保険コラム

身近に潜む病 “生活習慣病”にかかったときのリスクと予防法

医療
2017年 07月03日

医療
2017年 07月03日
身近に潜む病 “生活習慣病”にかかったときのリスクと予防法

身近に潜む病 “生活習慣病”にかかったときのリスクと予防法
ポイント
  • 生活習慣病は「生活習慣が原因で起こる疾患」の総称です。
  • 約3人に2人が生活習慣病で死亡しています。
  • 生活習慣病の多くは、生活習慣の改善で予防することができます。
特定健康食品などの普及により、年々健康志向が高まりつつありますが、不規則な生活や食生活の乱れなどが多い現代の日本では、生活習慣病はまだまだ身近な病気となっています。万が一生活習慣病になってしまった場合、様々なリスクが考えられます。
そこで今回は、生活習慣病にかかってしまったときのリスクと、その予防法についてご紹介します。

生活習慣病とは?

生活習慣病とは、「生活習慣が原因で起こる疾患」の総称で、主な生活習慣病は以下の7つに分類することができます。(七大生活習慣病)
特に糖尿病や高血圧性疾患は身近な病気であり、悪化すると合併症や脳血管疾患、心疾患などその他の生活習慣病へと進展する可能性が高い病気です。
がん(悪性新生物) 発ガン物質などの影響により、突然変異を起こした細胞が異常に分裂・増殖を繰り返すことでがんになります。
脳腫瘍や白血病なども、がんの一種です。
心疾患 心疾患とは心臓に起こる病気で、心筋梗塞や狭心症などが主な疾患としてあげられます。
心疾患の一つである不整脈は、脳血管疾患である脳塞栓(のうそくせん)を引き起こす原因となります。
脳血管疾患 脳の血管のトラブルによって脳細胞が破壊される病気の総称で、動脈硬化が原因となっています。
主な脳血管疾患に脳卒中があります。
高血圧性疾患 慢性的に血圧が高い状態が続くことを高血圧といいます。
高血圧が続くと動脈硬化を進行させ、脳血管疾患や心疾患などのリスクを高めてしまいます。
糖尿病 血糖値を下げるインスリンが、何らかの影響で上手く機能しなくなり、血糖値が高い状態が続くことをいいます。
日本人の4人に1人が糖尿病か、その予備軍といわれています。
高血圧や脳血管疾患、心疾患、腎疾患など、さまざまな病気を引き起こすこともあります。
肝疾患 アルコールの過剰摂取や過食などで、肝臓に負担がかかり、肝機能が障害を受ける病気のことをいいます。
肝硬変になると肝臓がもとの状態に戻ることは難しく、肺がんに移行したり、肝不全になることもあります。
腎疾患 なんらかの影響で、腎機能が障害を受けて発症する病気のことです。
糖尿病の合併症である糖尿病性腎症や、高血圧が長く続くことで起こる腎硬化症などがあります。
がん(悪性新生物)
発ガン物質などの影響により、突然変異を起こした細胞が異常に分裂・増殖を繰り返すことでがんになります。
脳腫瘍や白血病なども、がんの一種です。
心疾患
心疾患とは心臓に起こる病気で、心筋梗塞や狭心症などが主な疾患としてあげられます。
心疾患の一つである不整脈は、脳血管疾患である脳塞栓(のうそくせん)を引き起こす原因となります。
脳血管疾患
脳の血管のトラブルによって脳細胞が破壊される病気の総称で、動脈硬化が原因となっています。
主な脳血管疾患に脳卒中があります。
高血圧性疾患
慢性的に血圧が高い状態が続くことを高血圧といいます。
高血圧が続くと動脈硬化を進行させ、脳血管疾患や心疾患などのリスクを高めてしまいます。
糖尿病
血糖値を下げるインスリンが、何らかの影響で上手く機能しなくなり、血糖値が高い状態が続くことをいいます。
日本人の4人に1人が糖尿病か、その予備軍といわれています。
高血圧や脳血管疾患、心疾患、腎疾患など、さまざまな病気を引き起こすこともあります。
肝疾患
アルコールの過剰摂取や過食などで、肝臓に負担がかかり、肝機能が障害を受ける病気のことをいいます。
肝硬変になると肝臓がもとの状態に戻ることは難しく、肺がんに移行したり、肝不全になることもあります。
腎疾患
なんらかの影響で、腎機能が障害を受けて発症する病気のことです。
糖尿病の合併症である糖尿病性腎症や、高血圧が長く続くことで起こる腎硬化症などがあります。
出典:全国健康保険協会「気になる病気辞典」
生活習慣病の発症には、食生活の乱れや運動不足だけではなく、喫煙・飲酒やストレスなども深く関係しています。

