保険コラム

知って得する!~社会保障、税制のあれこれ~ その2

お金
2017年 08月21日

お金
2017年 08月21日
知って得する!~社会保障、税制のあれこれ~ その2

知って得する!~社会保障・税制のあれこれ~その2
ポイント
  • 人間ドックも格安で利用。ジムの利用費も、条件がそろえば医療費控除の対象に。
  • 保険適用外の体外受精費も、申請をすれば国や自治体から助成金を受け取れます。
  • ご家族が亡くなった際の埋葬費なども、2年以内の申請で補助金を受け取れます。
前回(2017.8.13掲載『知って得する!~社会保障、税制のあれこれ~』)に続き、知って得する、でも案外と知らない方も多い社会保障や税制、自治体で異なる助成金にまつわる情報をお伝えします。

知って得する、医療費にまつわる制度

≪“人間ドック助成”で、お得に健康を維持≫

人間ドックの受診は健康保険の対象外となるため、検査費用が全額自己負担になります。日帰りのお手軽なコースから、宿泊付きの全身ドックで隈なく診てもらうコースまでメニューもさまざま。金額は5万ほどから、最大で30万円ほどかかる場合も。
しかし実は、“人間ドック助成”を利用することで、負担金額を減らすことができるのをご存知ですか。中には、検査費用の7~8割の負担(ただし、上限はあり)で受診できる場合もあるため、とてもお得に健康管理ができるのです。
どの健康保険に加入しているかで助成金額、申請方法など異なりますので、ご自身が加入している健康保険のHPで確認してみましょう。

≪ジムに通うお金も“医療費控除”の対象に!≫

生活習慣病などで、治療の一環としてスポーツジムに通う場合、下記の条件を満たしていれば、その施設利用にかかった費用は医療費控除の対象になります。
① 「高血圧症」「高脂血症」「糖尿病」「虚血性心疾患」などの疾病があり、医師からの「運動療法処方箋」があること
② おおむね週1回以上の頻度で、8週間以上にわたって施設での運動が行われること
③ 厚生労働省が指定した運動療法施設で行われること
「高血圧症」「高脂血症」「糖尿病」「虚血性心疾患」などの疾病があり、医師からの「運動療法処方箋」があること
おおむね週1回以上の頻度で、8週間以上にわたって施設での運動が行われること
厚生労働省が指定した運動療法施設で行われること
自己判断で通い始めても控除の対象にはなりませんので要注意。また、通いたいジムがある場合は「指定運動療法施設」かどうかを確認しましょう。

知って得する、出産・子育てにまつわる制度

≪“不妊治療費”の助成。国からの助成+自治体ごとの助成も≫

人工授精の1周期あたりの治療費の目安は、およそ1万~3万円ですが、もっと高額になるのが、保険適用外になる、体外受精です。自由診療のため金額も病院によってばらつきがありますが、20万円~50万円ほどかかります。
そんな、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、費用の一部を国が助成してくれる制度が、『特定不妊治療費助成制度』です。1回15万円まで(初回の治療は30万円まで助成)、通算6回まで助成を受けることができます。(40歳以上の場合は、通算3回)
この助成金にプラスするかたちで助成金を受け取れる自治体もありますので、不妊治療を検討しているご夫婦は、ぜひ窓口で確認をしてみてください。

≪私立幼稚園に入園した場合は、“就園奨励費補助金”が受け取れる≫

「私立幼稚園就園奨励費補助金」は、保護者の所得状況に応じて、公立・私立間における経済的負担の格差を是正するために国が自治体に依頼している補助金制度の一つで、入園料や保育料の一部を助成するもの。これを受けるには、各自治体へ申請が必要です。また、自治体の中には、制度がない場合や基準が異なる場合があるので、各自治体へ確認しましょう。

≪ドライブに必須のチャイルドシートも補助される可能性あり!≫

お子さんができると、いろんなところに家族でお出かけしたくなりますよね。遠出をするには車での移動が便利ですが、そこで必須なのが「チャイルドシート」。実は、自治体によってはチャイルドシートの購入費を補助してくれるのをご存知ですか?

<例 三重県の熊野市でチャイルドシートを購入する場合>

第1子 第2子 第3子以降
6,000 8,000 10,000
上記のように、購入補助金が受け取れます。その他にも、無料貸し出し補助がある自治体も。購入を検討されている方は一度各自治体のHPを確認してみましょう。

利用しよう、ご家族が亡くなった際の制度

≪ご家族、ご親戚が亡くなった際の、“埋葬料・家族埋葬料”が支給されます≫

健康保険に加入している場合、葬儀費用の補助として給付金が受け取れます。こちらも、申請をしないと受け取れませんので、ご家族・親戚がなくなられた場合は、すみやかに申請手続きを行いましょう。(ただし、仕事中の事故などで亡くなった場合は、労災保険からの給付になります)
給付金は、どの健康保険に加入しているかによって異なります。上限5万円と決まっていることもあれば、「葬祭費」として20~30万円ほど支給されることも。詳しくは加入している健康保険・組合に確認しましょう。
また、請求は2年以内に行う必要がありますのでご注意ください。
いかがでしたか?知っておけば意外なところで受け取れるお金があります。知らずに損をしないためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

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