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エンディングノートとは?内容や書き方、遺言書との違いを解説 | 保険テラス
老後死亡

ポイント
●エンディングノートは、自分にもしもの事があった時に備えて、家族や友人に自分の希望を伝えるためのノートです。
●亡くなった時に備えるだけでなく、病気や介護になった場合の希望も書くことができます。
●エンディングノートにまとめた内容は、もしもの時だけでなく普段の生活でも役立ちます。


皆さん、「エンディングノート」をご存知でしょうか?”終活”に対する意識が高まり、自分にもしもの事があった時のために「エンディングノート」を書く方が増えてきています。
しかし、「エンディングノート」と遺言書とは何が違うの?どのようなことを書けばいいの?など、詳細についてあまり知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回のコラムでは、「エンディングノート」についてお伝えします。

エンディングノートってどんなノート?

≪エンディングノートとは≫
エンディングノートとは、自分が亡くなった時や、病気などで自ら意思を伝えられなくなった時、家族や友人に対して自分の希望を書き留めておくためのノートです。
ノートを残すことにより、自分にもしもの事があった時、遺された家族の負担を軽減することができます。
書く内容は人によってさまざまですが、家族や友人など大切な人へのメッセージ、葬儀や延命治療に対する希望、資産に関する内容が一般的です。

≪エンディングノートと遺言書の違い≫
エンディングノートと遺言書で大きく異なるのが、法的効力の有無です。エンディングノートには遺言書と違って法的効力がありません。そのため、財産や遺産相続などで法的な根拠を必要とする際は遺言書に書くようにしましょう。
その代わりに、エンディングノートには医療・介護など、遺言書に書けない生前の希望について書くことができます。また、遺言書と異なり、エンディングノートは何度でも書き直すことができるので、定期的に見直して修正・加筆をすることができます。

エンディングノートに書いておきたいこと

エンディングノートは、形式にこだわらず、自分の希望を自由に書くことができます。
データによると、エンディングノートに書いておきたいこととして以下のことが挙げられています。


<エンディングノートを作成するなら、どんなことを書いておきたいか>

出典:終活と遺贈に関する意識調査 2016 国境なき医師団調べ

家族や友人など、大切な人に思いを伝えたいと考えている人が一番多く、次に遺された家族が遺産のことで困らないように、資産について考える人が多いことがわかります。また、40%以上の人が延命治療の希望など、自分にもしものことがあった時の希望を書いておきたいと考えています。50代・60代と、歳を重ねるにつれて、延命治療についての関心が高くなるようです。

エンディングノートの書き方

≪エンディングノートに書く項目≫
では、実際にどのような事を書けばよいのでしょうか?エンディングノートの一般的な内容として以下の項目が挙げられます。

自分のこと
氏名や生年月日、連絡先、住民票やマイナンバーなどの基本的な情報
思い出の場所や学生時代について、趣味や好きなものといった自分にまつわること

親族・友人のこと
家系図や、友人・職場の同僚の名前と自分との関係性をまとめたリスト

メッセージ
大切な人に向けて感謝の言葉や思い出話、最後に伝えておきたいことなど

医療・介護のこと
かかりつけの病院・医師の連絡先、持病やアレルギー、常用薬の有無について
重病告知・延命治療に対する希望、臓器提供や検体登録への意思表示など

葬儀・遺言のこと
葬儀に呼んで欲しい人、希望する葬儀内容や葬儀社の有無・宗派など
お墓の形式や供養の方法、遺影に使用したい写真、遺言書作成の有無について

資産・財産のこと
預貯金・銀行の口座番号や生命保険の証券番号、公的年金・個人年金について
資産価値の高い遺留品(住宅・車・貴金属・骨董品など)

その他
SNSやwebサイトの会員情報など

このように、エンディングノートにはたくさんの項目があります。
全てを完璧に書こうとするのではなく、まずは書ける部分から書き始めることをおすすめします。
項目によっては家族と一緒に考えながら書くとよいでしょう。また、自分にもしもの事があった時に家族が確認できるよう、ノートの保管場所を事前に伝えておきましょう。
ただし、個人情報がたくさん記載されていますので、第三者の手に渡ることがないよう取り扱いには十分注意しましょう。
万が一ノートを紛失してしまった時に備えて、銀行口座等の暗証番号などは書かず、別に残しておくようにしましょう。


≪エンディングノートの入手方法≫
エンディングノートには、薄いものから厚いものまでさまざまな種類があります。
書店やインターネットで購入することができる市販のエンディングノートは、書き方の解説が記載されていたり、書く項目も豊富に用意されていたりするため、厚いものが多いです。
手軽なものから書き始めたいという方は、”終活”や葬儀に関するサイトなどで、エンディングノートを無料でダウンロードすることができますので、まずは調べてみることをおすすめします。ダウンロードするタイプのエンディングノートは、市販のものよりも簡易的なものが多く、直接キーボードで打つことができるものもあります。
また、市役所によってはサイトや窓口でエンディングノートを無料配布していることがあり、その市にまつわる情報や相談窓口が記載されていることがあります。お住まいの市役所のサイトを確認してみましょう。


エンディングノートは、 法的な効力はありませんが、自分にもしもの事があった時、自分に代わって思いを伝える大切な役割をしてくれるノートです。また、ノートにまとめた内容は、日常生活でも役立つことばかりですので、年齢を問わずどなたでも気軽に書き始めることができます。ぜひ、作成してみてはいかがでしょうか?

この記事の監修者


石井 伸彦

大学卒業後、大手生命保険会社に入社。保険金部保険金課に所属し、保険金等の支払査定を担当。その後、営業、総務・業務事務・コンプライアンスなど幅広い業務に携わる。在籍中にファイナンシャル・プランナニング技能士、第一種証券外務員、コンプライアンス・オフィサー(金融検定協会)など、様々な資格を取得。業界歴30年以上。
現在は株式会社ETERNALリスク・コンプライアンス部にてコンプライアンス業務全般を取りまとめ、保険コラムの監修なども行っている。
二級ファイナンシャル・プランニング技能士 トータル・ライフ・コンサルタント(生命保険協会認定FP) 証券外務員一種

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