約3人に1人が生活習慣病で入院している

<生活習慣病での入院割合>
生活習慣病での入院割合生活習慣病での入院割合
出典:厚生労働省「平成26年 患者調査」
厚生労働省によると、約33%(約3人に1人)が生活習慣病で入院しています。

≪入院が長期化する場合も≫

全傷病あわせての平均在院日数は31.9日となっていますが、脳血管疾患は89.5日、高血圧性疾患は60.5日と、生活習慣病にかかってしまった場合、入院が長期化することもあります。
<生活習慣病での入院日数>
疾病分類 日数
がん(悪性新生物) 19.9
心疾患 20.3
脳血管疾患 89.5
高血圧性疾患 60.5
糖尿病 35.5
肝疾患 25.8
腎疾患 23.6
出典:厚生労働省「平成26年 患者調査」

約3人に2人が生活習慣病で死亡している

<生活習慣病での死亡割合>
生活習慣病での死亡割合生活習慣病での死亡割合
出典:厚生労働省「健康日本21(第2次)について」
厚生労働省のデータによると、生活習慣病で死亡する人の割合が約57%(約3人に2人)となっています。なかでも三大疾病といわれる「がん・急性心筋梗塞(心疾患)・脳卒中(脳血管疾患)」は、日本人の死亡数TOP3を占めています。

約3人に1人が生活習慣病で要介護(要支援)が必要となっている

<要介護(要支援)を受けることになった主な原因>
要介護(要支援)を受けることになった主な原因要介護(要支援)を受けることになった主な原因
出典:厚生労働省「平成22年 国民生活基礎調査の概況」
厚生労働省によると、約31%(約3人に1人)が生活習慣病で要介護(要支援)状態になっています。なかでも脳血管疾患により、要介護(要支援)状態になる人の割合は21.5%と大きな割合を占めています。

生活習慣の改善で予防できる!すぐにでも取り組める予防法

生活習慣病は、毎日の生活改善で予防することができます。いきなり改善するのは難しいとは思いますが、徐々に生活習慣の改善を行っていくことが大切です。
1.朝食は必ずとるようにしましょう

1.朝食は必ずとるようにしましょう
朝食を抜いてしまうと、一日の生活リズムが乱れがちになり、肥満や高血圧、脳出血(脳血管疾患)のリスクが高くなるといわれています。朝食を食べる時間がないときは、コンビ二などでも手に入り、すぐに食べることできるおにぎりやサンドイッチ、バナナなどがオススメです。
2.睡眠をしっかりとるようにしましょう

2.睡眠をしっかりとるようにしましょう
睡眠不足や睡眠の質の悪化は、生活習慣病のリスクが高くなる可能性があります。
就寝前の飲酒・喫煙は睡眠の質を悪化させるので、控えておきましょう。朝食をとったり、適度に運動することでリラックスして入眠することができます。
厚生労働省によると、7時間前後の睡眠が生活習慣病の予防につながるといわれています。
出典:厚生労働省
生活習慣病のほとんどは自覚症状がなく、気がつかないうちにどんどん進行してしまう恐ろしい病気です。万が一かかってしまった場合、長期の入院や介護状態になってしまうこともあります。
日ごろから食生活や運動など、生活習慣の見直しをすることが大切です。

 

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