チェックしてみましょう。
皆さん、一度は聞いたことがあるであろう「人間ドック」という言葉。有名人の方が、人間ドックを受けて病気が見つかった、というニュースなどをご覧になったこともあるのではないでしょうか。
でも、「人間ドック」って健康診断とは何が違うの?どういう検査をするの?など、詳細についてあまり知らないという方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回のコラムでは、「人間ドック」についてお伝えします。

人間ドックって、どんな検査?

≪人間ドックと健康診断はここが違った!≫

職場や学校などでは1年に一度必ず受けることが義務づけられている健康診断。身長や体重に加えて、血圧・尿検査・血液検査・視力検査・聴力検査・胸部レントゲン検査・心電図などの検査が行われます。一般健診のほか、一定の年齢以上になると、バリウム検査やマンモグラフィがあったり、生活習慣病を予防するための特定健康診査があったり、オプションでがん検診をつけられたりと、健康診断を受診することで、今の健康状態をある程度チェックすることができます。
しかし、健康診断の検査項目は10~30項目ほど。所属している企業によってはオプション検診を設けていない場合や、ご自身が希望する検査項目がない場合も。一方で、人間ドックは検査項目も50~100項目と多く、健康診断の検査では判明できないような疾患が発見できることも。なにより、任意で受診するものですので、ご自身が気になる箇所をより細かく診ることができるため、不安も解消できます。

≪人間ドックで、がんの早期発見に≫

内臓の中を直接視診できる“内視鏡検査”などが、代表的な人間ドックの検査。高性能のCCDカメラを先端に備えたチューブを体の中に挿入し、画面上で直接見ながら検査をすることができます。近年ではレーザー内視鏡など、より精密に内部を確認できるようになっており、がんの早期発見に役立っています。
また、宿泊が必要となることが多い「PET検査」は、“がん細胞に目印をつける”検査。がん細胞にだけ定着する特殊な検査薬を投与して、その後専用の装置で撮影することで、より早期発見につながります。

人間ドックにかかる費用は?

より精密に、各部位ごとに健康状態をチェックできる人間ドックですが、保険適用外のため、受診料が全額自己負担になるため、高額になります。
日本人間ドック健診協会が発表しているデータによると、1日ドック(日帰り)の受診料平均は43,539円、2日ドック(宿泊)の受診料平均は67,964円です。しかし、地域別で見てみると、受診する場所によってその金額が大幅に異なることがわかります。

<1日ドックの最高値と最安値(地域別)>

北海道・東北 関東 近畿 中部・北陸 中国・四国 九州・沖縄
最高値 45,150 65,100 45,150 5400 4950 44,100
最安値 31,500 36,750 28,350 36,750 36,435 31,500
最高値 最安値
北海道
東北
45,150 31,500
関東 65,100 36,750
近畿 45,150 28,350
中部
北陸
5400 36,750
中国
四国
4950 36,435
九州
沖縄
44,100 31,500

<2日ドックの最高値と最安値(地域別)>

北海道・東北 関東 近畿 中部・北陸 中国・四国 九州・沖縄
最高値 9万円 99,750 73,500 75,600 66,255 64,365
最安値 56,000 55,650 6900 61,950 63,000 36,750
最高値 最安値
北海道
東北
9万円 56,000
関東 99,750 55,650
近畿 73,500 6900
中部
北陸
75,600 61,950
中国
四国
66,255 63,000
九州
沖縄
64,365 36,750
宿泊を伴うコースや、脳ドックや肺ドックも合わせて受ける場合であれば、10万円を超えるケースも。そのため、「受けたいけど、気軽に受けられない」と感じる方も多いのではないでしょうか。

お得に受けられる方法で、健康を維持しよう!

気軽に受けるには少しハードルの高い人間ドックですが、実は健康保険には“人間ドック助成”(前回の記事『知って得する!~社会保障、税制のあれこれ~ その2』もご参考ください。)というものがあり、助成金を受けることで負担金額を減らすことができるのです。
また、民間の保険会社の商品には、加入することで「人間ドック・PET検診」を優待価格で受診できる付帯サービスがついている場合があります。付帯サービスがあることを知らずに加入している可能性もありますので、一度加入中の保険を確認してみてはいかがでしょうか。
「健康診断で異常がなかったから大丈夫」とは限りません。とくに、年齢があがるほど病気のリスクは高まります。健康を維持し、元気に長生きするためには、早期発見・予防がカギを握ります。
生活習慣病などの病気リスクが高まる40歳以上の方は、年に1回を目安に、安く受診できる方法を利用しながら、一度人間ドックを受診されてみてはいかがでしょうか。

 

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